「子どもを起こしたいけど、起こすのやめるわ」宣言するの、流行ってるの? | 赤ちゃんから思春期の子育てまでトータルで応援する元保健室の先生のブログ

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● 「子どもを起こしたいけど、起こすのやめるわ」宣言するの、ときに流行りますよね…

 

 

こんにちは 三浦真弓です。


時々、

「子どもを起こしたいけど、起こすの、もうやめるわ」

と、SNSで宣言しているママがいます。

 

これ、何かのタイミングで、流行ってるの!?

 

 

「高学年になったのだから、もう、自分で起きてもらいます!」

とか

「遅刻したって、それは、子どもの課題ですものね!」

 

みたいに、朝、起きて来ない子どもに対して、

「自分は、こう言う理由で、起こさないことにしました」

宣言をされているのを、見かけます。

 

へえ。

そうなんだ〜と思う一方で、

 

「お子様は高学年ということだけど、心と体の成長の視点あってのことかな?」

とも思うんです。

 

 

高学年といえば、お友達とのいざこざも増えます。

それが原因で、

朝、登校を渋っているのかもしれませんよ。

 

また、高学年といえば、体がググッと成長する時で

ホルモンバランスが乱れていて、

朝、起きられないのかもしれませんよ。

 

本来なら、親に相談したいな〜と言うことが

頭をよぎったのに

 

「もう、高学年になったから、自分で起きなさいね!」

 

なんて、言い捨てられたら、相談しにくくなりますが、

そう言う心配は大丈夫かな?

 

 

子どもの生活リズムを整えることからいえば、

子どもが小さい時には、早寝早起きをさせて、

自分で起きることができるようにしていく方が

良いですよね。

 

そうしておくと、

高学年になって、朝、起き渋るようになったら、

 

「あら?体調が悪いのかしら?

それとも、何か、起きられない理由が?」

 

と、考えることができますよ。

 

 

子どもの課題というか、親と子どもは違う人格という

視点で見れば、

 

それは、高学年になって始まるわけでもないので

小さいうちから、

子ども自身は、親とは違う人格を持った

一人の人間なんだ、と自覚していただきまして、

子育てされる方が良いと思いますウインク

 

もちろん、子どもが育っていくにつれ、

親が、直接、手を出して関わることは

減らしていくことも大切です。

 

ただ、

 

「同じ年頃の子育てをしているママが、こんなこと言っているから」

 

と言って、そういうのに、振り回されずに!

 

お子様の、今の様子、成長の様子を見て

 

どのように対応したら良いのか

考えてあげてくださいねー!

 

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学びたいな〜という方は、こちらをどうぞ。

 

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