暴言を吐いたり、物を壊したりするような反抗期はわかりやすい。 | 赤ちゃんから思春期の子育てまでトータルで応援する元保健室の先生のブログ

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● 暴言を吐いたり、物を壊したりするような反抗期はわかりやすい。

こんにちは。三浦真弓です。

令和と改元されて、新しい時代になりました。

ということで、このGWの10連休中には、

昭和から平成、そして令和へと時代が移り変わって来た様子を、映像で振り返るような番組が多かったように思います。

確かに、私が中学生時代、こんな感じの人が道を走っていたような、、、



今、あまり見なくなったような気がしています。

登下校している中高生で、制服を着崩しているような人も見かけませんね。



私の中学生時代は、スカートの丈を長くするのが流行ってました(爆)



(竹刀は、持ち歩かないけどね 笑)

これらは、

厳しい校則に抵抗する姿だったり、自分自身の内側で作られるエネルギーの発散場所を求めていたりする姿だったりします。

親や、周りの大人からすれば、時に、暴言を吐かれたり、時に物を壊されたりして、その対応に大変だったことでしょう。

ですが、

人の成長を考えると、この思春期・反抗期の時期は、大切な時期と言えます。

心と体が、ぐっと大人に向かいます。

社会に対する客観的な目が、育っていきます。

周りに流されない、自分の意見を持つようになっていきます。

とても、大切なことです。

子供の変化が、急にやってくると、大人の方も、びっくりして、その対応に迷う場面があることでしょう。

しかも、昔の子どものような(今の親世代のように)

「うるせーわ。クゾババァ〜」

と言いながら、物に当たるとか、壁に穴をあけるとか、そういう態度に出てくれると

「うわ〜。ついに、うちの子も反抗期!」

とわかりやすいことでしょう。

でも、最近は

「うーん。反抗期、なかった気がする〜。ダメですか?」

という声も、よく耳にします。

周りの大人が、反抗的な態度を出させないように、心も体も押し付けていないのであれば、

親が自覚できるような反抗期がなくても、ダメ!ということはないと思います。



そうはいっても、人の成長として、いつのどの年齢でも素直にぐんぐん成長し続ける!ということはありません。

何かに悩んだり、困った。

そして、それに対してどのように対応しようかなと、あれこれチャレンジする(または、チャレンジできずに、止まっている)

そういう時期もありますし、必要です。

見えにくくなってきているかもしれない、お子様の思春期・反抗期について、東京・名古屋・大阪で講座を行います。

お子様の成長が気になる方、すでにお困りのことがある方は、ぜひ、いらしてくださいね。