それは本当は、だれのためのモノか?ということ | 赤ちゃんから思春期の子育てまでトータルで応援する元保健室の先生のブログ

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●それは本当は、だれのためのモノか?ということ

こんにちは! 元保健室の先生で思春期反抗期の子供の育て方講師の三浦真弓です。

昨日から、新潟県の三条市における、給食での牛乳廃止のことが話題になっています。

TVのニュースでも取り上げられていましたねー。

今年初めに、京都市でも、給食を和食中心にするために、牛乳ではなくて、お茶を飲ませようと考えていることが話題になりました。

どう思われますかー?

もし、お子さまの学校給食で

「牛乳を出すのをやめます」

と言われたとき、

・えー! 給食の栄養価がさがるから、牛乳出して欲しいなー

・賛成です!


と思うか、どちらでしょうか。

私自身、牛乳は、カルシウムをとることが出来て、栄養価が高い飲み物であると言われて育ちました。

子供のときから飲んでいた、みどり牛乳が廃業になったと聞いて、悲しくなりました(T_T)

でもね。

もともと、安全でカラダにいい食べものが好きでしたが、長女を妊娠して、私の食べたものが、これから産まれる子どもの血や肉になる!と思ったとき、食べ物についてたくさん調べました。

そこで知ったのは

牛乳は、ウシのあかちゃんのためにある飲み物

ということ。

もちろん、ウシの赤ちゃんのための飲み物を、ヒトが飲んではいけないと言うことでもないけど…

・毎日、飲んで大丈夫なのかな?

・たくさんお乳を出すために食べさせているえさはどういうものなのかな?

・ウシが病気にならないように、えさに薬を混ぜていたりはしないのかな?

・たった2秒とはいえ、130°の高熱で殺菌して牛乳に含まれるタンパク質は大丈夫なのかな?(タンパク質は熱を加えると、固まるよね!)

・小学1年生だと、牛乳を先に飲んじゃうと、おなかがいっぱいになってご飯やおかずを食べることが出来なくなるんじゃないかなー?


牛乳は、給食では普通に提供されてきました。

アレルギーという視点だけでなく、牛乳というそのものの存在を考え出している自治体がでてきたということですねー。

お住まいの自治体では、特に何も替わらないかもしれません。

でも、話題になっていますから、ぜひ、一度、給食における牛乳について、考えてみてくださいね。