引退ブログ #20 なみ | 上智女子ラクロス部2024

上智女子ラクロス部2024

こんにちは!上智大学女子ラクロス部です!チーム理念として「10年後も誇れるチーム」を掲げて活動しています。2024年度は「win the moment」というスローガンのもと、チーム一丸となって2部昇格を目指します!!応援宜しくお願いいたします!

おっちょこちょいすぎてやらかすことも多いけど、本人はいたって真剣なのでいつも許してしまいます、愛くるしいやつです!🥰そんな愛嬌ガールのななかから回ってきました、なみです!

後輩に積極的に指導したり、大怪我をしているのにチームの前では暗い顔を一度も見せなかったり、幹部としてかっこいい姿を見せてくれて本当に頼もしかったです!!引退まで駆けぬけようね!!


まずはじめに日頃より上智大学女子ラクロス部の活動にご支援、ご声援をいただいております、保護者の皆様、OGの皆様、ラクロス協会関係者の皆様には厚く御礼申し上げます。
そしてリーグ戦の開催に携わったすべての方に感謝申し上げます。コロナ禍の中、リーグ戦が開催できるのは関係者の皆様の尽力があってのことだと思います。本当にありがとうございます。



毎年先輩方のブログを楽しみに読んでいましたが、とうとう自分たちの代が引退ブログを書く年になってしまいました。4年間は早かったです。


私はこの引退ブログを後輩に向けて使わせていただこうかと思います。拙い文章ですが、お付き合いいただければ幸いです。

引退ブログを使って後輩に伝えたいことは、2つあります。一つ目は「成功に近道なし、苦しい時こそ、成功への上り坂」ということです。


先輩のかっこいいプレー姿を見て、また女ラクのワイワイとした雰囲気をみて入部を決めた人も少なくないと思います。
私もそのうちの一人です。チームプレーで楽しそう、先輩方のまぶしすぎる笑顔に憧れてラクロスの門をたたきました。しかし、現実は楽しいことばかりではありませんでした。自分と同じタイミングで始めたはずの同期が、自分よりもうまくなって上のチームに上がっていく焦燥感。頑張っていたけど下のチームに落とされた時の絶望感。高校生まで“チーム分けで落とされる”という経験がなかった私にはチーム分けで落ち込んでいたことが多かったです。他の同期の引退ブログにもあるように一人一人がそれぞれ苦しく、悔しい思いをどこかで必ずしています。それでもチームの為に何度も乗り越えて、それぞれが「勝利」に対する想いで活動しています。

自分が試合に出れなかった時期があるから、今のプレーにもつながっている。
「あんな過去があったから」と反省するのではなく、「あの時期があったからこそ」と言えるように、一日一日を大切にしていってください。

上智のラクロス部は人数が多いチームで、自分はチームのために、チーム目標の2部昇格のために、何かできているかと不安になることもあると思います。私が考えるに、日々の練習に全力を注ぐこと。これだけで2部昇格を目指すチームの一員になることが出来ると思います。
一人一人が自分自身やチームにとって何ができるのか考えることが出来るチームこそが「全員戦力」となり2部にあがれるチームだと思います。

今年度副将を務めさせていだだき、たくさんの部員と話していて、思うように技術が上達しなくて焦っている、チームのために自分は何かできるのか、とたくさん相談を受けました。「苦しい時こそ、成功への上り坂」です。坂を眺めるだけでは、つらくないですが、自分自身もその場で停滞している。上を目指そうと思えば、苦しい登り坂ですが、いつか必ず登りきれます。そんな坂をみんなが少しずつちゃんと登れています。このチームは全員が自分の足で2部に向かっていけるチーム、私はそう確信しています。

このチームには本気で頑張りたい、成長したい、そして2部に昇格したい、2部の舞台でみんなと戦いたいと、互いにそう思える仲間がたくさんいます。目の前の仲間のために、上を目指し続けてください。「成功に近道なし」



二つ目「全部員に感謝の気持ちを忘れない」

私たちの練習は一人一人がただグランドに来て練習すれば成り立つものではありません。グラウンドを予約してくれる人、休日を返上して指導してくださるコーチやトレーナーの方々、毎日メニューを考えてくれる育成や各チームのリーダー陣、ゴールを組み立てたり毎日備品を完璧にこなす後輩、練習試合の相手を見つけるのだって部員の誰かがやってくれています。いつもそばで支えてくれているスタッフさんや同期はもちろん、先輩や後輩は自分が見えないところでたくさん動いてくれていることを決して忘れないでください。


自分の環境のありがたさに気づけたとき、今よりも1段階強くなれると思います。
私がこのチームで勝ちたいと思う理由は私が負けず嫌いだからではありません。
どちらかと言えば、勝負事に負けても、自分の力が相手に及ばなかったからしょうがないと自分を甘やかすタイプです。




ではなぜ勝ちたいと強く想うのか。
自分がここまでラクロスを続けられたのは、自分ひとりの力ではないと気づけたからです。自分を支えてくださったすべての人に、勝つことで笑って欲しい。みんなが部のためにやってくれた行動はこの勝つために必要なものだったと証明したい。今の私を動かしているのはこの想いだけです。武蔵戦、本気で勝ちに行きます。そして多くの人の原動力になれるような試合をします。


字数制限の問題が生じたため、各学年への感謝の気持ちを割愛させていただきます。引退後の手紙ではみっちり書かせてもらいます!
最後に、スタッフさんと所属するAチームと同期に少し書かせていただきます。


スタッフさん
今年のスタッフ陣は積極的な提案をしてくれたり、練習中の声掛けに何度助けられた分からないくらい、とても心強かったです。新しいことにチャレンジする姿勢、とても尊敬しています。みんな無くして選手の成長はありません。
どんな時も選手にプラスを与え続けてくれる存在でいてくれて本当にありがとう。


Aチームへ
武蔵戦、絶対苦しい時間も来るはず。4Qの時点で負けているかもしれない。もうだめかもしれないと応援席から思われるかもしれない。そんな時は思い出して欲しいです。ベンチで応援してくれている部員を。死ぬ気で走り切ったトレーニングを。5分で2点取り返して逆転勝利したあのスプリングカップを。
たくさんの方に支えられて練習が出来てきたこの一年。フィールドに立つメンバーは簡単に勝利を諦めてはいけないと思う。
本気でラクロスに向き合って反省して修正してまた話し合って、この繰り返しを地道に毎日毎日行って努力してきた。どんな時も全員が本気で練習してきたからこそ、不安はないです。当日は自信をもって戦おうね。みんなを信じてます。


同期へ
私たち同期は27人もいて、「学年でまとまることも大変そうだね」と一年生の頃からよく言われたよね。もちろん一人一人にたくさんの価値観があって、一つにまとまることは難しいこともあったけど、あらゆる視野を与えてくれる存在がたくさんいること、一人一人が意見を持ってしっかりと行動してくれる、そんなみんなが頼もしくて誇らしかったです。
時には本気でぶつかることもあったけど、その度に覚悟を持ってラクロスに取り組めたと思っています。心の中でちゃんと熱い情熱を持っているみんなが大好きです。みんなと同期になれて本当に良かった。ありがとう!!



拙い文章でしたが、最後まで読んで下さった方、ありがとうございます!!
リーグ戦、Vリーグ、ウィンターカップ、そして今後とも続いていく上智大学女子ラクロス部の応援よろしくお願いいたします!!




ここまで続いてきた引退ブログもラストです!さみしい!!
最後を飾るのは今年度のチームを牽引します、みほです!!
みんなが下を向きそうなとき、いつも熱い言葉をかけてチームを鼓舞し続けてくれました。
どんな時も部員の一歩前で引っ張る姿は本当に心強かったです。どんなブログを書いてくれるか、楽しみですね!!
お主将、ラストよろしく!!!