広島・尾道向島/三原|フルートレッスンと音楽の教室 アヌヴィーノ

広島・尾道向島/三原|フルートレッスンと音楽の教室 アヌヴィーノ

広島・尾道向島と三原を拠点に、フルートを中心とした音楽レッスンや演奏活動をしています。音楽や色、心のことを通して、自分らしい響きを育てる日々を綴っています。

〜戦わなくても前に進める〜


最近、ある出来事がありました。


細かいことは書かないけれど、
ある場所でライブをするかどうかを考える中で、
少し引っかかるやり取りがありました。


「なんとなく、値踏みされているような気がする」

そんな違和感がありながらも、私は最初、

「だったら、ちゃんとやればいい」
「演奏で分かってもらえばいい」
「ここで引かずに進めばいい」

そんなふうに思っていたのだと思います。


でも、人にその話をした時、

「だったら、やっちゃろうじゃんか、というのも違うんじゃないですか」

というようなことを言われて、ハッとしました。


ああ、私、また戦おうとしてたんだ。

私はこれまで、

何かを証明しなければ
認めてもらえないような気がしていたのかもしれません。


疑われたら、もっとちゃんと見せなきゃ。

誤解されたら、分からせなきゃ。

違和感があっても、
そこで引いたら負けたような気がして。

気づかないうちに、

「前に進むこと」と「戦うこと」が
同じ意味になっていた。


そんな自分に気がつきました。


でも本当は、

私は戦いたいわけじゃなかった。

ただ、音楽がしたかった。


誰かと音を重ねて、
そこにいる人たちと心地よい時間を分かち合いたかった。

ただ、それだけだった。


ずっと私は、
自分を守るために剣を持っていたのかもしれません。


だけど、それが必要だった時も、
きっと今まではあったのだと思います。

だから、そんな自分を責める気にはなれません。


むしろ、

ここまで守ってくれてありがとう。

そう自分に思います。

でも、
もういつでも剣を持っていなくてもいいのかもしれない。


分かってもらえない相手に
分かってもらおうとしなくてもいい。

すべての扉を
開けなくてもいい。

すべての人に
認めてもらわなくてもいい。


そして、

合わない扉の前から
静かに離れることだって、

ちゃんと前に進むことなんだ。


不思議なのは、
戦わなくていいと気づいた時、

誰かへの怒りよりも
感謝の方が出てきたことでした。


気づかせてくれた出来事にも。

言葉をくれた人にも。

そして、

傷つきながらも
何度も立ち上がってきた自分にも。


ありがとう、と思いました。


私はこれから、

戦って前に進むのではなく、

安心できる場所で、
信頼できる人たちと、
それでも本気で生きていく。


そんな道を選んでみたい。

音楽も、仕事も、人との関係も。


もっと、

力ではなく
響きでつながっていけたらいいな。


そう思っています。



今日の自分へ

もう、証明しなくていい。

もう、誰かに分からせなくていい。

あなたが歩いてきた道も、

積み重ねてきたものも、

あなた自身が知っていればいい。

そして、

その音を分かってくれる人と
これから出会っていけばいい。

戦わなくても、私は進める。


今は、そんなふうに思っています。




大人になってから楽器を始めた方や、

久しぶりに再開した方から、


「なかなか上達しないんです」


という言葉を聞くことがある。


でも、長く音楽を教えてきて思うのは、

大人だから上達できない

というほど単純ではない、ということだ。

頭では分かっていても、身体はすぐには動かない。


大人の方は、説明すると頭ではすぐ理解されることが多い。


でも楽器は、頭で分かっただけではすぐにできるようにはならない。


呼吸、指、口、耳、姿勢、リズム感など、たくさんのことを同時に使う。


「分かっているのにできない」


と焦ることもあるけれど、身体が覚えるには、頭で理解するのとは別の時間が必要だ。


大人になると、

「ちゃんと吹かなきゃ」
「間違えたくない」

という気持ちが強くなり、それが邪魔することがある。


でも、

正しく練習することと、間違えてはいけないと思うことは別。


間違えながら覚えることも、ちゃんと練習の一部なのだ。


そして、大人には大人の生活がある。

仕事、家事、家族のこと、体調の波。


毎日たくさん練習できる人ばかりではない。

だから私は、大人の生徒さんに「毎日必ず練習してください」と強く言うことはない。


10分でもいいし、できない週があってもいい。
また始めればいい。


まずは1小節目だけやる。
できるようになったら、2小節目だけやる。
それもできるようになったら、1小節目と2小節目をつなげて吹く。


その繰り返しでいい。


ただし、

毎日練習できなくてもいい、ということと、練習しなくても上達する、ということは別だ。


というか、


プロでも練習してるのに、練習しないで上達したいとは……。

……辛口なので、このへんで省略(笑)


レッスンは、先生と生徒の共同作業

長く教えていると、

「お金を払って習っているのに、思ったほど上達しない」

と、不満を口にする人もいた。

(え、お金と大根……例え話ね☆ の交換と同じと思ってるのか?)


でも、先生が生徒さんの代わりに練習することはできない。


レッスンでは、

課題を見つけてもらう。
練習方法を教えてもらう。
自分では気づきにくいところを修正してもらう。

そういうことはできる。


一方で、上達の仕方には、

練習量、受け取り方、身体の使い方、自分の音を聴く力、試してみる柔軟さなど、いろいろなことが関係している。


もちろん、先生との相性や教え方もあると思う。


だから私は、

レッスンは、先生が一方的に生徒を上達させるものではなく、先生と生徒の共同作業


だと思っている。


でも、上達することだけが音楽ではない。

……と書くと、少し綺麗事に聞こえるかもしれない。


もちろん、上手になりたいなら、ある程度の練習は必要だ。


でも、音楽の価値は

「どれだけ上手になったか」

だけではないと思っている。


昨日より少し気持ちよく音が出た。
好きな曲を吹けた。
誰かと一緒に演奏して楽しかった。


そんな時間も、音楽の大切な意味だ。


大人には、大人にしかできない音楽がある。

大人には、これまで聴いてきた音楽がある。
経験してきた人生がある。


そして、自分が本当に好きなものも、少しずつ分かっていて、忘れていた宝物を思い出すこともある。


大人になってからでも、学習や練習に伴って脳の働きや神経ネットワークが変化することは、研究でも報告されている。


だから、

「もうこの歳だから」

という理由だけで諦める必要はない。


若い頃と同じようにできなくてもいいし、

誰かと同じ速さで上達しなくてもいい。


でも、上手になりたいと思うなら、自分なりに楽器と向き合う時間は必要だ。


そしてその時間は、ただ「上手になるため」だけのものではないと思っている。

音を出して、聴いて、試して、また音を出す。


その繰り返しの中で、

自分の中にある音が、少しずつ自由になっていく。


私は、大人になってから楽器を学ぶ面白さは、そこにもあると思っている。


アヌヴィーノのフルートレッスン


今の家に引っ越して1年と少し。


暮らしも仕事も環境が変わって、
最初の頃は、とにかく新しい生活に慣れることで精一杯でした。

三原と向島という2つの場所を行き来しながら仕事をするようになって、
音楽のことも、セッションのことも、
これから自分がどういう形で続けていきたいのか、
少しずつ整理していました。


そんな中で、
やっとホームページまで手を入れようと思える余裕が出てきました。


以前のホームページを作った時とは、
やっていることも、私自身の感覚も、少し変わっています。


フルートを中心とした音楽のこと。

音セラピー™や色彩のこと。

話をしながら、
その人の中にあるものを一緒に見つけていくこと。

昔は、それぞれ別の活動のように見えていた気もするのですが、
今は私の中では、かなり同じところにつながっています。


今回のホームページでは、
そのあたりを一度ちゃんと整理して、
今やっていることが分かるように作り直しました。


そして今回、
ホームページのリニューアルを担当してくださったのが
大銅保幸さんです。

大銅さんは、
ホームページ制作やWordPress、アメブロのカスタマイズなど、
Webまわりの仕事をされている方です。


今まで、私は2回程ホームページ作成とリニューアル、そして、ハッキングのトラブルの時にも

大変お世話になりました。


私は、
「ここはこうしたい」
「これは何か違う」
「もう少しこういう雰囲気にしたい」
みたいなことは分かるのですが、

それを実際のホームページの形にするとなると、
当然ながら自分ではできません。

今回も、
何度かやり取りしながら、
文章を直したり、
メニューの見せ方を変えたり、
デザインを調整してもらったりしました。

私の中でも途中で
「やっぱりこっちの方がいいかも」
と変わることもあったので、
結構お手数をかけたと思います(笑)


でも、その都度対応してくださって、
ようやく今の形になりました。

大銅さん、ありがとうございました。

大銅さんのブログはこちらです。

https://ameblo.jp/pcdaiko/



今回のリニューアルでは、
全体的にグリーンを基調にして、
木のイメージを使っています。

音楽も、
色彩も、
対話も、

私の中では、
その人が自分の感覚を取り戻したり、
自分らしく表現していくことにつながっています。

その雰囲気が、
前より少し分かりやすくなったかなと思っています。

まだこれから
文章を直したり、
内容を足したりするところもあると思います。

たぶんホームページって、
完成して終わりではなくて、
自分の活動が変われば、
また少しずつ変わっていくものなんでしょうね。

今の私の仕事や、
これからやっていきたいことを、
一度まとめた場所ができました。

よかったら、
お時間のある時に覗いてみてください。

Colorful Little Flute 〜Anuvino〜

ホームページ