美味いラーメンを求めて東へ西へ。
ラーメン研究所所長・高嶋です。

食べログを見て「超濃厚豚骨」のキーワードに惹かれ、中野のトンコツラーメン店『豚野郎』へ行って来ました。
『豚野郎』!?
ネーミングからして面白い。
そして、店の場所がどこだかわからない。
中野島忠近くの住宅街の真ん中に、目立たずポツーンと。
目の前をバイクで何回か通り過ぎてしまった。

中に入ると、こじんまりした普通のラーメン店。L字型のカウンターに、席が10席ほど。

注文は食券制。
メニューは『努豚骨』『和豚骨』など色々あったけど、わからないときは一番先頭のメニューを選べ!…ということで、『努豚骨』750円を選択。

麺の硬さは店主の意向により、『硬め』限定で変更出来ず。
むむ…何だかこだわりを感じる。
味は果たして…。

店の売り文句には『超濃厚』と書いてあったが…。
いただきます。



これは…確かに濃厚。
『えん寺』ほどではないが、かなりのトロミ。
ザラっとした粉っぽさが『天下一品』と似ているか。
濃厚かつ純粋な豚骨スープだが、豚骨特有の獣臭いはほとんどない。

塩分的な意味ではそんなに濃くない。
最近、家系豚骨ラーメンばかり食べていたから、少し薄く感じるかな?
でも、このくらいがちょうどいいかも。

麺は中太に近い細麺。
硬めで歯ごたえもあり、好きな麺かも。

具材は、青ネギとチャーシューとゴマ。
いたってシンプル。

750円もする割には麺の量は少ないし、具も少ないので替え玉は必須。
替え玉2回分でも、お腹一杯にはならないかな?
量よりも質で勝負?
オリジナル性を打ち出してはいるけど、味自体はどこかで食べた感はけっこーする感じ。
ただ、売り文句通りのかなりの濃厚豚骨なので、濃厚好きな人は一度食べておきたい一品かも。