私が小学校の頃、日曜日の『世界名作劇場』で放映していた『小公女セーラ』 が最近、再放送してるんです。



当時、家族全員で集まって泣きながら観ていた気がします。

25年ぶりに観た 『小公女セーラ』
展開は分かってるのに…やっぱり泣きました。ネコ

セーラ、可哀相過ぎます。泣

時代は1900年前後のイギリス。
10歳の少女セーラは、実業家で大金持ちの父親の一人娘として、
何一つ不自由のない生活を送っていました。おこづかい

(ここからネタバレあり、注意!)

そんなセーラが、父の生まれ故郷ロンドンにある寄宿学校に入学する事になりました。
寄宿学校に特別生徒として入学したセーラ。
これからしあわせな学校生活が始まるはずでした…。幸

ところが…。

突然、父親が破した上、病気で急死してしまい、一瞬にして全ての財産を失い天涯孤独の身になります。( ̄□ ̄;)!!

そこからが悲惨な人生の始まりです。
セーラの父親の死によって色々な投資が無駄になった、寄宿学校の女校長の『ミンチン先生』メガネ
その逆恨みで、セーラを無賃金で学園の使用人としてこき使い、散々酷い目に会わせます。ヽ(`Д´)ノ

もちろん、他の使用人や一部の生徒らも、あり得ないくらい執拗にセーラを苛め抜きます。ヽ(`Д´)ノ
奴隷扱いです。はっきり言って目るに堪える内容です。(ノДT)

でも、そこは 『世界名作劇場』の主人公。
どんなに辛い目にあっても、決して泣きません、へこたれません、折れません。\(*`∧´)/

たいしたもんです。
私だったら、一週間持たずに心が折れて、テムズ川にダイブしてます。(´□`。)

周りからの執拗な苛めに遭いながらも、耐え続けたセーラ。
一年後、大逆転のチャンスがやってきます。\(゜□゜)/

破産したはずの父親の財産、実は残ってました。Σ(・ω・ノ)ノ!

経緯を書くと長くなるので割愛しますが、とにかくセーラ、父親の残した世界有数のダイヤモンド鉱山を手に入れ、見事にダイヤモンドプリンセスに返り咲きます。ベル

そしてミンチン先生、セーラを苛めた事を死ぬほど後悔して、ショックのあまりぶっ倒れます。
ああ…苛めるんじゃなかった…。泣き3
ダイヤモンドプリンセスを虐待していたことが世間にバレたら、ミンチン女学院はもう終わりだ…。gakuri*

次の日、弁護士を連れたセーラが学園を訪れます。
ああ…終わった…。ガクブル
ミンチン先生そう思いました。

ところが!
ここでまさかの事態!
セーラ、なんと!学院に対して、寄付を申し出ます。
その額、10万ポンド!(現在の日本円に換算して20億円以上)おののく

ミンチン先生、もう一度ぶっ倒れます。ガーン!!

あんなに酷い目に遭ったのに…。
それでも、世話になった恩を返したのでしょうか…。
それとも、罰するだけが裁きではないという意味なのでしょうか…。
仇を恩で返すのも、ある意味仕返しなのか…。(@ ̄Д ̄@;)

そして最後に、セーラをを苛めまくっていた女生徒が、態度を変えて握手を求めて来ます。
それに対してセーラ。
『本当はあなたと友達になりたいと思っていたの』
と、笑顔で手を差し出します…。o(^▽^)o
天使か!Σ(゚д゚;)

その後、自分に親切にしてくれた人達に対して破格の恩返しをして、周り全部を幸せにして物語は終わります。

人を恨まず、自分への仕打ちは全て許し、受けた恩は100万倍で返す…。
そして、常に自分の事よりも、周りの人達を幸せにしようと考える…。
すばらし過ぎるでしょ…。(ノ_-。)

まあ、テレビの主人公だし、現実にはここまですばらしい子は少ないでしょうけど…。
観ていると、なにか自分の心が洗い流されるような気がして来ます…。。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

私はセーラみたいな聖人ではないので、ちょっとした事でイライラする事はあります。けっこーあります。自分は小さい人間だなあ…と、よく思います。

でも、そんな時に『小公女セーラ』を思い出すと、色々な事を笑って許せる気がします。
単純です。すぐに影響されます。そこがチャームポイントです。

でも、最近はこういう内容のアニメやドラマってあまりないですよね。
今の時代にはあまり流行らないんでしょうか?

二番煎じ、三番煎じでもいいから、こういう内容のアニメやドラマって、もっとあった方がいいんじゃないかなーっていう気がします。('-^*)/