KPOPブームは対立を越える? | あくせくしたってはじまりませんぜ

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とか言いながら、けっこうあくせくしちゃってるんですが。
まあ、できればまったりと生きたいなあ。

 

KPOPの人気っておもしろいね。


政治状況とは全く無関係に盛り上がるKPOP。


まあ、政治状況を全く知らないってのもあるんだろうけど。

(そう言えば「第二次大戦で日本はアメリカと戦争した」と言うと「ウソでしょ?」と言うワカモノが多いのだとか。‥‥ガセネタかもしれんけど)


最近、職場のおばちゃんセンセが娘と一緒にえらく盛り上がってて、「番組録画して!!!」と頼まれて、スカパーの契約をした。

ははは。

で、こういう現象に関して、「日韓共に年寄りは過去にこだわって対立をしているが、若者たちの交流が、無意味な対立を氷解させるだろう」という楽観論があるのだけど、どうかなあ?
若者が交流して友好を深めるのは大いに結構なんだけど、少なくとも日本の若者は無知なだけでしょ? 無知が「本当の理解」に繋がるとはとても思えない。
この点に関しては、「歴史を忘れた民族に未来はない」という韓国の人の意見が正しいと思うな。
やっぱり歴史を知って、直視して、話し合って、その上で本当の交流や友好が成立しないと意味がないんじゃない?

【追記】

この文章を書いてから、いろいろ考えた。

「表層の理解じゃ意味がない」と書いたが、ちょっと気が変わった。「表層でもいいんじゃない?」と。
人間っていうのは、そんなに理念や理詰めで生きてるもんじゃないから、仮に表層的でも「日韓友好」みたいな既成事実みたいなのができてしまえば、もう理屈なんかどうでもよくなるのかもしれない、という気がしてきた。
例えば、戦争に負けてアメリカに占領された日本人が、何かよくわからないけどうやむやなうちにアメリカびいきになってしまったように。
歴史はそんなに理路整然とはしてないよな。それに、過去にこだわる人間もそのうちいなくなるんだし。