アスリートという職業 | 元アスリートができること

元アスリートができること

世界中の子どもたちが、アスリートを一生の職業として選択できる世の中を創る。

世界中の子どもたちがアスリートを一生の憧れの職業として目指せる世の中を創る。


自分の目指すグランドデザイン、それはどういうことなのか。


僕はずっと10歳からスキーをしてきて色々な経験をさせていただきましたがアスリートを職業としてできたことは一度もないと思っています。

僕が思う職業=生計を立てる主の動き
と認識しています。

そう考えるといつも何か他の仕事をしていたし、スキーだけで生計を立てることができませんでした。

それはトップアスリートの中でも珍しいことではないと思いますが、そうではなくしっかりとスポーツをすることで生計を立ててる人もたくさんいました。

自身のマネジメントが乏しかったためにそう言った自体に陥っただけで、そこの環境を整えることもアスリートとしての強さ、手に入れることのできる人には手に入れることができる環境ですので、現在の世の中にその点は深刻な問題はないと思っています。


ですが、現役を引退すればどうなるのか。

引退をすればごく一部のスター選手以外は何かしらのほかの職業につき、社会人として活動していきます。

そこで現役時と同等の収入、やり甲斐、知名度など、自分を最大限燃やすことのできる職業についていることは非常に少ないのではないかと思っています。


僕はできませんでした。


2017年は怪我の影響もあり多くの時間を仕事をして過ごしました。燃え尽きた感覚に襲われ、収入は上がっても何か物足りない感が常にあり、人生にハリがありませんでした。

社会人として完全な素人で何もできない自分とスキーで最前線でやってきたプライドの間のギャップに苦しんだことを覚えています。


アスリートは勝つ為に当たり前に全力を注いできた。しかしその目標に突き進んだが故に同等の熱量を持って、自分のやりたい、やれることを見出すことは本当に難しいと身をもって実感しました。


んな突き進んでたアスリートが自身の強みややってきた経験を生かして、熱量を持ってできることはなんだろう。

自分なりの答えがでました。
正しいかはわからないけどまず走ると決めて今に至ります。




さて、僕のグランドデザイン達成にはまずなにをすべきか。

それはアスリートのやってきた中で思った

ごく一部の人間を除いて
アスリート=消費期限付きの憧れの職業。

その消費期限を消滅させ、アスリートとしてやってきた経験を埋もれさせることなく、その経験を新たな価値として世の中に提供し、現役以上に輝くことのできる仕組みをつくる。


この仕組みができた後、さらなる仕組みを組み合わせることによってグランドデザインは達成されると考えています。

具体的な道は見えています。
その方向に向かってまず走ります。


吉川空