昨日は久しぶりに後楽園ホールに行きました。
新人王準々決勝が13試合行われましたが、やはりSB級の3試合は特に見ごたえがありました。
 それでは結果です。

①高橋謙太(協栄)vs 岩崎悠輝(新開)
 高橋君の3-0の明白な判定勝ち。
 高橋君の勝因は、あの簾みたいな変なトランクスを止めて、ノーマルなものに変えたため(笑)
 高橋君は新垣戦の序盤に見せたすばやい左右のステップワークは見せず、足を止めた肉弾戦を望みました。サウスポーからのいきなりの左ストレートやボディブローで常に先手を取りました。馬力ではやや上回ると思われた岩崎君は、受けに回る時間が長すぎたのが残念。ポイントは高橋君に流れていきました。
  
②松尾 翼(帝拳) vs コーチ義人(角海老宝石)
 コーチ君の2-1の僅差判定勝ち。
 序盤は松尾君のラウンドでした。右を中心にパワーで攻め立てます。
 しかし、ラウンドを重ねるにつれ松尾君のやや単調なパターンを読んだのかコーチ選手は、松尾君の打ち気をそらすようなタイミングで、左フックなどを中心にやや手数で上回ったように見えました。コーチ君および角海老サイドの戦術目の勝利か。

③鈴木鹿平(E&Jカシアス) vs 河野洋佑(新日本木村)
 河野君の2RTKO勝ち。
 いい意味で私の予想を裏切ってくれた河野君。
これ程圧勝するとは思っていませんでした。
いつもどおり序盤から鹿平君は長いジャブと足で距離を作ろうとしましたが、河野君は上体の揺すりとパーリングでいとも簡単に得意な距離に入ってきます。
河野君の攻撃でよかったのはワイルドな右とショートの右の多彩な打ち分けでした。
そして、この日も見せたヘッドスリップ。鹿平選手の右ストレートを何度か逸らしてるのはわかりましたが、きっと他のパンチも何度も意図的に威力を殺していると思います。
前回の試合より、その動作が小さくなっているように見えてわかりずらいです。
 新人でこれ程ディフェンスの上手いファイタータイプはそうそうお目にかかれないでしょう。 以前にも書きましたが、河野選手。これでアマ暦がないとしたら天才だと思います。




 チェンマイでの健太郎君の試合観戦ツアーから帰ってきてのダルさは異常なんですが、今日はどうしても新人王戦に行きたいということで、自分を鼓舞するために今日の展望を軽く書いてみます。

①高
橋謙太(協栄)vs 岩崎悠輝(新開)
 
5.5-4.5で高橋選手やや有利か?ただし、応援は岩崎選手。
岩崎選手は新人戦2戦とも難敵だったので、ボクサーとしてのレベルアップに役立ったであろう。
しかし、 高橋選手のバランスの崩れない左右へのすばやいステップワークを止めるのは非常に困難なように思われる。
 岩崎選手への応援理由は、高橋選手が前戦新垣戦で履いていた簾みたいなトランクスが自分的にはアウトだから(笑)
松尾 翼(帝拳) vs コーチ義人(角海老宝石)
 
KOなら、松尾選手、判定ならコーチ選手。(少し逃げ予想です。)
 松尾選手はアップライトでやや上体の動きに硬さが見られるので、相手としては攻め込みやすいように思うだろうが、うかつに攻め込むとそこには松尾選手の右カウンターという必殺の武器が待っている。松尾選手は今回のSB級の中で一発の決め手という点ではピカイチであるように思う。ルックスも優男なため、往年のカウンターの名手。村田英次郎。高橋ナオトさんのように育って欲しい選手である。
 一方のコーチ選手は、自らプリティボーイスタイルと称してるだけあって、キャラとしては悪役路線を目指している感があり、ややそのオーラも見せ始めている。
回転の速い連打とステップで、松尾選手の強打をさけたいところ。


③鈴木鹿平(
E&J
カシアス) vs 河野洋佑(新日本木村)
 
6-4で鹿平選手が有利か。
 鹿平選手の長いジャブと足に河野選手がどれくらい対応できるかが鍵。
ただし、河野選手は前戦ショートレンジでのヘッドスリップなどを見せただけに、かなりのテクニシャンだと思われるので、去年のSFe級の同ジムの先輩石川選手のようにシブトク勝ち上がることも考えられる。
個人的には、河野選手のまだ、見せていない隠れた技術に期待している。

 なんだか、あまり予想になってませんw









プロン坊のお遊び
 健太郎さんの試合が行われるチェンマイのメジョー大学に15時ころやっとの思いで着きました。

 健太郎君とお話するのは始めてだったんだけど、実はもっと粗野な感じでなんだか怖そうだなぁと思っていました。ところが、初対面から笑顔を絶やさぬ好青年で、ますますファンになってしまいました。
そして、彼からは試合ができる喜びを全身から感じることができました。

プロン坊のお遊び
 髪の毛をセットしてリングに向かう健太郎さんの後姿。本当に絵になっていてカッコよかったです。
そして、試合中の真剣な表情。以前見た彼より確実に大人びていて戦う男の顔になっていました。

 試合の方は、全体的に健太郎さんのスピードが上回り、ヒット数も多かったのですが、やはり敵地ということもあり、キティ選手がヒットを奪った時には大きな歓声があがっていました。
そして、キティ選手は本当にタフで私の期待どおり、打たれても全くのポーカーフェイスで健太郎さんに立ち向かってきました。
6Rまで、激しく戦ったうえ判定になりましたが、ここは敵地とはいえ、やはり健太郎さんにあがりました。
これで、見事にA級に昇格すると思われます。
 しかし、本日の息詰まる試合が見れて、わざわざここまで来てよかったです。
そして、健太郎君、本当におめでとうございます。