新人王戦がしばらくお休みですが、最近予選で負けた選手の再起戦が組まれているのをチラホラ見かけるようになってきました。
 昨日のDANGAN23のイベントは見たいようなカードがなかったのですが、「千波丈二」選手の復帰戦が組まれているのを知って、俄然行きたくなりました。
前の試合でコーチ選手に負けはしましたが、2Rに左フックを炸裂させあわやの場面を作りだしたハードパンチャーです。

 所属の勝又ジムのブログによると「コーチ義人選手にTKO負けを喫してしまいましたが、その後の頑張りは驚異的でした。身体が一回り大きくなっただけでなく、スピード、パンチ力、技術のどれもが格段に向上しました。対コーチ戦以降、ジムに来ない日が多かったと思っていたら、基礎体力からやり直して徹底的な肉体改造をしたとのこと。」との記載があり、これはかなりの期待が持てます。
 対戦相手の浅沼智博(古口)選手は千波君のちょうど倍の年齢になりますが、おそらく大手スポーツクラブのイントラさんであり、肉体はとてもよく鍛えられています。この選手も予選で敗退しましたが、最終回残り1秒のところまで粘った頑張りは印象に残っています。

 先にリングインした千波君は階級を一つ上げただけにやはり逞しさを増していました。
試合が始まると、しっかりガードをあげながらシャープなパンチを振るっていきます。
そしてひとたびいいのが入るとリミッターが切れたようにイケイケドンドンになります(笑)
こういう意気のいいボクシングはもうたまらなく大好きです。
第1Rに左フックでダウンを奪い、第3Rにはラッシュでストップ勝ちを奪いました。
これで戦績は3勝3KO1敗になりました。
 彼はルックスいいし、雰囲気あるし、これからどんどん強くなって人気者になるのではないでしょうか。




 
 完全に夏バテりました(笑)
仕事から帰ってきてバタンキュー状態が続いていて、1か月前のチェンマイの涼しさが今でも懐かしいです。
 こういう時はボクシングでも観てスカっとしたかったのですが、なかなかいいカードが組まれていませんでした。
ようやく少し観てみたいカードがあったので、久しぶりに21日に後楽園に足を運びました。

ハメド・アリ・カツマタ(勝又) vs 石川昇吾(新日本木村)



 石川選手は私の大好きな健太郎マイモンコン選手に東日本新人王決勝で勝利したテクニシャン、対するハメド選手はイランの元アマチャンプということで、技術戦が期待されました。
 試合は1Rから石川選手の左フック、オーバーハンドライトが決まり早期決着もありかなと思わせましたが、ハメド選手の意外な打たれ強さとフットワーク、そしてホールディングなどで回数を重ねていきました。
判定までもつれ込みそうな感じもありましたが、7Rに石川選手が得意の左フックなどまとめて数発入れたところで、ストップが入りました。
応援に詰め掛けていた沢山のイラン人からはこのレフェリーの判断にブーイングを浴びせていましたが、ハメド選手はそれほど不服そうな様子もなく、素直に石川選手の力量を認めているようでした。勝った石川選手は次戦は日本ランカー級と絡みたいところです。

 メインの試合は前日本L級チャンプの近藤明広(日東)選手の試合でした。
1Rに左ジャブで相手の鎧塚真也(協栄)選手がのけぞるようなシーンが見られたので、これはKO決着かなと思いましたが、その後はほぼ安全運転に終止しました。
相手の連打を上体だけでよけるようなシーンも見られましたが、こういうのは1階級上の日本Cに任せておけばよく、逆に近藤選手の持ち味の思い切りのいい攻撃が見られなかったの非常に残念でした。終盤に近藤選手の打って来いパフォもあり、ちょっとモヤっとした気分になりました。
東日本新人王戦ベスト8戦15試合。気合を入れて観戦してきました。
(自分が会場入りしたときはすでに1試合終わっていた。)
この日自分のお目当て試合は3試合ありましたが、すべて私の応援した側の選手が2Rで負けてしまうという非常に悲しい1日となってしまいました。

①古川真次(厚木平野)vs大橋健典(角海老宝石)
 古川選手の出だしは好調でした。右ジャブ。いきなりの左などでリードを奪います。
 ところが、第2R初っ端、大橋君の強打炸裂でダウンを奪われてしまいます。
 しかし、ここからの古川選手の反撃はすさまじく大橋選手は完全にグロッキーのようでし
 たが、 またも強打を一発喰らった古川選手はダウンを喫してここで試合は終了。
 古川選手あと一歩でした。
 勝った大橋選手。今まで3試合見ましたが、これといった武器は感じられません。
 しかし、不思議な勝負強さがあるのか。これで4連続KOのパーフェクトレコードです。
  準決勝はテクニカルファイターの河野洋佑(新日本木村)が相手なので真価が問われる
 ことに なるでしょう。

②大久保大騎(E&Jカシアス)vs土屋修平(角海老宝石)
 ①の試合とほぼ展開は同じようでした。ただ、土屋選手は大橋選手ほどのピンチには陥りませんでした。
 土屋選手の次は、私のお気に入り林和希選手との対戦になりました。
 林選手は大久保選手以上の超ハードパンチャーなので、土屋選手もこの日と同じくらい被弾
 するとただではすまないと思います。

③角田貴佳(三迫) vs宮﨑辰也(マナベ)
 試合前に気になったのは角田君のリング上での割れんばかりのものすごい笑顔。とても
 戦い前の表情では ありません。
 ゴングがなって、戦闘開始後、いつものスカシ系ボクシングはそのままでした。
 そのスカシ系が一気に崩壊したのは第2Rでした。角田君の18番のヨソ見?を宮崎君は見逃さず、走りよって 左フック一発でダウンを奪います。(ちょっと見、ププッとか笑えます。)
 ダウン後は、先ほどまでの躍動感は見受けられず、ズルズルとさがって被弾を続け、角田君はストップ負け となってしま いました。
  角田君は恵まれた体格、並外れた機動力をもっと攻撃面に生かす工夫が大事だと思います。
 そして、試合への集中力を高めて、カムバックしてきて欲しいものです。