まもなくゆく年、2017。
今年はひさしぶりに
舞台三昧の一年でした。
映像のお仕事も含めて、
たくさんの作品・役・仲間に
出逢えたこと、本当に嬉しく
感謝の気持ちでいっぱいです。
舞台では、
ひとつの役と長くかかわるので
愛着もひとしお。
てことで、たまには一年を
役の思い出とともに
たっぷり振り返ってみよう。
1月。
タイプス「マクベス」
・・・マクダフ夫人。
2014年にマクベス夫人として参加した本作、
今年はマクベスの陰謀で
殺される側のマクダフ夫人を演じました。
悪の華のマクベス夫人も
弱く儚いマクダフ夫人も
演じるのはどちらも同じくらい
めちゃめちゃ楽しかった(笑)。
古典の美しいセリフは、
もっともっと勉強したいな。
2月。
HAT「ブラック・ジャック」
・・・三田女史。
尊敬する手塚治虫作品の中で
一番好きな「ブラック・ジャック」の
舞台化ということで、はりきって参加。
BJ役の上田堪大さんもキマってますな。
私はオリジナルキャラクターで、
当初はヒステリックな演出でしたが、
アドリブが入るようになり
最終的には、“真面目すぎて
いちいちエキセントリックになっちゃうひょうきん者のおばさん”
て感じになりました◎
8月。
Soorasia「精霊流し」
・・・女
全身全霊で取り組んだ
セルフプロデュース公演でした。
今までの自分にない、
重厚で濃密な芝居をめざしましたが、
楽しく嬉しい思いと同時に
悔しい思いもたくさんして、
ますます芝居をやりたくなりました。
地味だけどペディキュアは真っ赤。
ささやかなこだわりでした(笑)。
日本の文学作品は
これからもじっくり挑戦してゆきます。
セルフプロデュースも
難しいですがあきらめず
ゆっくり続けたいと思います。
11月。
岡部企画「追憶―七人の女詐欺師―」
・・・トランプ占い師、メリケン・キヨ
昭和初期という
大好きな時代設定で、
ノリノリで衣装や小道具を自前で揃えました(笑)。
神田神保町界隈が舞台で、
全員が江戸弁を話す中、
ヨコハマからやってきて「~じゃん!」と
言い放つキヨのセリフ回しは
お客様にも気に入っていただけて、
ほんとうに嬉しかった・・・じゃん!!
「精霊流し」でもお世話になった
伊万里・松浦と、九州公演に立てたのも
感激・・・だったじゃん!!
12月。
タイプス「アリス」
・・・白うさぎ(ピーター)。
左上から
チェシャ猫あゆみちゃん、
3月うさぎ梨沙ちゃん、
ハートのジャック萬谷さん、
ウミガメみちるちゃん。
ウミガメとは劇中ほとんど絡まないけど
“うさぎとカメ”で撮りたかったのです◎
パワフルなアリス原愛絵ちゃん。
キャストでは舞台上で
一番動きまわっていた二人でした。
ハートのクィーン、旺なつきさん。
お芝居にストイックでみんなに優しく、
本当に素敵な先輩でした。
またご一緒できるように精進せねば。
今年最後の舞台は
一番キャストも多く一番賑やかな
「アリス」でした。
今年は人の生き死にの話が多かったので、
最後に明るいメルヘンの世界を
生きられて、子供連れのお客様にも
喜んでもらえて、大満足(笑)。
来年はどんな役に、作品に、仲間に出逢えるかな。
映像のお仕事ももっと頑張ってゆきます。
いろんな顔でいろんな役で
少しでも多くみなさまと会えますように◎
本年も本当に
ありがとうございました!!
よいお年をーっ(*^∀^*)/
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