帰って来て一番最初に感じた事。
明るくなったなぁ
なんか楽しそうな毎日
自信持てたんだなぁ
それまで、小学校でもそんなに明るく振舞うほうではなかったんですが、先生からみんなと仲良くおしゃべりする姿が増えました
自分を出してくれるようになったんで、僕は今の少年が前以上に大好きですよ
なんて、連絡帳に書いてくれていました
そんなこんなであまりその他の変化に気付いていなかったある日、
帰宅すると、嫁に少年が怒られていました。
嫁
先生からのメッセージ以降、連絡帳を全く書いていない！！
どうなってんの！！
少年
だって覚えれるから書く意味ないもん
嫁
書く意味ない事を先生が書いてねーって言う訳ねーだろが！！
と、なんともアホな天狗のなり方(笑)
サッカーでは、自分はヘタフェに行ったからとか言ったりはしないのですが、失敗してもまぁまぁまぁって感じで、なんか余裕カマしてる感じ
そんな緩い感じを目覚めさしてくれたのが、バレンシアCFのお兄さん達でした
ゲームの時に、何にもさせないディフェンス！
そして、素晴らしいパスを供給してくれるのにコントロールを失敗し続ける少年。
ケイ！何してんねん！
いつもと違う感じに、お兄さん達が戸惑った感じで言います。
そんな練習後の車中で
…
少年
パパ、今日どうやった？
…
私
自分はどう思う？
…
少年
なんもできへんかった…
私
びっくりするくらいの内容やったな…
考えを改めるべきやで
これじゃ皆の邪魔になってるだけ。
そんな話を泣きながら聴く少年。
今までは失敗は多々あるけど、それでもオッて思うようなプレイもあったり、失敗取り返そうと必至でプレスかけに行ったりと、親目線でしかないですが、失敗を取り返そうとしてるなぁと感じれる内容だったんです。
ところが、その日は失敗ばかりでしかも気持ちが折れてる。
もう何やってもダメ
この場から逃げたい
そんな雰囲気しか感じれなかった。
けどそんな経験が、少年を初心に戻した
成長の裏には、必ず失敗がありその失敗から学び、次のプロセスへと言う事を再認識させて貰えた出来事なのでした