断章1-3 また死に向って不可逆的に進行する「老化」とは、エントロピー排出機能が低下し、細胞の代謝、特に修復機能が劣化することである。 しかし、自身の老化は自身の死と異なり、その劣化を漠然と、あるいは明確に、ある人は不安と危機感を持って体感、体験することができる。かつ、その進行状態と、その先に待ち構える死を冷徹に哲学することもできる期間でもある。