3月18日(月)

 審美眼と同様、本当に深い意味で幸福になるためには、他者を正確にジャッジする「審人眼」がとても重要だなぁと思った日。そして他者を正確に判断するとは、自分自身を正確にジャッジすることでもあると気づいた日。

 

 

11:15

 ヨーガの先生と一緒に、広島市を代表する庭園、「縮景園」に。月曜日の朝なのに外国人の方々が多いのね。まあ広島市の観光は、原爆ドーム、平和記念公園、平和資料館、宮島、そしてここぐらいだからね。

 桜の開花を宣言する標本木を撮影するクルー達もいるのね。桜の開花まで、あと1週間程度かな?

 

12:00

 ナポリピザの名店「polipo」(ポリポ。イタリア語でタコ)さんに。

 おお、いい気になってドルチェまで頼むと2人で1万円を超えたのね。美味しい前菜とピザとエスプレッソとブラッドオレンジジュースをいただき、帰り際にオーナーと色々と話、とても勉強になりました。いえ、その後の情報のさまざまな精査を経て、やはり「審人眼」はとても大切だというお勉強になったという点で。

 店内にはサンフレッチェ広島さんのサイン入り歴代ユニフォームが7着ほど飾ってあり、色々お聴きすると、お店の近くに住まれているであろう、サンフレッチェ広島のドイツ人監督が最近ほぼ毎日いらしているとのこと。

 お店の方に「またいらしていただいたら、監督にお会いできるかもしれません」と言われたが、彼にお会いしたいという気持ちはまったくないので、ただ静かに微笑むだけ。

 正直な話、もはやナイーブな子供ではなく、様々な体験を重ねた結果、現在ではどんなサッカー関係者やスポーツ関係者であろうとも、彼らに積極的に、直接的にお会いしたいという気持ちはありません。それはミュージシャンや俳優さんなども同じです。観たいのは彼らのフィールドでのプレーやチーム戦術、ステージ上での演奏、ストリーミングやCD、舞台上や映画、テレビドラマ内での演技などであって、それを具現化している生身の人間には直接お会いしたい、話したいとは思いませんし、思えません。

 それは、ボク自身はまったく関心がありませんが、ディズニーランドでミッキーマウスには会いたいとは思っても、その中に入っている生身の人間と直接お会いしたい、話したいとは思わないのと同じことだと思います。

 ましてや勝利、再生回数、出演、メディア露出、ブランド価値、報酬向上、その実現のためだけに真黒い欲望を周囲にまき散らしながら生きている、かつ知性ゼロの方々とは本当に交わりたくない、特に拝金主義の腐った政治家達、詐欺的な宗教家達、自尊心の塊でしかない大学教授達、薄っぺらい社会貢献や利他を口にするビジネスパーソン達などとは特に交わりたくないものです。

 そういう人達をじっと観察していると、本当に「審人眼」が大切だと痛感します。そしてそういう「審人眼」によって、犯罪に手を染める人間を見抜く力を養わないといけないと思います。

 さあ今夜は、しっかりした「審人眼」を持って、韓国ソウルの野球場である選手とチーム、そして東京 国立競技場で、そしてそのスタンドで騒ぐアウエィ側サポーター達の振舞を極めて冷静に観察しましょう。様々な国家的犯罪に加担していることに何の罪悪感も感じず、統一的に騒ぐ方々を冷静に観察しましょう。