人生を仕舞う、終う、しまうことが「死」だと思いますが、人は自分の死を強く意識すると、さまざまなことを「しまう」、しまい始めるものだなぁと感じております。

 その最もドラマティックな「しまいもの」のひとつが、お墓の「しまい」かもしれません。ボク自身も妻と両親が眠るお墓のことを色々と考え、そして同時に自分自身の骨の落ち着き先も色々と考えています。

 でもその前に、まずは今年で競馬を完全にしまわないと。大好きな馬が走るであろう秋華賞、天皇賞、ジャパンカップ、有馬記念の4レースを最後に競馬からも完全に引退しましょう。何の後悔もないや。

 あと、人生最後に訪れたいリゾート地の高級ホテルのベランダで、バスローブを着てリクライニングチェアにねそべり夕陽を眺め、サンボーンさんの「dream」を聴き、ゆっくりと極甘口のシェリーを飲み、葉巻cohiba(コイーバ)を1本嗜んで、諸々の「しまい」作業を総括しながら眠りたいものです。