世間では、石川淳さんは、太宰治さん、坂口安吾さん、織田作之助さん達とともに「無頼派」と呼ばれているようです(本人達がどう思っていたのかは不明です)。

 ボクは高校生の時に、坂口安吾さんが大好きでよく読んでいましたが、図書館で借り、今拝読している石川さんの『狂風記』(集英社、1980年)は他の無頼派の作家達が執筆した時代と違うので、ちょっと趣が異なりますね。

 どなたかが、無頼派の作家はみんな結婚していて、その結婚生活が破綻をきたす寸前で留まっていると書いていましたが、うん、「無頼派」というネーミングは彼らのプライベートライフには適合しないのかもしれませんね。

 ボクは昨日、10km散歩したので、今日は身体を休め、明日は本格的なラダートレーニングと石段昇降とシャドーボクシング、明後日はバイクに乗って、ホンモノの「無頼派」になりたいものです。