19時過ぎに、腹筋と背筋のトレーニングを終えバスタブに浸かっていると、何んとストレスフリーな日々を過ごしているんだろう、本当に幸せな日々を過ごしているなぁと思ったんです。これは「黒い欲望」を抱かず、他者と交わらず、その上でヨーガの先生に教えていただいた瞑想や呼吸法や先日の座禅体験のおかげだと感謝したんです。

 ところで、水上勉さんの『五番町夕霧楼』は、三島由紀夫さんの『金閣寺』の「アンサーノベル」として書かれたらしいんです。「アンサー」か、いいなぁ。日本には古来から「返歌」の伝統があるもんね。ボクも優れた哲学者の論考に対する「アンサー論考」を書きたいし、ボクの『スポーツ哲学入門』に対するアンサー書が出版されると、とても嬉しいな。

 でもそのアンサー書がストレスの原因になったりして。ストレスフリーが一番、その状態こそが幸せなんだとボクは思う。

 そうだ、今秋、京都に行ったら、五番町遊郭跡を訪れよう。東京では亀戸と玉ノ井だな。