「金剛」と聞いて、俳優の「ストロング金剛」さんを思い浮かべる方はなかなかですね。

 ストロング金剛さんは、森崎東監督の「塀の中の懲りない面々」にも特異な役柄で出演されていましたよね。その映画に出演されているケーシー高峰さん、植木等さん、藤竜也さんもさすがの演技だったなぁ。柳葉敏郎さんの役柄は似たような経験をされた方をよく知っているので、ちょっと静かにほほ笑んだなぁ。原作者の安倍譲二さんと糸井重里さんの出演理由にも納得、納得。

 そしてその「ストロング金剛さん」の以前の名前は、「ストロング小林」さんであり、ストロング小林さんは、1960~80年代に国際プロレス → 新日本プロレスで大活躍された偉大なプロレスラーでしたよねー。小林さんの戦いを観戦された経験のある方は、もっとなかなかですね(金剛さんは2003年より以前の小林さんに改名されています)。

 でも仏教の世界では、金剛とはダイヤモンドを指示し、ダイヤモンドのように意志や決意が固いさまを表現します。

 その金剛を冠とした経典『金剛頂経』を読みながら心を清澄にする予定が、昨日ふと、今度出版する原稿が気になり、昨日の深夜と今日も8時間ほど校正をしてしまったんです。一体、ボクはいつまで校正するのでしょうか。

 そして今朝1時頃に、作業をしていたデザイナーXさんのデータに勝手に上書きをしてしまい、デザイナーさんの作業がすべて消去されるという大きな失敗まで犯してしまい・・・・・。

 でもデザイナーさんは、「金剛」のように透明で美しい心の持主で、「何があっても絶対にやりとげる」という「金剛」のように意志の固い方なので、今はちょと叱られただけで何とか許していただいておりますが・・・・・。

 何でも先に謝るという、「先手謝罪」という「金剛」の鉄則に従って生きるボクなのですが、どうか何卒ご容赦を、本当に申し訳ありませんでした。

 さあ今から深く懺悔しながら『金剛頂経』を拝読し、心を浄化して、もっと「先手謝罪」に磨きをかけましょう。