こんにちは。


前回はチェンライ裏通りにあるバーに2日連続で行き、ある女性と出会ったところまでお伝えしました。

今回はその続き、3日目にそのバーに行った際の出来事を書きたいと思います。


さて、その夜も行きつけとなったチェンライの麺類専門店を後にして夜20時過ぎバーへと向かいました。

画像


その日はまっすぐ中へと入り、昨日途中から一緒の席に座った別の女性にコーラを注文しました。


ほどなくしてコーラが運ばれ、その女性は私も飲んでもいいよね?という軽い質問を僕に投げかけ、その手は同時に冷蔵庫に伸びていました。


そして、もう一人その女性の同僚も現れビールを注文して同じボックス席に座ることになりました。


頭の中は昨日の女性にどうやって2人きりで違う場所で会いたい旨を伝えるか。


その事しか頭にはありませんでした。


内心焦っていた(昨日の女性が新しいお客さんと座ってしまう可能性を考慮)のですが、あからさまに目の前の女性2人にその旨を伝える勇気がなく、どうしたものかと時間を消費していました。


彼女たちはタイ東北部イサーン地方にある都市ウドンターニー県からこのチェンライに来ているということでした。


何故イサーンからチェンライに?という質問ははぐらかされてしまいました。

30分ほど経った時、一計を案じました。

それは、昼間セブンイレブンで買っておいたドラえもんのグミを昨日の女性の子供に渡すという口実で、彼女を呼んで来て貰うというものでした。


程なくして、昨日の女性が現れました。


「呼んでくれてありがとう」と言う彼女は、
笑顔を含む挨拶と同時に前日同様、コーラをウィスキーで割ったセーンというドリンクを自分で作りコップを僕の杯に「コツン」とぶつけました。


乾杯ね!と言う意味のタイ語と同時に。


そして先程、隣の料理店に注文したグン・ジェー・ナムプラー(กุ้งแช่น้ำปลา)(エビのナンプラー漬け」新鮮な生のエビを殻をむいて、ナンプラー・ライム・にんにく・唐辛子などで味付けし、パクチーやミントと一緒に食べます)の残り3尾をパクパクと食べてセーンをグビグビとコップの半分まで飲み干しました。

お腹が空いていたようです。

先程はお店の軒先でソムタム(ส้มตำ)(タイ東北地方(イサーン地方)発祥の代表的なサラダ料理です。青パパイヤを細く千切りにし、にんにく・唐辛子・ライム・ナンプラー・砂糖などと一緒にクロック(石臼)で軽く叩きながら和えた料理です)をパクパク食べていましたし。


後から聞いたのですが、仕事が終わるのは深夜0時。その後バイクタクシーで帰路に着いたら、すぐ寝てしまい、起床は16時頃。


その後シャワーを浴びて、化粧と着替えを済ませたら出勤。


だから、20時頃に1日で初めての食事を摂る。

どおりで痩せているわけだ。


しかも、手も足もあまり血色がよくないような。

さて、頃合いを見計らいドラえもんのグミをテーブルに並べました。


「セブンイレブンで買いました。高価な物ではないので申し訳ないのだけど、良かったら息子さんに渡してください」

彼女は「セブンイレブンに売っているんだね。ありがとう!」とお辞儀をして、自分のバッグがあるお店の裏にグミを持って行きました。


その話しを聞いていた女性2人は、
「私たちも子供いるよ〜」と携帯電話の待ち受けになっている子供達の写真を見せて来ました。


1人の女性は、12歳の男の子と6歳の女の子。
もう1人の女性はなんと生後3ヶ月の男の子。


生後3ヶ月って首も座っていないし、3時間置きに泣くんじゃなかったかな?


仕事をしていて大丈夫なのかな。
毎日ビールを何杯も飲んで電子タバコを吸っているし。

子供達が住むウドンターニーに帰るのはタイのお正月ソンクラーン期間中だけとの事でした。


「それじゃあ子供達は寂しいよね?」
「私も寂しいよ。だから毎日LINEで話しているよ」

僕も単身赴任で1年間、当時3歳の息子と平日だけ離れて暮らした経験があるので、子供がどれだけ辛いのかは想像できます。


月曜日の朝5時。
僕がこっそり家を出て行くのを察してどんどん早起きになり泣きじゃくる息子の姿を後に家を出なければならなかったのは身を切られるような想いでした。

父親ですらそうなのですから、母親と離れている子たちは毎日、どれほどの悲しさ寂しさを我慢していることか。


そういう女性達の背景を知ってしまうと、
女性達がたまにタイ料理を勧めて来ても、
「お腹は空いていないけど、好きな物を食べていいよ」という気持ちになりました。


「もう一杯飲んでいい?」と聞かれても、1人5杯までならいいかなと、トイレに立った際にお財布と相談し、自分を納得させていました。

これも後から聞いたのですが、

彼女達のビールや前述のセーンはお客が払う金額が100バーツ。

彼女たちは半分の50バーツを受け取るそうです。


1杯飲んで50バーツにしかならないので、最低3杯は飲まなければ、アパートからお店までのバイクタクシー往復代、お店での自分達の飲食代、衣装代、化粧品代がペイしません。


ところが、8月中旬のチェンライはまだ雨季の最中で観光客は少なく、毎日お店は閑古鳥がないており、お客は僕だけ。
初日は白人が2人来店していましたが1杯ビールを飲んで早々にお店を後にしていました。

そこで、女性達は少しでも稼ぐために僕と杯を交わしたいと希望せざるを得なかったわけです。


ただ、バンコクのように1杯気を許したら、何杯も立て続けに飲んでいき、30分で3杯というアグレッシブさはなく、30分で1杯。


それも都度、もう一杯飲んでいいですか?とと聞いて来る慎ましさがあります。


そういうところがチェンライにいる人たちの良さなのかなと改めて感じました。


さてさて、そんな事を考えていると、
グミを置きに行った彼女が帰って来ました。


最初から座っていた2人の女性が席を立った隙に、Google翻訳画面のスクリーンショットを彼女に見せました。(言葉で伝えてしまうと、2人の女性に伝わり気まずくなってしまうと考えたので)

「嬉しい、ありがとう😊」という表情を見せて、
「じゃあLINEを交換しよう」と言われ、今後の連絡はLINEで翻訳機能を使って行うことになりました。


明日、電話してね!


という彼女に別れを告げて帰路につきました。


お会計は、合計で約1500パーツ。


彼女と女性2人が4杯〜5杯ずつは飲んでいて、
3時間も滞在したのに安過ぎる。。


赤裸々に先日の内容を思い出しながら書いていると長文になってしまいました。


ご覧いただきありがとうございました。

次の日、僕は彼女にお店の外で会えたのか?
それについては、次回お伝えさせていただきたいと思います。