多くの患者さんやクライアントさんを
カウンセリングする中で、
ちゃんと治療をしてるのに、
アドバイスは完璧に出来てるはずなのに、
なぜ、上手くいかないのかな?
少し良くなるけど、なぜここで
ストップしちゃうのかな?
と感じる事が多くなりました。
上手くいくはずなのになんで⁈って
そんな事をぐるぐる考えていたら、
私がいわゆる現代医療の外にも目を向ける
きっかけとなったエピソードを思い出した。
6年前くらい?その時、
フツーに保険の皮膚科のクリニックでバイト
しててフツーの処方と治療をしてました。
んで、ある日アトピーの5歳くらいの女の子と
ご両親がやって来て、
「娘がひどいアトピーなんです。
私たちがどんなに努力しても、
有名な先生の所に行っても治らないんです。」
と相談されました。
使ってる薬はすでに二番目に強いステロイド
ステロイドも保湿剤もちゃんと
毎日欠かさず塗ってるし
食べ物も栄養バランスを考えて
手作りのご飯をしっかり食べてるとのこと。
でも、治らない
ご両親の悲痛な顔が忘れられない…
もう、うつ手がないくらい、
前医の処方もご家族の頑張りも完璧だし、
私は途方にくれました…
その女の子は、顔や体中に
それはそれはお辛いであろう
ひどい真っ赤な湿疹が広がってました。
診察中、私が話しかけても
目を合わせてくれず、
一切喋ってくれなかったんですね。
ご両親は共働きでとっても忙しい美男美女。
ふと、お母さんに、子供とどれくらい時間を
一緒に過ごしてますか?
と聞いてみました。
そしたら、
「朝から私たち夫婦は仕事に出て、
夜遅くに帰ります。
普段はお手伝いさんがいてくれて、
幼稚園のお迎えもご飯も全て彼女に
まかせてます。」
「私たちと一緒に過ごせる時間は
この子にステロイドを塗る時間
数十分だけですね」
とおっしゃられました。
これを聞いて、特に良い悪いとか
そんな感情は一切私には無かったですが、
ご両親に怒られる覚悟で
「お忙しいのは分かります。
でももし、お二人の中でどちらかが
お仕事を休めるのであれば、
数時間だけでも一緒にご飯を食べて、
お話して、触れ合える時間を
持つことは出来ますか?」
と、お願いしてみました。なんとなく。
なんでこの時こんな事を言ったのか
今も謎
この時、ご両親のお顔はひきつってたけど
もう打つ手がないくらいの治療はしてたので
お願いしました。
そして、1か月後。
なんと、、!!
信じられない事が起きてたのです!
って、長くなったので、続きは次回に