皮膚症状は本人からのSOS?!~心と皮膚はつながっている~ | 【美容内科×美容皮膚科】皮膚科医ユンの美味しく食べて美肌になるブログ

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はじめまして!現役皮膚科医のユンと申します。

体の内側と外側、両方からアプローチし根本的な美肌へと導くお手伝いをオンラインでしています。あなただけの
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皮膚科医として11年目。今まで何人の患者さんを診てきただろう……

数千人?いや数万人は診ていると思う。皆さんもご存じ、皮膚科領域での治療の主役は、ステロイド治療になります。

 

 

例えば重症の薬疹とか、血管炎とかの自己免疫系の疾患とか、アナフィラキシーショックを起こしちゃうアレルギーとか…これらにはステロイドは必須な状況が多いです。。命に関わるからショック!

 

 

ただ、日常のクリニックでこういう疾患にはそうそう頻繁には出くわさなくて。実際にはアトピーや蕁麻疹、ニキビ、軽い湿疹とか水虫とかがほとんど。ニキビや水虫などは省いて、アトピーを代表するこういう慢性皮膚疾患にも、ステロイド外用薬はほぼ100%といっていいほど処方されるのではないでしょうか?

 

 

最初はすごく効いた気がするけど、その後再発はかなり多いし、皮膚症状がかなり良くなった!と思ってこちらが喜んでても、患者さん自身は精神的になんだか落ち込みが増えたりとかするもんで。。。

 

 

発生学的に皮膚と神経は同じ外肺葉から出来るから、メンタルと皮膚はそれなりに関係していると思うビックリマーク

 

 

ここでエピソードをひとつ。

以前、勤めていたクリニックで、9歳くらいのアトピーの子がいたんだけど、どんなにステロイド塗っても治らない、こちらと顔も合わせてくれなかった。ある日、ふと家庭環境を聞いてみたら、父母ともに朝早くから夜遅くまで働いていて、その間はお手伝いさんを入れて、ご飯も一緒に食べることはほとんどなかったそう。親子の唯一の時間といえば体に薬を塗る時だけでした……

 

 

そこで「お母さん、お父さん、5分でも10分でもいいから触れある時間を増やしてみてください。休日はできるだけ手作りのご飯を作って一緒に家族団らんしてみてください。。」と、キレられる覚悟で提案してみました滝汗

 

 

その1か月後……まさかの皮膚症状がめちゃくちゃ良くなっているではないか!!しかも一言もしゃべらず目も合わせてくれなかったその子が、「キャハハ!!ママ、ママ!」と言って笑っているのでとてもビックリ!!ラブ

 

 

なんでも、「どちらか一方は家にいるようにして、ご飯もなるべく作って一緒に食べるようにして、仕事を減らしました」、とお母さん。心なしかお母さんの表情も柔らかくなったこと(#^^#) (※もちろん皆事情があるので共働きで必死に働いている方々を責めているわけでは全然なく、あくまでこの子にとって必要だったのはお母さん・お父さんとの触れ合いだったという話なので悪しからず)

 

 

 

この一件があってから、やはりメンタル面はかなり皮膚に出てくるんだなと痛感したと同時に、皮膚だけチョコチョコ治療していて、大事なものを見ていなかった自分が少し恥ずかしくなったのでした。

 

 

 

それ以来アトピーの原因はいろいろあるけど、やはり対症療法だけだと限界がある…やはり、アトピーはじめ体に出ている症状は必要があるから出ているわけで、本人からのSOSなのではないか!? それを抑える治療ばかりしていないか自分ガーンあせる

 

と感じるようになりました。こうして私の栄養療法や漢方、ほかの自然療法への探求が始まったのです……ニコ

 

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