先月の大阪旅行のハナシの合間に、、、現実に戻ってごめん。
(大阪旅行は先月の中旬に行っている)
今日はね。
行方不明になった利用者Mさんの捜索届の手続きをしてきた。
Mさん。
5日前から所在不明。
自宅にも帰っておらず、食事支援している施設にも顔を出さなくなり、日中活動のB型事業所も無断欠席。
しかし、Mさん。
遁走癖があって。
年に2回ぐらいは、2日とか3日とか、いなくなる。
が、せいぜい3日で帰宅してくれる。
はずが、帰ってこない。
っつことで。
4日目の昨日に、待ってる私が限界。
関係機関と連絡を取り合い、今後の対応について話し合う。
結果。
今朝、1番で所轄の警察署に捜索願届の手続きに行ってきた。
私も慣れたものよ。
まず、最後に私たちが接触した時の本人が来ていた洋服を、職場の安全カメラを巻き戻して確認。
直近のレクの時の写真で本人のお顔のわかるアングルのものを印刷。
親戚や家族に連絡して届の許可と、本人から連絡がないか確認。
そして、警察に聞かれるだろう内容の資料(本人の生活歴や立ち寄りそうな場所の土地勘など)を持参。
これぐらい準備しとくと手続きが早い。
私ね、職業柄、捜索願届を出しに警察署に行くことってたまにあるのだけど。
今回、驚いたことがある。
っつのはね。
警察署のロビーとか、エレベーター横の掲示板とか、生活安全課の掲示板ってね。
前から市民が親しい行方不明者の「探しています」というチラシが貼れるスペースがあるのだけど。
そのチラシがね、目に見えて増えている。
驚くぐらい。
、、、それは認知症の高齢者だけではなく、本当にお若い人たちの写真も同じぐらいあって。(未成年もよ!!!)
ちょっと、、、、私はショックだった。
この人たちは、、、一体、どこにいるのだろう。
と。
この一見、平和に見える日本だけど。
こんなに多くの人が行方不明者になっているんだ、、、と知ると怖い。
どこまでが自発的な家出で、どこまでが犯罪などに巻き込まれているのか。
と、考える。
そして、あらためてMさんを思う。
何があったとしても、帰ってきて欲しい。
きちんと話を聞くから、帰ってきて欲しい。
と、願い祈る日々が続きそうだよ。