ヨーロッパふたり旅2日目!

旅1日目はひたすらにオランダを目指すフライトのみとなっています。

今回使う航空会社はエディハド航空で、カームラがお世話になるのは2回目です。まずは乗り換え先であるアブダビまで向かいます。

成田空港で搭乗待ちをしている時に、
サラちゃん「フライト時間って何時間?」
カームラ「え?知らない。8時間くらい?」
サラちゃん「見てみる〜ッ…!12時間…」
カームラ「嘘…!そんなの聞いてないよ?」

へぇ〜アブダビまでって結構かかるですね。
カームラたちが勝手に8or9時間くらいだと思い込んでたばっかりに12時間という数字を突きつけられた時の衝撃がすごかったですけど、まあいいでしょう。

17時半発だったので、離陸してすぐに機内食が出てきて、しっかりと完食し後はひたすらにスリープモードに入りました。


色々な航空会社を乗ったきたカームラですが
エディハドの機内食はそこそこ美味しいんですよね\(^o^)/
機内食に出てくるおひたし系とかサラダ系ってだいたいマズイんですけど、エディハドはそこそこ美味しいんです。

ちなみに左奥にある「藻がいっぱいある汚い池」みたいなやつは抹茶プリンでめちゃ美味しかったです。この見た目だと口つけない外国人とか居そうですよね。

サラちゃん「前にカタール航空乗ったとき、味はそんなに美味しくないけど、出てくる回数が多くて好きだった。餌付けのタイミングが抜群なんだよね。」
カームラ「アエロフロートっていう悪名高きロシアの航空会社で出てきたライ麦パンがレンガ並に硬くてドン引きした記憶あるわ。」

という会話をしつつ、先にサラちゃんは長々とスリープモードに入っていきました。一方カームラは巷で有名な「ボヘミアンラプソディー」を見たのですが、この映画のすごい高評価な噂を聞いていたために、勝手に映画の期待値爆上げしすぎて、実際見にてみると…あまり面白くなかった!というモヤモヤ感を一人で感じていました(゚∀゚)

その後もモヤモヤ感を抱きながら、隣でスースー寝ているサラちゃんを横目にしながら、カームラは一人寝付けないでいました…。

エディハド航空はみんなが寝静まっている時に、起きている人だけに「甘いキャラメルポップコーン」を配ってくれるのですが、今回もそのポップコーン配給タイムに遭遇し、カームラがポップコーンを受け取る寸前に!ムクリと起きて!シレッとポップコーンを受け取って!すぐにモグモグ食べて!また睡眠へと戻っていった!サラちゃんでした(゚∀゚)
(↑サラちゃん曰く「カロリーの匂いがした」
ということで起きたそうです)

その後も日本時間の深夜3時頃に機内食が出てきたのですが、その際にも
サラちゃん「あー!お腹すいたァー!」
カームラ「普通に考えて深夜に食べてるからねコレ。」
サラちゃん「もうカラダは現地時間になってるのかな?順応性の高さ」
カームラ「いやいや、現地も夜中だからね?関係ないからね?」
という話をしつつ、日本から12時間のフライトを終えてアブダビ空港に到着しました。


ふたり旅1日目から2日目へと移行です。
相変わらずアブダビ空港は綺麗な空港です。
手前で体育座りして寝ているのがサラちゃんです。アブダビ空港のWi-Fiはかなりサクサクに使えるのですが、充電できるエリアが限られているのが少し難点です。それ以外はこうして足を伸ばして座れる椅子が多くあり快適です。

さあ〜ここから次のフライトまで9時間もありますよ〜(゚∀゚) 待つのはいいんですが、着いてから3時間後くらいには二人ともかなりお腹が空いてきてしまいました。

サラちゃんは空港で買ったおにぎりを食べ
カームラは家近くのコンビニで買った5本入り105円コスパ最強メロンパンスティックを食べて飢えを凌いでました。

カームラ「ちょくちょく食べてるから地味に太りそうだよ」
サラちゃん「今食べてるものは上空高度1万メートルの気圧によって圧縮されてるから、実質カロリーゼロやでッ!(゚∀゚)ドヤァ」
カームラ「あ〜それあり得そうだわ〜ウン」
などと話しながら、タラタラと9時間を過ごしていました。


が明けてとなりました。
暇だったので二人でずっと乗る飛行機を眺めていたのですが、
サラちゃん「ロストバゲージしたら、マジでどうしよう〜」
カームラ「無駄にトランジット長いから、どっか荷物に行っちゃいそうだよね。暇だから荷物運びでも手伝いに行く?」
サラちゃん「機内に運ばれてる荷物が全部自分のバックに思えてきた」
カームラ「希望的観測すぎるよソレ。まあ気持ちは分かる」

今までロストバゲージを食らったことのない二人なのでロスバにビビっていますが、アムステルダムにはそれなりに長くいるので、最悪な状況でもどうにかなりそうです。

そして、午前9時にアブダビを出発して、
約7時間半のフライトでアムステルダムへと向かいます。

次のフライトでも食べては寝ての繰り返しでアムステルダムへと到着しましたー!
12時間フライト+9時間トランジット+
7時間半フライト28時間半をかけて日本からオランダへとやってきましたー\(^o^)/

そして!カームラ36カ国目となるオランダへと上陸しましたァー!\(^o^)/
(↑ロストバゲージもありませんでした!)

空港から市内へは電車で15分ほどで出れるのですが、チケットの買い方が全然分からなくて…。おっきなチケットインフォメーションで「この駅に行きたい」と見せれば、チケットをくれるので人に聞いた方が楽です。
市内への片道チケット4.7ユーロ=587円!高え(゚∀゚)


電車乗り場です。心なしか天井が高い気がするのは気のせいですかね。

「やはりオランダは物価の高い国かぁ…。仕方あるまい…。」と思っていましたが、地元の人が使うようなスーパーでパン4つと水1.5L買っても2.3ユーロ=290円!だったので、そこまででもないですね。なんとか生きていけます。


スーパーのパンコーナーはヨーロッパではとてもお世話になりそうです。

この日は空港からホテルに向かい、速攻で買い物を済ませて、シャワーを浴びて夜7時半には就寝したカームラでした。

今回のブログはなにせ移動日であったため、
書くネタがあまりなかったのでサラちゃんとの会話を多くしてみましたが、昨日今日のブログで「サラちゃんが食いしん坊さが如何程のものなのか!」ということがよくお判りになったかと思います。

んまぁ〜カームラも人の事は言えませんが、
こんな感じの食いしん坊サラちゃんとの旅がいよいよ始まる!という事を念頭に置いて頂ければいいと思います。

さて!いよいよ明日から現地からの様子をお届けしたいと思います。カームラの疲れ具合によってはブログの更新が早くなるか否かが決まるので、どうか長い目で見てお付き合いくださいまし( ✌︎'ω')✌︎

それでは!また次回ィー!\(^o^)/


はぁーい\(^o^)/お久しぶりです~!

進撃の女子大生ことカームラです~(゚∀゚)


いやぁ~遂に!遂に!この日が来ました!

カームラ!学生最後の長期旅行ッ!( ✌︎'ω')✌︎

友だち2人40日間ヨーロッパ南下政策の旅ッー\(^o^)/!!


ハァイ!ということで、

カームラがブログを再開するということは、

そういうことです。カームラの旅も再開するということです!


早速ですが、今回の旅の詳細について。

まず今回カームラと一緒に旅をしてくれるお友達はカームラと同じ大学の子「サラちゃん」という名前です。

今後ブログでもよく登場すると思うので、名前覚えておいてください。


サラちゃんとは大学1年生の時に同じゼミに所属していて、初めて会った時に「あの子座ってるのに机が小さく見える…。もしや身長かなり高いのでは??」と思い、そこから高身長同士仲良くなって今に至る感じです。


お互いに高身長なのも共通点ですが、

もう一つの共通点が「2人ともよく食べる」

大学2年生の時にサラちゃん九州旅行に行ったのですが、熊本では夜にラーメン3軒ハシゴして食べたり〜(゚∀゚)

大学近くのケーキ屋で2人でホールケーキ買って、その場で2等分にして食べたり〜(゚∀゚)


ちなみにサラちゃんとの九州旅行の際に、

「一緒に卒業旅行行かない?ヨーロッパ!」

という話が出て、今に至る感じです\(^o^)/

つまり構想から実行まで3年の歳月を費やして、今日という日を迎えました。


と、まあ2人の爆食いエピソードは他にもあるのですが、とりあえず身長が高くて!よく食べて!よく寝る!2人がヨーロッパを旅しよう〜というのが今回が大まかな流れです。


カームラサラちゃんはお互いに「食」に関しては命かけている人種なので、今回は旅の間に「食」に関する争いを巡って一波乱あるかもしれないですね…。


旅に出る前にカームラのオカンから何度も

「いい!暴飲暴食はやめなさいよ!食べ物美味しいからって暴食はやめなさいよ!」と釘を刺されております。


さて!次に紹介するのは今回の旅程です!



デデンッ!\(^o^)/

上からオランダ→ドイツ→ベルギー→フランス→スペイン→ポルトガル→モロッコという順番で南下していきます。前半部分はまさにサッカー強豪国ですね。ちなみにカームラはスポーツ観戦は好きですが、サッカー観戦だけはどうしても性に合わないのであまり見ません(←サッカー好きな人すみません)


カームラ遂にアフリカ大陸に上陸します!

初のアフリカ大陸です。あとはオーストラリア大陸と南極大陸に上陸すれば5大陸制覇ですね!ここまでくると一体カームラは何を目指しているのでしょうかね…。


そして、冬のヨーロッパ!ということで…。

さぞかし寒うございますでしょうよ。ええ。

ちなみにですけど「世界積雪ランキング!世界で1番雪が多いのはどこの都市?」っていうの皆さん分かりますか?


カナダ??アラスカ??ロシア??北欧?

さーって何処でしょうね〜(゚∀゚)

実は1位!2位!3位!

その上位3位がなんと我らが日本!(゚∀゚)!


1位 青森市    2位 旭川市     3位 札幌市

という結果なんです(゚∀゚) 日本パネェ(゚∀゚)


なぜ急に雪の話をしたかというと、

冬のヨーロッパとか極寒すぎてヤバいかもしれないとビビっていたカームラですが、調べてみると日本もかなりヤバイから、ヨーロッパも大丈夫かな!うん!という謎の理論を展開して、自分を落ち着かせたという訳です。


最後の最後にスペイン!フランス!という大学生の卒業旅行の定番コースを旅程に組み入れてますが、最初のオランダや最後のモロッコは少しマイナーと言いますか、定番ではないですね。


7カ国!16都市!を!約40日間!をかけてサラちゃんと2人でヨーロッパを縦断しに行っちゃいたいと思います!


以上が今回の旅の詳細でした〜\(^o^)/

さて出国は1時間後に迫っているのですが、ここで前日のサラちゃんとカームラのLINEを見てみましょう。



今までにカームラは7回ほどバックパッカーとして旅に出ていますが、毎度のことながら出国前日はこのようなナーバス状態に陥るのです。


何ヶ月も前から準備をしたり、ホテル予約したり、どこに行くか決めたりするときは楽しみすぎて楽しみすぎて仕方がないのですが、何故か旅の直前になってくると「あ〜行くのヤダなぁ〜面倒臭いなぁ〜家に居たいわぁ」という心理状態になってしまうのです。


たぶん長期旅行だと準備の段階で「ん〜これで準備完璧な気がするんだが、何か足りない気がするぞ〜う〜ん…。」という若干不安な気持ちがいつまでも払拭されないんでしょうね。

もう散々バックパッカーしてても、一人旅じゃなくても、このようなナーバスガールになってしまうカームラです。もちろん行っちゃえばナントモないんですけどね\(^o^)/


そして、サラちゃんとの会話は続き〜。




何はともあれ、今のご時世「金とスマホ(+パスポート)」さえあれば世界中どこでも生きていきますよ。とにかくスマホは命なので、それを充電するケーブルはまさに人間でいう大動脈に等しい役割と言っても過言ではないでしょう。


さらに、カームラは海外変換プラグも毎回2つか3つほど持っていくようにしてます。2年前の東欧旅行で変換プラグをホテルに挿しっぱなしにしたまま置いていったことがありまして…(゚∀゚)


スマホの充電ケーブル大動脈なら、

さしずめ変換プラグ右心房or左心房と言ったところでしょうか(←?)


つまるところ「旅はスマホとお金さえ確保しておけばオールオッケー!」ということです


今回は一人旅ではなく、サラちゃんとの二人旅である上に、サラちゃんもバックパッカー経験者なので頼もしいです。サラちゃんは青春18きっぷ東京から九州まで行っちゃうような子です。


さらにサラちゃんのパッパはアメリカ人で、

英語がかなり達者なので、今回の旅でカームラは人型Google翻訳機を連れて旅をするような感覚でいるので、とてもとても頼もしいです。 


今回はあまり書くことがありませんが、

学生最後の旅という締め括りなので、旅先からのブログ更新頑張ってしていきたいと思います\(^o^)/



この写真は2016年の東欧旅に行く際の写真です。バックに何も貼ってないところに若さを感じますね。



そして時が3年流れ、2019年現在。

ぁあ〜。なんか時の流れめっちゃ感じる!!

着ているウィンドブレーカーウユニ塩湖でチャックを破壊しましたが、今回もお世話になります。


てことで!

日本→アブダビ→アムステルダムというフライトで行ってきます!\(^o^)/


カームラ!とサラちゃん!

進撃の女子大生2人で行く!ヨーロッパ旅!

スタァ〜トッー!!!レッツゴォ〜\(^o^)/


(※もしかしたら、ヨーロッパのどこかで!誰かと!会うかもしれないのでお楽しみに〜)









はい!どうも!カームラです\(^o^)/
予告していた通り番外編ですよ\(^o^)/

なぜ今回初の試みである番外編を書いてまでナショナルギャラリーについて書こう!
かと言うと、
「ナショナルギャラリーにある絵画!有名なの多くない!?って言っても、絵画もその背景を知ってると知らないとじゃ全く違うんだよなぁ。よしっ、せっかく行ったんだから、カームラが頑張って紹介しよう!」って思ったからです。

なので、今回は絵画をカームラ流に紹介しよう!という番外編です。つまりただの自己満でもあり、カームラのお勉強会でもありますのでご了承ください。

その前に少しだけ、なぜカームラが絵画好きになったのかを先に申し上げます。

姉が使っていた世界史の資料集が見るのが好きだったカームラは、小学3年の時におばあちゃんがお土産で「バチカン市国の絵画集」をくれました。その絵画集を見たカームラは「これ絵なのにスゴイ!」と純粋に思い、そこから色んな絵画に興味を持つようになりました。特に興味を持ったのはレオナルド・ダヴィンチ

そして、小学4年生のときダヴィンチの受胎告知が日本に来ていて、おばあちゃんと一緒に見に行った際に「初めて見るホンモノの絵画…写真とは色合いが違う…古いから少しヒビが入ってる…なんか古ぼけた匂いもする…これがホンモノ…」と思いました。実際に絵画を見る事に魅力を感じた瞬間でした。

それ以降は学校で知った絵を調べたり〜本を読んだり〜など独学で知りつつあるというのが、カームラの絵画変遷です。

さて、前置きが長くなりましたが、
早速!ナショナルギャラリー絵画の紹介!

(※今回のブログは長編となっています。)
(※以下の解説はカームラの独自解説なので、
間違った考察を含む場合もあります。その点を了承した上で本編へお進み下さい。)


「岩窟の聖母」 レオナルドダヴィンチ作

はい!きました!最大の見所!にしてカームラがずっと見たかった作品!ちなみに、ダヴィンチ先生の作品を自分の目で見るのはこれが2作目のカームラです。

しかし!「岩窟の聖母」はこの世に2枚!?存在している上に、ロンドンにあるモノは
「弟子が描いたモノ説」があるのです(゚∀゚)

1枚目はルーブル美術館にあり、構図は全く同じ絵なのですが、登場人物の役回りがチト異なるのです。教会の依頼を受けて描いたダヴィンチさんですが、教会との金銭トラブル&絵に文句を言われたダヴィンチさんは、
「あー!もう分かったよ!1枚目はもういい!教会の望むように描けばいいんでしょ!」と言い、1枚目は売却し2枚目を描いたのです。そして2枚目を描いている頃にはダヴィンチは「最後の晩餐」に取り掛かってたので
2枚目は弟子説があるのです。

一方で、修復の過程の中でナショナルギャラリーは「やっぱこの絵画もダヴィンチが描いたやつよ」と発表しましたが、ダヴィンチが本当に描きたかった本来のモノとはかけ離れたモノでしょう。

「ダヴィンチさんの本物の絵画だぁ〜(゚∀゚)」
と喜んでいたカームラですが、実はダヴィンチさんの本意でない絵画であったということです。



「愛の寓意」ブロンツィーノ作

ちょっと官能的(゚∀゚)な絵画ですが、上にはオッサンがいるし、左端のちょい下には頭抱えて嘆いている人いるし、蛇みたいな女いるし等の「情報量が多い絵画」です。

センターのティアラの女性はヴィーナス
左隣がキューピット(=エロス)で二人ともルネサンス時期での愛の擬人像です。
後ろの嘆いている老婆は「嫉妬」を表し、
対となる右の男の子は「愛」の象徴であるバラを陽気に投げつけようとしています。男の子の後ろの蛇女は「欺瞞」を表し、上のオッサンは全てのものに君臨する「時の翁」を表し、左端上の女は「真理」を表しています。

つまり「何が言いたいの〜これ〜(゚∀゚)」っていう状況です。

この絵画はイタリアのメディチ家からフランス国王に送られた絵画です。当時の画家は、
「パッと見ただけでは意味がわからない難解かつ意味を含ませた絵」を描き、鑑賞者はその解読に挑戦するという絵画鑑賞法宮廷での知的遊戯でした。

つまり「この絵はこのような意味が隠されているでザマスね。こんな風に絵画を解読できる私はなんて知的なんザマス〜↑↑」という状況ですね。

洗練された知識階級の人たちのために絵画が描かれ、見る人の教養や知識を問うモノだったという訳です。

さて、絵画の話に戻りますが、
実はこの絵画の主人公の二人は親子関係…!
キューピットヴィーナス息子なんです。
全然親子っぽくない!むしろこれが親子ならこれはアカンやろッ…!ってなりますよね

絵の本当の意味は分からなくても、この絵画のアブノーマルな感じは分かります。カームラもしばらく見てました。当時の人がこの絵画を見てどのような感想を抱いたのか気になります。


「空気ポンプの実験」 ダービー作

世は啓蒙時代!「知は力なり!」
科学の研究が飛躍的に進歩し、宗教より科学が人間が救うという考えに移行した時代!

そんな中、科学者が貴族や富裕層の家へ行き
科学実験を行う出張サービスが流行り、知識を身につけることが貴族のステータスとなっていった…。という時代背景がこの絵画にはあります。

この絵画では「真空ポンプ実験」をしている真っ最中です。実験内容は「ガラス瓶を真空にしてインコちゃんを息絶えさせてしまおうか!?」というもの。

手前の親子は「実験に興味津々!!」
奥の女の子は「もう勘弁してよ…無理…。」
左奥の男女は「実験なんてどうでもいいわ〜
このままお互いに見つめ合うだけで良い…」
右の奥の助手は「先生まだかな…てさ鳥死ぬなら鳥カゴいらなくない?」という状況ですかね。

一番のポイントはセンターの科学者である人
見るからに胡散臭い感じがするのはカームラだけでしょうか。

まだこの時代は「科学と魔術」の境界が曖昧だったため、金稼ぎが目的の胡散臭い自称科学者が多くいたことでしょう。この絵画のオッサンが本物の科学者かどうかは分かりませんがね。一枚の絵から多くのストーリーが見える絵画でした。



「醜い公爵夫人」 マセイス作

誰が見ても「醜いよ…コレ…」となるのは仕方のないくらい醜いです。若者のドレスを着て、胸を無理矢理寄せ集めてる感じも醜い。寄せ集めた胸がしわっしわなのも醜い。

これが描かれたルネサンス時代はムッキムキの肉体美が賞賛された時代であり、しわっしわの老婆は蔑まされる時代でした。

そんな時代の老婆とは、
老婆は醜い=着飾る老婆は滑稽=滑稽な老婆は見る人の優越感を高めるという酷い縮図の中にいました。

「年老いたおじさんは?」というと、
老年男性は富や権力の象徴であり、尊厳ある姿で描かれることが多いのです。

美を讃える時代だからこそ醜い者&老いた者をめっちゃくちゃにバッシングする時代だったんです。ルネサンスといえば「文芸復興をし、近代的価値を創造したすごい時代〜!」と言われてますが、本当は「一方をよいしょと持ち上げるために、その他を貶めるという程度の低い事をしていた」というのが実情です。
一見するとただの醜い老婆の絵画ですが、
その裏には時代に蔑まされた人たちの実情を表していた絵画でした。


「グラハム家の子供たち」ホガース作

見るからに裕福な家庭で育ち、贅沢な生活をしているであろう子供たちの絵です。

一番左の赤ちゃんなんて丸々と太ってて、さらに可愛い衣装も着てて可愛らしいですわ。
この赤ちゃんの名前は「トーマス君」
え!?男の子なんですかぁあ!?!?(゚∀゚)

当時は幼児の死亡率が高く大切な跡取りである男の子は何としてでも長生きして欲しいと願う時代です。しかも女の子より男の子の方が死亡率が高かったそうです。そのため両親は大切な男の子を守るために、男児にはわざと女の子の服を着せて、男児を女の子と見せかけて死神の目を誤魔化し、男の子を守っていたそうです。

のちの国の王となるような、家の名を継ぐ子の跡取り問題ですから、何としてでも男の子を守りたかったのでしょうね。

さらに!この絵画には続きがありまして…。
この絵が完成した直後に…トーマス君は…。
あっけなく病死してしまったのですッ…!!

やばい…リアルに本当にあった怖い話だわ。


「パリスの審判」ルーベンス作

この絵画を一言で表すと「美女コンテスト」
これはギリシャ神話の有名なシーンの一つ。

天界で「もっとも美しき人へ」と記してある金のリンゴが投げ込まれました。

「このワタシが1番ビューティフォーよ!」
と名乗りを上げたのは、3人の女神!とは、
ヘラ!アテナ!ヴィーナス!

3人は美女判定ゼウスに頼んだが、
「いや、マジこれさ…誰を選んでも絶対文句言われるパターンのやつじゃん…」と悟ったゼウスさん。

そこで「もう地上の人間に任せよっと!じゃあそこの若い男!お前決めろ!!」と丸投げした先にいたのが羊飼いのパリス君。

パリス君も天界から召喚された女神3人の前にビックリしたことでしょうな。さらに追い討ちをかけるように女神たちは自分が勝つためにパリス君を買収しようとします。

ヘラ「この私を選んだら広大な領地と絶大な権力をあなたにあげるわよ!」

アテナ「私はあなたに輝かしい名誉ある戦勝を授けましょう。」

ヴィーナス「あたしを選んだら、人間界における最高の美女をプレゼントするわ!」

女神たちによって唆されたパリス君が選んだのは「じゃあ最高の美女で…///」そして人間を巻き込んでの美女判定はヴィーナスの勝利に終わり、パリス君は最高の美女である「スパルタ王の妻 ヘレネ」を誘拐し、美女を満喫しました。

はーい!ハッピーエンド!!\(^o^)/
ではなく!!本題はここからですよ!!!

やはり人妻を誘拐したのはやばかったぞ!!
パリス君の判定に怒り狂ってたヘラとアテナがスパルタ王「パリス君のいるトロイアと戦争しましょ!!私たちも協力するから!」を戦争を促し、その戦争でパリス君は戦死
トロイアも滅亡しましたとさ〜。

ギリシャ神話は神々たちのクズエピソードが多くて、けっこう面白いですが、美女判定だけで人間を巻き込み、戦争にまで発展させた女神たちはぶっ飛びすぎ〜(゚∀゚)という絵画でした。


「アルノルフィーニ夫妻」ファン・アイク作

これは婚礼の儀式をしている場面です。
足元のブサ可愛ワンちゃん「忠実と地上の愛」を表し、左下端にあるサンダル「結婚の宗教的儀式」を表しています。

新婦のお腹ぽっこり感からして「おや?もしかしてデキ婚ですかぁ〜?(゚∀゚)」と思いますが、これは当時のファッションです。当時は妊婦のような体型が美しいとされたので、女性はお腹に詰め物を入れてまでお腹ぽっこりを再現したそうです。

新郎は服装に違和感さをMAX感じます。
まず時期がらしいのですが、夏場にその服装は自殺行為じゃろうに…(゚∀゚) めっちゃ日光を集めるブラックカラーを全身に纏っちゃってます。
そして、やたらデカイ帽子を被り、さらにショルダーバックが秒で落ちる程のなで肩加減の持ち主です。

この絵画は調べれば調べるほど色んな解説が出てきて困りましたが、とにかく新郎の服装に違和感感じまくりのカームラでした。実際に見るとなんか引き込まれる作品です。


「ヨハネの首を取るサロメ」カラヴァッジォ
題名の通り首を切られてしまったヨハネさん
首を切って皿に乗せているのはサロメさんではなく、皿を持って目を逸らしている女性がサロメさんです。

とある宴で素晴らしい踊りを披露したサロメさんは宴の主催者から「ダンスまじ良かったよサロメちゃん!!好きなもの何でもあげちゃうよ!!」と言われたサロメちゃんは「じゃあね、ここの監獄にいるヨハネさんの首をくださいな」

何でもあげちゃうよ!と言った手前「そんなことできないわい…」と言えない主催者は、監獄にいるヨハネさんを引きずり出して、ヨハネの首を看守に切らせてサロメさんに渡したというシーンでした。

それ以来サロメさんは「悪女と言ったらサロメ」という通り名で有名になりました。

では、なぜサロメさんはヨハネさんの首を欲しがったのか。という疑問があります。

宴に参加してたサロメさんサロメママ。
実はサロメママは宴を挙げている主催者と不倫関係にあったのです!
そしてサロメママ主催者が結婚しちゃう?と話している時にヨハネから「不倫関係で結婚とかあり得ないっすよ。マジないわ〜」と糾弾された事に腹を立て、ヨハネは牢屋に入れられました。

そして踊りを披露したサロメ「なんでもあげるよ!」と言われたのを見たサロメママ「私たちの幸せな結婚を邪魔したヨハネが憎たらしいから、ヨハネの首をください!って言いなさい!!いいわね!!?ヨハネの首よ!!」と娘に命令しました。

ママの要望に従ったサロメさんが実際にヨハネの首を受け取った時「うっわぁ…マジで首じゃん…マジかよ…」と思っているかのように目線を逸らしているように見えます。

つまり、ママの復讐心と陰謀により中世から近代まで「悪女」として名を馳せてしまった可哀想なサロメさんでした。

どう考えてもサロメママ、お前の不倫がダメなんじゃないの??と思うカームラでした。


「大使たち」ホルバイン作

これは有名なだまし絵の作品です。
ガタイの良い男が凛々しい格好で立っている絵画です。左の男なんてムッキムキすぎて肩にバスケットボールと胴部に布団でも入っているんじゃないかって思いますよね。

目線の男達の足元に向けるとなんかある…?
そうです。ちょっと見え難いのですが、少し画面を右に傾けて見ると細長いガイコツが描かれているのです。

これは「死を忘れるな」という意味が込められているそうですが、まるでパソコンで加工したようにガイコツを仕込んだホルバインさんは単純にすごいなと思いました。


「ひまわり」ゴッホ作

あーもうこれは説明するまでもない有名作!
こちらはゴッホさんのひまわりですね。
ゴッホさんは「ひまわり」という作品を7点制作し、その内2枚は日本にありました。

1枚は損保ジャパン日本興亜美術館にあります。そして、もう1枚のひまわりは「幻の芦屋のひまわり」と言われています。
かつて兵庫県にありましたが、第二次大戦の大空襲で残念ながら焼失してしまいました。今はなき作品なので「幻」と呼ばれているのです。

意外にも日本の身近にあったゴッホの「ひまわり」でした。


「ヴィーナスとマルス」ボッティチェリ作

あまりにも横長すぎて正面から撮れませんでした。横長に描かれた理由「婚礼衣装箱の側面用の装飾」として描かれたからです。

婚礼用という事は、この絵も結婚用の絵画。
右でグデェ〜と眠り切ってるのは軍神マルス
左でマルスを見守っているのが愛の女神ヴィーナスで、二人の周りで遊ぶ子供たちという幸せそうな夫婦生活シーンです。

しかしこの絵画には隠しテーマがあります。
軍神がこんなに油断し切ってグッスリ寝ていていていいのか。いやマズかろう。しかも軍神マルスの大切な鎧や武器で遊んでる子どももよく考えると、それはマズかろう。

つまりここから「愛は戦=暴力に勝る」という意味があるそうですが、カームラ的には「愛に溺れて油断すると痛い目に遭うぞ(゚∀゚)」っていう意味もありそうだなって思います。

カームラとしてはぜひ後者の意味でこの絵画を推し進めていきたいと思ってます(゚∀゚)


「鏡のヴィーナス」ベラスケス作

これが描かれた時代のスペインのカトリック教会は超厳格でした。つまり裸体の絵画は御法度でNGだったのです。
それでも王直属の画家であるベラスケスは葛藤しながら「裸体はダメだけど…せめて後ろ姿だけでも…」と思いながらこの絵画を描いたそうです。

「いけない事をしている…」と思いながら絵画に取り組んだベラスケスさん。さらにこの絵画のヴィーナスの後ろ姿がリアルすぎて、見てるこっちまで「いけないものを見ている気がする…」と思ってしまいます。
これ腰と脚の曲線とかリアルすぎません?(←オヤジ目線)

鏡に映るヴィーナスの顔がボヤけているのは
「しっかり描いてしまったら教会にシバかれるかも…でも少しだけ…描こうかな…」というベラスケスのジレンマなんですかね。
ともかく巨匠の描いた裸体はめちゃくちゃリアルで良いと思います!!(←オヤジ目線)


ドーニャ・イザベル・デ・ポルセール ゴヤ作
はい、これで最後の作品です。
単純に「え!この女性めちゃ美人じゃん!」
と思って、この絵画を撮りました。

この絵画はゴヤさんの友人の妻の肖像画で、
この美人さんは25歳で、夫の50歳!?
どの時代にも美人と金持ちの年の差婚はあったということですねぇ〜(゚∀゚)

最後になって雑になりましたが(゚∀゚)
え〜と、長々とカームラ流に解説をしてきましたが、絵画なんて自由に見ればいいと思います。
カームラは絵画鑑賞好きですけど、見る速度はかなり速い方だと思います。パァーッと見て、気に入った作品に戻るって感じです。ただ「この絵画ってどういう意味なんだろう」と感じた時に、ジィーと見たり「よし、あとで調べてやろう」と思ったりします。

今回のナショナルギャラリー解説もカームラは元々絵画の意味を知っていた訳ではありません。ロンドンで見て気になった絵画を日本に帰国した後に調べて「はぁ〜こういう絵画だったのね!面白いノォ〜」と思った絵画をカームラ流に紹介させて頂きました。

絵画は聖書や神話や宗教をモチーフにしていることが多いので、絵画を調べるだけで色んな事を新たに知ることができます。そしてカームラが紹介した絵画はあくまでも諸説ある中の一つに過ぎないので、今回のカームラの解説は「そういう説もあるのね〜」くらいに軽く受け取ってください。

カームラが紹介した絵画以外にもナショナルギャラリーにはたくさん絵画があります。
自分で絵画を調べるのは大変ですけど、少しでもナショナルギャラリーへ訪れる際の参考になればカームラも嬉しいです\(^o^)/

以上でロンドン!ナショナルギャラリー!
絵画13点!!をご紹介しました〜( ✌︎'ω')✌︎

さてさてさて!話は変わりまして〜〜!!
カームラ!最後の長期旅行!?!?(゚∀゚)
ヨーロッパ南下政策!40日間の旅ッー!!
がいよいよ来月に迫ってきました。早ッ。

今回は大学の友達との2人旅で参ります。
出発する前に準備と旅程をまとめたブログをあげようかなと思っていますので、そちらの方もよろしくお願いします( ✌︎'ω')✌︎

いや〜今回は結構文字を書きましたわ〜。
ちなみにこのブログは全てスマホで文字を打っているんですけど、今回のブログ…7500字書いた…大変だった…(゚∀゚)

長々と書きましたが、最後まで見てくださった方、ありがとうございます\(^o^)/

では!また来月に会いましょう\(^o^)/