このままこの町にいたら、自分は腐ってしまいそうだ。
このままではきっと自分は、平然とした顔で、お代官様に山吹色のお菓子を持っていける親父になってしまう。
だからいっそ、完膚なきまでに破壊為尽くしてしまいたい。
そう思う一方で、やはりこの町を愛している。
自分の力で、町を変えてゆきたい。
そのためには、家業を継ぐ必要があるだろう。
しかしそうしてしまえば、たぶん自分は腐っていくのだ。
『君の名は。Another Side:Earthbound』より
勅使河原くんの語りにグッときてしまった……。
悪い意味で素直だから、困っている様子を見ると放っておけない。
身近な人の役に立つことが正義なんだと思ってしまう。
でも、違う。
組織の常識は、社会の常識とイコールにはならない。
2つが大きくずれた時に「これは違う」と思う必要がある。
組織にいる場合、組織の常識をすべて受け入れていくことは、楽だ。
でも、人間としては、考えるのをやめた瞬間に腐っていく。
本当に大事なことは何なのかを、常に考えていかなきゃいけない。
信念を貫きとおさなければいけない。
誰も自分を守ってはくれないから、自分を守れるのは自分だけだから。
最近キツかった。
あの人に、この時期に出会えていなかったら。
でも大丈夫。みかんの箱には、まだ片足しか突っ込んでいないはず。