2024/9/6(金)の高尾山
こちら↑の記事で載せきれなかった写真をもう少し…
10:30
往復1号路。
植物に目を止め、足を止め。
30cm〜50cmぐらいの大きな蜘蛛の巣があちこちにあった。晴れた日に蜘蛛の巣を撮影するのは難しくて、やっとわかりやすく写った🕸️
少し低くなった陽の差し方と、少なくなってきたミンミンゼミの音。子供の頃の夏休みの終わりの時期、8月下旬ごろを思い出す。
以前の職場で大阪出身の人が
「大阪は人間だけじゃなく、セミも声が大きくてうるさいんやで」
と言っていた
南方、西日本分布のクマゼミのことらしいけど、温暖化の影響で東京にも進出してきているんだって。
これを聞いたのは15年ぐらい前。
歩きながら、なぜか昔のことを色々思い出した。
ケーブルカー高尾山駅近くの自動販売機。
ここでも昔の記憶が蘇る。
2016年秋、ハイシーズンの日曜日。
山梨から来てくれた友人と2人で高尾山ハイク。
ディズニーランドみたいに人が多い1号路を歩いて登った。
「飲み物は重いからあとで買えばいいよね」
なんて言っていたら、
自販機の飲み物が全て売り切れ。
1本も残っていなかった
お団子も売り切れ。
お弁当持参だったから昼食には困らなかったけど、500mlのお茶1本を2人で分け合って飲んだ苦い思い出
リフトもケーブルカーも長蛇の列。
当時、山歩きに不慣れだった私達には下山も歩くという選択肢はなく、リフト乗車の整理券を受け取って、喉が渇いたまま長いこと待ってから下りた
あれ以来、山とか田舎方面への外出の際は、飲み物を最低1人1本は必ず持ち歩くようにしている。
ちなみに今回は帰るまでにわたし1人で
お水500ml×4本とコーヒー200mlを飲んだ。
切り株アート
テーマ:お月見🌕
うさぎさんの上に置かれているのは栃の実?
そういえば、途中で
赤ちゃんドングリも見つけたよ
薬王院
納札堂
紐の切れた御守りをやっと返納できた。
久しぶりのまともな山歩きにしては足取り軽く歩けると思っていたのだけど、こんなに何枚も写真を撮ってしまうのは、無意識に休憩をたくさん取っているということだな。
福徳稲荷社
ここも今まで写真を撮ったことがないのに撮影。
可愛い狛狐さん。
人懐っこいワンちゃんみたいな笑顔
高尾山 山頂
12:24
山頂までまた2時間近く掛かったけど
まぁいいか〜。
高尾山を歩き始めた年は、少しでも速く登頂することに価値を見出していた。
でも2年目は、少々急いだところで、わたしの足では大して速く歩けないことがわかり、開き直ってのんびりモードになってきた。
そうしたら、色んな景色が見えるようになり、植物や生き物にも気付きやすくなった。
低山歩きって、シニアになってからも楽しめる、良い趣味だな~
早く歩きたいのは、トイレを気にする時。
高尾山稜コースとかセブンサミッツ(フクロウや龍の木彫りのコース)を歩いてみたいけど、トイレがないらしいので、なかなか行く決断が出来ずにいる。
↓このフクロウのいるコース
行くなら、トイレ回数が少ない暑い時期なんだけどね…。
ゆっくり歩いていると、色々目に付くようになり、先日の記事で、切り株アート付近の電柱のシールが気になると書いたのだけど、
別の場所でも見つけてしまった…
外国人から見たら、これと同じでしょ、ってことなのかな…
電柱のシールの言語をアプリで調べていたら、シニアおじさまに興味津々で声をかけられた。
理由を説明すると、おじさまは
「お嬢さんはしっかりしているねぇ〜」
とニコニコ感心していた。
「お嬢さん」って、
一体いくつに見えたのだろう。
喜んで良いやら恥ずかしいやら
中年のおばさんを「お嬢さん」と呼ぶのは
みのもんたぐらいじゃないの
そういえば わたしの父も、タレントの大久保佳代子さん(53歳)のことを「あの子」って言うし、高齢者にとってはわたしは「お嬢さん」なのか…
しばしお話をしていると、そのおじさま、わたしのことを韓国女優のユナさんに似ているとおっしゃる。
ワタクシ、ユナさんを存じ上げず、検索してみたら若くてとても美しいお方。
こんなに綺麗な方に似ていると言われたら、さすがに嬉しいと言うよりは恐縮しきり
全然似ていません
かすってもいません
わたしとの共通点は、
髪の長いアジア人女性だということだけです
中年になると、アイドルがみんな同じ顔に見えたりするけど、高齢になるとアジア女性が皆同じに見えるようになるのかもしれない
わたしがブログで顔出ししていたら、非難轟轟の大炎上ですわ
そんな
初秋の高尾山の記録。
これにて、完。