ななミル生誕祭とLollipop♡CHU

7月5日に開催されたなないろ∞ミルキーウェイ・夏宮みずほ・小桜みりあ生誕祭では多くのアイドルグループが祝福にかけつけた。

レディミューズ、Le☆miel、Lollipop♡CHU、Star☆T、プリンセス物語。

いわゆる王道アイドルグループで、安定した人気と実力、そして素晴らしい楽曲が備わったグループばかり。そのため、個人的には曲を知らなくても彼女たちのライブを心から堪能することができた。

ところで、いわゆる地下アイドルグループの場合、失礼ながらそれらが備わっていないグループが多い。また、個人的にはパフォーマンスが醜くて耐えられなくなることもある。

なないろ∞ミルキーウェイが魅力的なグループだからこそ、優れたグループが駆けつけてくれたのだと私は思う。地下アイドルの中にはななミルの主催に呼ばれたり、ななミルをゲストに呼べることを目標にしているグループだってある。ななミルは12月に現体制終了を予定しているが、ななミルのメンバーには「自分たちがつくりあげてきたグループがいかに素晴らしいのか」客観的にみてほしいと思うことが多々ある。

今回のゲストのLollipop♡CHU。

2週間前に開催されたLollipop♡CHUの定期公演にななミルが出演。また今月開催されるLollipop♡CHUの戸崎凛音さんの周年イベントにはななミルがゲスト出演予定、さらにはななミル・兎未めろ生誕祭にもLollipop♡CHUがゲスト出演するなど、最近、ななミルとの交流が多いグループである。

生誕祭の2週間前に開催されたLollipop♡CHU定期公演。定期公演というこどあり、Lollipop♡CHU目的のファンが多めであった。しかし、ななミルがパフォーマンスを披露したとき、フロアはピンク色と水色の光に包まれた。

水色はななミルのプロデューサー兼アイドルの夏宮みずほさんの色。そしてピンク色は兎未めろさんのピンクである。かつて兎未めろさんはLollipop♡CHUの柚木未瑠さん、戸崎凛音さんと同じグループに所属。そのため、兎未めろさんに対して、プロ野球選手が地元に凱旋して試合に出場するようなあたたかい声援が贈られた。

さて、話を戻して夏宮みずほ・小桜みりあ生誕祭での

Lollipop♡CHU。ななミルの生誕祭ということもあり、今回はななミル目的のファンが中心。今度はななミルのファンが「ろりちゅー」のメンバーにあたたかい声援を送った。

Lollipop♡CHUは王道の中の王道アイドル。

甘い甘い世界をとことん追求したグループである。全力とか青春といった世界観のななミルとは少し違った素晴らしさがある。

その日も可愛らしさ全開のパフォーマンスを披露。フロアは大盛りあがりであった。

また、個人的には今回の生誕祭でも披露された「片想いJewelry」は隠れた名曲だと思う。他の楽曲とは違って、ろりちゅーらしい甘い甘い世界観ではないかもしれないが、エモさとせつなさを感じるメロディーと歌詞が素晴らしい。あまりにも良い曲だったので超有名アイドルのカバー曲かと思ったが、Lollipop♡CHUのオリ曲とのこと。今後の音源化やPV発表を期待したい。

最近、Lollipop♡CHUの人気が上がってきている感じがするが、パフォーマンスはもちろんのこと、素晴らしい楽曲に恵まれていることも一因だろう。個人的には甘い甘い世界観も良いが「片想いJewelry」のような世界観も続けてほしいと思う。

このように、Lollipop♡CHUは夏宮みずほ・小桜みりあ生誕祭にて素晴らしいパフォーマンスを披露した。前述のとおり、なないろ∞ミルキーウェイとの共演も今月だけであと2回予定されている。また、8月4日には【「ねっ♡CHUしよ？♡」- Lollipop♡CHU 1st One-man LIVE -】が名古屋・栄にあるX-HALLにて開催予定。

個人的には、対バンのときはもちろんのこと、ろりちゅー目的でも一度ライブを見てみたい。ひそかにそう思った素晴らしいライブでした。

※Lollipop♡CHU はライブ中の撮影禁止なので、ステージでの写真を掲載できません。お詫び申し上げます。

(続く)