藤が丘サンバ歌いすぎ問題と蜂蜜★皇帝 | そのままさんのそのままでいいか!

藤が丘サンバ歌いすぎ問題と蜂蜜★皇帝

去る10月23日、名古屋栄シャングリラというライブハウスにて「Aqueur pre Brand New Landscape」という女性アイドル?の対バンライブが盛大に開催された。主催はAqueur(アキュール)。ゲストは蜂蜜★皇帝、No♥️AF。




このライブの主催であるAqueur、そしてAqueurの運営がプロデュースするアイドルグループ・モードラのライブといえば、一回のライブで同じ曲を何度も熱唱。ファンを唖然とさせたことが多々ある。いわゆる「藤が丘サンバの歌いすぎ問題」である。持ち歌がなくて同じ曲を歌うのなら仕方ない部分もあるが、決してそういうわけではない。しかし最近、Aqueurは運営側の心境の変化により、「藤が丘サンバ」は一回のライブで一回しか歌わないようになってきた。さすがに度重なる「藤が丘サンバ」の歌いすぎに対して運営側もちょっと飽きてきたであろう。その日もAqueurは「藤が丘サンバ」を一回しか歌わなかった。



しかし、そのイベントで蜂蜜★皇帝がAqueurの運営が度々行う良くない?マネを犯してしまった。



蜂蜜★皇帝は岐阜を拠点に活躍するアイドルグループで、長年の実績がある。そのため曲のレパートリーが多い。



その日の一曲目は「まっすぐに咲く花」。

関西地区で放送される高須クリニックのCMソングにも使われている曲である。蜂蜜★皇帝というグループは知らなくても、「まっすぐに咲く花」を聴いたことがある人はきっと多いはず。一曲目からフロアは大盛りあがりであった。



今回の蜂蜜★皇帝のセトリは盛り上がり曲が中心のセットリスト。


Treasure This Moment

イチカバチカ

sweet honey


と名曲が続いた。蜂蜜★皇帝の場合、「聲」のようなしんみりとする名曲もあるが、今回は「藤が丘サンバ歌いすぎ問題」が渦中のAqueur主催。攻めのセトリであった。

個人的にはこういうセトリも大好きなので、とても楽しかった。


そのあとに歌った曲は蜂蜜★皇帝の代表するアゲアゲ曲「 SUPER太陽エモーション」。


ステージ上では蜂蜜★皇帝のメンバーがタオルを振り回し、フロアではファンがサークルをつくって駆け回った。


ステージ、そしてフロアは大盛り上がりであった。


「SUPER太陽エモーション」の曲が終わると、蜂蜜★皇帝のメンバーはタオルを横向きに投げ飛ばす。そのパフォーマンスが今回もカッコよかった。



しかし、



なんと、その次の曲も「SUPER太陽エモーション」であった。蜂蜜★皇帝のメンバーはステージのすみっこへ投げ飛ばしたタオルを回収。またタオルを振り回し始めたのだ。



つまり、Aqueurが度々おかす過ちを蜂蜜★皇帝が真似してしまったのだ。



フロアに集まったファンは一回目の「SUPER太陽エモーション」同様、大盛りあがりであったが、曲が終わったあと、騒然とした雰囲気に包まれてしまった。



「SUPER太陽エモーション歌いすぎ問題」


個人的には、たまにはアリだと思う。Aqueurと違って歌いすぎに常習性があるわけではない。また、今回のライブの主催はAqueur。Aqueurは王道アイドルというよりロックミュージシャンなので、彼女ら、そして彼女らの音楽を求めて集まったファンの心に熱いエモーションを届けたであろう。


ただ、今回の歌いすぎは大成功したとはいえ、蜂蜜★皇帝はレパートリーが多いアイドルグループ。まず大丈夫だと思うが、ロックミュージシャンではなく王道アイドルが集まるグループの対バンライブではAqueurのマネはしないほうが良いだろう。



このようにちょっとした苦言を呈してしまったが…



とにかく楽しかった!!



蜂蜜★皇帝、Aqueur。そしてNO♥️AFの魅力を再認識した素晴らしい対バンライブであった。



(続く?)