惑星ミライ開拓団
惑星ミライ開拓団
どこを向いても、ヤミ。
暗黒のうなばらを、ぼくたちのスターシップはすすむ。
めざすは、惑星ミライ。そこに、自由はあるのか?
ぼくが地球補完機構のポスターを見たのは、はじめてではなかった。
いつもは、笑って通りすぎるのに、その時は、
「めざせ 若者! 惑星ミライ開拓団 募集!」
イラストの若者たちは、手をたかだかと上げて茶番としかいいようのない、
ひどい出来だった。こんなポスターで人が集まるものかと、
笑っていた僕が、この船に乗っている。
開拓団の参加は両親は反対だった。両手で顔をおおいすすり泣く母。
父は何もいわずパイプに火をつけた。惑星ミライには、
片道150年はかかる。
生きてふたりに会うことはない。
当直の時間は終わった。僕はカプセルに横たわると、
カプセルは、機械音をたてながら閉じた。
遠くから、カプセルの開く音が聞こえた。
つぎに目が覚める時は、33年後だ。
その頃には、どんな世界が
僕を待ち受けているのだろう。
すーと、消え行く意識の中で、僕は思った。
きっと、そこには自由があるはずだ。
画像データ付HP http://homepage2.nifty.com/kaigalin/sousaku_mirai.html
そのリンの小説 http://homepage2.nifty.com/kaigalin/sonolin_world.html
ファンレターが届きました。
わたしが運営している、絵画サークル凛のホームページ http://homepage2.nifty.com/kaigalin/
に掲載していた、『惑星ミライ開拓団』に、続きが読みたいと、メールが来ました。
はじめは、メールの意味が判らなくて、長い間、考えていました。
嬉しいですね。
『惑星ミライ開拓団』と、『ユキのタカラ』を掲載します。
ぼちぼち劇場は、掲載後も、手直しをしているので、若干、セリフが変わっていると思います。
がんばらない。けど、ちょっとがんばって、ブログを作成します(^O^)
ぼちぼち劇場その4『電車のマナー』の巻
ぼちぼち劇場その4『電車のマナー』の巻 
そのリン ・・・ 腹立つ、腹立つ、ハラタツノリ ![]()
ミント先生 ・・・ WBCがどうかしたん。
そのリン ・・・ 電車で、おっさんが、いろんな人に、「馬鹿だの、くずだの」怒鳴ってるねん。うちな、がまんできんで「あんたが悪い」って言ったら、「うるせい、クソババ」ていわれてん。
ミント先生 ・・・ すごい。そのリンにそんな事言うなんで、勇気あるな( ̄□ ̄;)
そのリン ・・・ 悪かったな。うちな、若いんやで。
ミント先生 ・・・ 知ってるけど、ムムムム![]()
そのリン ・・・ うちや、親にも、お嬢さん、お嬢さん、って言われて育ってん。気の弱い私は、勇気をふりしぼって、おっさんに「あんたが悪い」と、おっさんはうちに、「クソばば」と言い、で怒鳴りあってん。
ミント先生 ・・・ 周りも迷惑やったやろうな。
そのリン ・・・ さよけ
ミント先生 ・・・ そのリンの行動は正しいよ。あまりにひどい行いは、注意するのも大切や。ただ、いろんな人がいるから、気をつける必要もある。そのリン、今から、WBCの決勝戦や。応援するで。
そのリン ・・・ よっしゃヾ(@°▽°@)ノ
※WBCの決勝戦の前に、ぼちぶち劇場を掲載したいと、通勤途中で書きました。WBCは日本が優勝でしたね。よかったです。電車でもマナーは、わたしも気をつけなければいけないと思います。この話は私の経験を元に書きました。公共の場所のマナーは、わたしも気をつけたいと思います。
