桜餅たべはじめました
去年から
桜餅が
好きになったんです
こんにちは
作家の林瀬那です
昨日
和菓子屋さんの店先で
桜餅を
みかけました
電車の広告で
亀屋万年堂さんの桜餅を
みかけました
そうでした
もうすぐ
3月9日だわ
ということは
3月10日が
やってきます
林瀬那が
本気で
桜餅を
食べる日が
近づいております
つまりですね
3月9日の夜は
私は
金子みすゞさんを偲びながら
美味しい桜餅を
ほおばる日でございます
3月10日は
金子みすゞさんの命日でして
彼女は
亡くなる前日の
3月9日の夜に
桜餅を食べたのです
金子みすゞから
詩の衝撃を受けた幼少期
巡り巡って
今では
ありがたいことに
金子みすゞさんのことを
書くことが続きましたので
金子みすゞさんを
心から
私は
敬愛しているのです
というわけで
頼まれてもいないのに
3月9日までの期間に
私は
東京の
ありとあらゆる和菓子屋さんから
究極の
よりすぐりの
桜餅を選ぶのです
そして
その桜餅を
今年の2022年を
桜餅オブザイヤーとして
私は
心の中で
拍手喝采を送るのです
去年も全く同じ話しをしましたが
ここ東京では
道明寺の桜餅は少なくてね
若干
桜餅ジプシー
なのですよ
道明寺
というのは
餅米で作られている
つぶつぶの桜餅で
西日本はこちらが主流だそうです
東京の桜餅は
クレープみたいな
なんていうか
薄皮の形が主流のようです
だから
なんだ?
って感じですが
私の桜餅の目的は
「金子みすゞさんに想いを馳せる」
ということなので
西日本出身の
金子みすゞさんが食べたであろう
道明寺の桜餅に
固執しているのでございます
と言いつつも
銀座のデパ地下を歩いていたら
通りすがりに
いい感じの道明寺の桜餅に
出逢いまして
私が
立ち止まったまま
釘付けになって
見ていると
店員さんが
優しく声をかけて下さいました
もちろん
買っちゃったのです
いろんな和菓子屋に立ち寄り
おかげさまで
バックの中が
桜餅だらけです
今年もまた
私の
桜餅協奏曲が
鳴りはじまりました
でね
私が大好きな和菓子屋さんが
日比谷にあるのですが
あそこの桜餅
きっと
美味しいはずなのですよ
まだ
食べていないけど
苺大福が有名なお店でね
私は
ここの店の苺大福が
日本で1番美味しいお店だと
決めてしまったんですが
それほど
苺大福が美味しいんです
いかんいかん
今度は
苺大福について
熱く語り始めてしまいました
でも
もう少しだけ
ここ
九州のお店でして
前は
九州に行く人に
わざわざ買ってきてもらっていたのですが
数年前に
日比谷に支店を出されて
今では
帰り道に
気軽に帰るのでございます
ありがたいことでございます
だから
あそこの桜餅
きっと美味しいはずなのよ
まだ
食べていないけど
とにもかくにも
私
和菓子が
大好きなので
私の作品にも
よく和菓子が
出てくるんです
だって
私の大好きな登場人物に
美味しいもの
味わってもらいたいんですもん
幸せを共有したいんです
登場人物と
そして
読んで下さっている
あなたと
できれば
和菓子とセットで
本を販売したいぐらいです!
で
そんなことは
どうでもよくて
桜餅!
さくら餅
のお話しでございます
今回は
桜餅の回です!
桜餅の季節は
ほんのわずかで
桜が咲く頃まで
なんですよね
その繊細な
ささやかな季節を
私は
味わいつくしたいです
そして
金子みすゞのように
いつまでも
人の心に残る詩を
書きたい
とにかく
金子みすゞさんへの
熱い想いは
今も
これからも
変わらないようなので
私は
自身の心の内側を
静観しながら
やってくる春を
楽しみにしようと思います
そう
桜餅を
もぐもぐと食べながら
静かに
その時がやってくるのを
楽しみにしようと思います
最後まで読んでくれて
ありがとうございました
あなたの大切な
人生の時間を
共有できていること
心から感謝しています
では
またね
【 お詫びと訂正 】
食べていない
と一貫として言い張っていた
日比谷の和菓子屋さんの桜餅
去年
ちゃっかり食べていたことが
判明致しました
なんか
書きながら
食べたような気がしてきたので
写真を振り返ってみたら
わたくし
食しておりました
虚偽の文章となり
誠に申し訳ございませんでした
わざわざ訂正するなら
文章を
変えればすむことなのですが
「食べてないけど
きっと美味しいはず」
という
謎の自信に身をまといながら
書いた文章でございまして
それを
一部変えてしまうのは
わたくしにとっては
非常に困難なことでしたので
今回
このような形で
残させて頂くことに致しました
ブログのお写真は
その美味しかった桜餅でございます
今後
このようなことがないように
充分に気をつけます
と
大人ぶって言いたいところですが
もしかしたら
このようなことは
引き続きあるような気がします
大変遺憾でございます
そんな自分が
たやすく
想像できてしまったので
あくなき探究心と思って
多目にみてやって頂けますと
幸いでございます