満月の夜に 〜①〜 | 林瀬那 文庫 〜あなたへの物語の世界〜

林瀬那 文庫 〜あなたへの物語の世界〜

作家の林瀬那です。

私が
描いた物語を載せてます。

本棚から本を手にするように
自由に読んで下さい。

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すごく嬉しいです。

満月の夜に

姉と

たこ焼きを食べようということになり

 

うちで

久しぶりに

たこ焼きパーティーをしました。

 

子供の頃

私たちは

商店街に住んでいて

 

家の隣りが

たこ焼き屋さんだったので

毎日のように

たこ焼きを食べていました。

 

 

 

「懐かしいね。」

と言いながら

たこ焼きを焼きながら

食べ

 

新しくまた焼きながら

丸く形になってきたたこ焼きを

ひっくり返した瞬間

 

たこ焼きの中に

土星がまぎれこんでいたことが

判明!!

 

姉が

「え?!

これ

土星じゃない?」

驚きながら

私を見たので

 

私も

焼いているたこ焼きのひとつを

よく見てみると

明らかに

輪っかを外した土星でした。

 

「はい!

この形は

間違いなく土星です!」

と答え

 

土星らしきものに

 

「は?

どうしたの?!」

 

と思わず

私が

と聞くと

 

「あたたまりにきました。」

 

土星さんは

淡々と答えました。

 

「いやいや

言ってくれないと

間違って食べるとこだったよ。」

 

「驚くかなと思って。」

 

「いや

驚くでしょ普通

 

間違って食べちゃうでしょ。」

 

「すいません

おじゃましてます。」

 

「え?

どうしたんですか?

 

こちら地球では

宇宙は無限で

 

引き寄せを放てば

宇宙が味方すれば

なんでも叶う的なことに

なってますよ。

 

特に土星さんは

フォルムが美しいから

昔から

人気です。

 

非常に

宇宙を代表する惑星さんです。

 

そんなあなたが

ここで

なにをなさってるんです?」

 

「充電できるって

きいたもので

人知れずやってきました。」

 

「ああ

まさに

本当に人知れずですね。

 

やりますね

土星さん。」

 

 

---満月の夜に ~②~へ続く---