友人から、健康診断で胃がんが見つかった、と連絡が入りました。


「何が何だかわからない。がんになった事がショックで何も考えられない」と。


わたしもそうでしたが、きっと不安のどまん中にいると思います。

生涯でがんになる確率は50%、2人に1人ががん患者になる、と覚えていましたが、つい先日、精神科医でベストセラー作家の樺沢紫苑先生から

「最新のデータでは3人に2人ががんになるんだ」と教えてもらいました。

 

これ、確率は50%どころか、66%ってことになりますわねぇ。。


宝くじに当たらないかな~、と思って買い続けるよりも、がんに当たる確率のほうが圧倒的に高い(笑)、いや笑いごとじゃない。。


わたしもですが、がんになった人は
「なんで私ががんになったんだ❓なんで❓」とその原因を考え始めます。


わたしもがん宣告を受けてから、この自問自答を延々と繰り返しました。
原因を考えあぐねて、、いきついた結論はこれでした。

  • ビールの飲み過ぎだった

  • 仕事のストレスがひどかった

そしてこれが究極(笑)

  • これまでの生き方が男性的だった❗️

この意味は、

「女性性を否定してきた女性は、乳房を否定する。だから乳がんになって乳房を切り取るハメになる❗️」

という、『内海聡さん』という“トンデモ医”の持論なんです。

 

よく考えたら乱暴な話だわねぇ。

 

でも、6年前の初発の時は、自分の過去にがんを引き起こした理由が見つからないと、気持ちに折り合いがつかなかったからね。

信じてしまった。。

 

「がんになったのは自分の責任だったんだ」

「今までの自分の生き方が悪かったんだ」

 

毎日、自分を責め続けました😭


がんになったおのれを、おのれが痛めつけた😭


ところが、米国在住のがん研究者 大須賀 覚医師のブログで驚くべき事実を知りました。


ブログには3年前の2017年5月、サイエンスに発表された人体図が載っています。

これ、女性ががんになる3つの要因を表しています。


 

 

左から「遺伝」と、「偶発/偶然の発生」と、「環境」の3つね。
赤くなっているほどその要因が強い。

で、真ん中は全身が真っ赤❗️えっ⁉️

 

あれ❓がんは偶然できるってこと❓

 

大須賀先生の説明によると、

がんがなぜできるのかというのには色々な議論がありますが、すでにたくさんのことが分かってきています。がんが発生するには、大きく分けて3つの要因が関わっています。

1つは、異常な遺伝子を親から引き継いだことで起こる遺伝的要因。

 

2つ目は、ヒトが生きている間に偶然にできる偶発的要因。

 

3つ目は、タバコやウイルス感染が原因で起こる環境要因。

 

ということは、、
わたしの乳がんは男っぽく生きてきたせいじゃない⁉️

偶然だったんだ❗️

 

大須賀先生は、この「偶発的」の意味を

細胞増殖を繰り返す際に、たまたま遺伝子異常が入ることがあり、がんの種となる細胞ができます。

遺伝子の異常、DNAのコピーミス、と言っておられる。。
た、ためしに男性も見てみよう。。


 

 

ありゃ、おんなじだ😱


「なんで自分ががんになったの❓」と原因を追求し続けた時間とエネルギーがもったいなかった😖


もし仮に皆さんやご家族ががんに当たったら、

「なんでがんになったんだろう❓」と原因を追求しまくるのはやめて、今やるべき事に集中しましょう。

それははやく治療を開始することです。

 

大丈夫です。
早い段階で適切な治療を受ければ、

早期発見なら約9割が治ります

「たとえば胃がん、大腸がん、乳がんならほぼ100%治ります」

東京大学医学部附属病院放射線准教授 中川恵一先生インタビューhttps://www.wacoal.jp/pink_ribbon/article/doctor/05.html

と、がん検診の権威、中川恵一医師のチカラ強いことばがあります。


大須賀先生のブログ 「がんはなぜできるのか? 患者の過去の行いが悪かったからなのか?」 ぜひお目通し下さい。


いつも最新の情報を発信されていて、とても勉強になります。

https://satoru-blog.com/post-109/

 

結論は、

もしあなたが「がん」と言われたら、

自分を責めない❗️

すみやかに治療をスタートする❗️

ですぞ😊

 

治療をしながら、元気に生きてまいりましょう💖

 

 

 

 

のどが渇く、今の季節にお伝えしておかなきゃいけないことを思い出しました。

それは『水分不足が妄想を引き起こす』ということです。

 

これ、父が退院して家に戻ってきてから、その『妄想』が劇的に改善したことで判明したんですね。

壊れてしまった父が、知的な父に戻ってビックリ❗️

 

いきさつはこうでした。

父が脳こうそくで倒れて救急病院に入院していた37日間。

この間は父の「妄想」はまったく起きませんでした。

ずっと点滴をしていたから、体内に水分がたくさんあったんですね。

 

そこから、リハビリ病院に転院して6ヵ月。

ここで父はだんだんおかしくなっていきました。

 

この病院では、半身麻痺があって末期の肺がんだった父の「誤えん」を防止するために、水にとろみが付いていました。

その水も、手が届くところに置かれてるわけではなく、看護師さんが決まった時間に持ってくる。

水を飲むことを厳しくコントロールされてたのね。

理由は、「いきなり誤えんして呼吸困難や肺炎になったら大変」だから。

病院の責任になる。

しかたないと言えばしかたない。

 

だから飲む量が極端に少なくなった。

 

父は気にするふうでもなく、

「あんまり飲みたくないし、トイレをしたくなっちゃうと若い看護婦さんに悪いからね」

と笑った。

 

日本医療栄養センター所長で医学博士・管理栄養士の井上正子医師によると、

 

高齢者は、

  • のどの渇きを自覚しにくい→ 活動量や筋肉量が低下するため。
  • 水分摂取を自制する→ 介護の手間を減らそうとするため。

だからこそ、

  • 身近に高齢者がいる場合には、こまめに水分補給できるように配慮しましょう。

ほら、やっぱりそうだよね。

でも、父のように施設側でコントロールされてると、こまめに飲ませることなんてできない。

 

わたしがお見舞いに行ったときは、父の好きな甘いジュースを飲ませたけど、短時間でそんなに飲めるものじゃないし。

 

そのうち、父の声がかすれてきて、反応がにぶくなってきた。

 

ある日、父が細い声で、

「ほら、あいつ。あいつが夜中に女を集めて、賭け事をしてるんだ」と同じ病室の患者さんを指さした。

どう見ても起き上がって何かできるような状態じゃない寝たきりの患者さん。

父はボケてきたんだ。。そう思った。

 

それからです。

私がお見舞いに行くと、

「おとといは、株の話をしてから大豆相場の話しもしてたんだ」

「あいつ、だいぶ金を隠し持ってる。夜中に看護婦さんを集めて金を配ってた」

 

突拍子もない話。でも、父はすごく真剣だった。

「あの人たちがそんなに儲かってるなら、一枚かませてもらったら❓」なんて話を合わせてみたものの、

壊れていく父に接するのが、怖くてしかたがなかった。

 

しか~し❗️

このあと、退院して自宅に戻ったらみるみる回復しましたんです。

その理由はズバリ❗️

思いっきり水分を取らせたから、です🌊

 

新しく主治医になった在宅診療専門の女医さんは、血液検査の結果と父の腕の細い血管を交互に見てからこう言った。

 

「水分が足りない。水分を取らせなさい」

「水にとろみを付けているとお腹がいっぱいになってたくさん飲めなくなる。だから、家族とヘルパーが気を付けながらジュースでもなんでもいいからどんどん飲ませなさい

 

女医さんは、

  • 意識しなくても自然に失われていく汗=不感蒸散(ふかんじょうさん)は1日に700㏄になる。
  • 脇や腕が汗ばんだら、もう350ccが蒸発している。

と教えてくれた。

 

どひゃ❗️気付かないうちに、1リットルの水分がなくなってるってことだ❗️

 

「だからどんどん飲ませないと、水分が不足してまた脳こうそくを起こすわよ。脳こうそくの3回目はアウトだからね」

そして、

「水を誤えんしないように、毎日トレーニングしなさい」と、すごく簡単な方法を教えてくれた。

  1. ベロ👅を思いきり出してひっこめる。ベロを出せなくなると飲み込む機能が低下してる証拠。
  2. 大声で🗣「あいうえお」を言う。特に「さしすせそ」は大切。「せそ」が言えなくなると水に「とろみ」を付けなきゃならなくなる。

 

女医さんは、「現場力が大切よ。関係者みんなで、お父さんのそばにいる人が必ずトレーニングさせること」

 

はい❗️先生の言うことを聞いてヘルパーさんたちと毎日実践しました❗️

 

4/16から「水分+ベロと発音のトレーニング」を始めたら、7日目の4/23日には腕の血管が浮き上がってきた。

 

 

「水分が取れている証拠ね」女医さんはニコニコ顔になった。

 

それからです。

壊れていた父が、みるみる知的な父に変わっていきました。

 

まともな会話ができるようになった❗️

テレビを見てちゃんと反応してる❗️

そして、ウケないジョークを飛ばしてから照れる❗️昔の父だ😆

 

女医さんは、さらにビックリなことを教えてくれた。

「水分不足でおきる妄想は不思議なのよ。どんな人でも、妄想の内容がとても似ているの」

  • お金の妄想
  • 子どもにお金やお菓子をばらまく妄想。
  • 虫がわく妄想。

おおっ😱まさしく❗️

父の妄想には確かに「お金」と「ばらまき」が出てたっ❗️

先生、すごい。

 

脱水と妄想(せん妄)の関係については、日本訪問看護振興財団の 『防ごう! 守ろう! 高齢者の脱水』 にはっきり書いてありました。

 

  • 脱水によるせん妄は見逃されやすい

突然わけのわからないことを叫んだり、うろうろ動きまわったり、いるはずのない人や物が見えたり(幻覚)、聞こえるはずのない音が聞こえたり(幻聴)します。

病気の悪化や服用している薬の副作用、手術後などにせん妄が起こることはよく知られていますが、脱水によるせん妄は見逃されやすいので要注意です。

  • 脱水とせん妄はともに悪化する

脱水が進行するとせん妄が起こります。せん妄が起こると、さらに脱水が悪化するとともに、せん妄も重症化。命を失うこともあります。こうした脱水とせん妄の負のスパイラルを断ち切ることが大事です。

 

うわっ❗️脱水と妄想(せん妄)が進むと命を失うこともあるんだ❗️

父の水分不足を食い止められて良かった😭

 

この時から、会った人には

「汗ばんだら350㏄がなくなってるから、すぐに飲んだ方がいいよ」

と言いまわっています。

 

今では私のかかりつけ医になってくれた女医さん。

先生の教えは海よりも深かった❗️

初めてがんを宣告されてから6年。

去年まで5年もの間、「がん患者会」のたぐいには近寄らず、それどころか思いっきり避けて生きてまいりました。

 

なぜか。

「患者会に入ると、お葬式の連絡がしょっちゅう来るんだよ」

そんな話を聞かされたから。

げ~っ。やだよそんなの。

 

その後、「患者会に入ったら仲間ができていいですよ」 というアドバイスを数人からいただきました。

病院の中にある「がん相談支援センター」の優しいカウンセラーのお姉さんや、facebookで知り合ったドクターなどなどから。

 

「はい」と返事はするけど 「絶対にやだもんね~」と、心の中で舌👅を出してきた。

 

こんなふうにひねくれていたので、がん患者さんの誰とも交わらず、ひとりで闘病生活を続けてきたのですが、

去年、たくさんのがん仲間と知り合うチャンスを得て、ガラリと考えが変わってしまった。

 

それどころか、

常に付きまとう再発や転移の不安、治療の苦しみを共有できる友を持てたことは、わたしの生きるチカラになってしまった。

ガラリ😆

 

きっかけはこれ。

「キャンサーネットジャパン」というがん患者支援NPOが主催するプロジェクト 『Over Cancer Together 【がんを共にのりこえよう】 』 のセミナーPRを見たから。

 

 

ふと思い立ち、応募してみました。

なぜか。

 

このセミナーのコンセプトに、

  • キャンサーサバイバーが、自身の体験を発信する活動をする
  • 「あなたの声が社会を動かす」

とあったから。

 

当時、わたしのように「自分のがん」と「親の介護」の2つを同時に体験しているダブルダメージ人間がどこにも見当たらなかったんですね。

Webでいくら探しても情報にヒットしない。

 

がんを抱えながら親の介護をしている子どもって、どこかに、確かにいるはずなのに。

なんで情報がないんだろう。

 

ま、心に余裕がないから情報発信なんかできないんだろうな。。

そう思い、それならこのセミナーに参加して、勉強して、わたしがやってみようかなと。

弱~いスイッチが入ったんですね。

 

ちょうど、寝たきりになった父の容態が安定してきたし、わたしの化学療法(50クール)も終わりが見えてきたし。

動けるな、と。

 

そして、1年前、この 『Over Cancer Together 【がんを共にのりこえよう】 』 スピーキングセミナーに参加しました。

 

会場には、希少がんジスト、白血病、頭頸部がん、多発性骨髄腫などあらゆる種類のがん患者さん30人が集まってきた。

それも全国から、笑顔を持って。

 

隣に座った患者さんと話したら、

「大きな手術も、つらい抗がん剤治療も経験してきたよ」と。

 

あ❗️気持ちが通じ合えるってこういうことなんだ❗️

仲間がいたんだ❗️

嬉しくなりました。

 「同病相あわれむ」という悲しいことばが、一瞬にして超ポジティブなイメージに変わった🌟

 

聞いてみたらみんな「患者会」に入って活動している、と。

 

「しょっちゅうお葬式の連絡が来るんでしょ❓」恐る恐る聞いたら、

「なんですか、それ❓」ゲラゲラ笑われた。

 

あれ❓違うの❓

(後半につづく)

 

【NPO法人キャンサーネットジャパン】 https://www.cancernet.jp/

【Over Cancer Together~がんを共にのりこえよう】 http://www.octjapan.jp/

さて、前半に続き、『Over Cancer Together がんを共にのりこえよう』のセミナー会場で、

「同病相あわれむ」仲間から、「がん患者会に入っても、しょっちゅうお葬式の連絡なんか来ないっすよ」(ゲラゲラ)と笑われて、一気に力が抜けました。

 

な~んだ、、5年前 そう聞かされたけど違ってたんだ。。

 

あれ❗️初めの情報にずっととらわれ続けるって、今はやりの「認知バイアス」じゃなかったっけ❓

そう、大ファンの脳科学者 中野信子さんやメンタリストDaiGo氏がさかんに言っておられる。

今ごろになっていきなり気づいた😆

 

調べてみたら、心理学でいう認知バイアスの「アンカリング」なんですと。

アンカリングは、米国の行動経済学者でノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマン氏と、心理学者のエイモス・トヴェルトスキー氏が『サイエンス誌』で発表。

  • 先行する何らかの要素(アンカー/船の錨)によって物事の判断が左右される認知バイアスの1つ

あらら、まさにこれだ。

見事に引っ掛かりました。ははは。


さて、セミナー会場では、仲間ができた嬉しさから、グループを代表して「がん治療と親の介護」について発表をさせていただきました。

 

 

わたしは、高齢者が高齢者を介護する「老老介護」と同じように、

がん治療をしながら家族の介護をする『がん老介護』が増えていくのではないか、と危惧しています。

特に2025年から。

 

理由は3つ。

  1. 2025年に団塊の世代が75才になり、その子ども世代である団塊ジュニアが50代を迎える。
  2. 厚生労働省の統計によると、すべてのがんの発症は50代から増加傾向にある。
  3. さらに親の介護を始めた時の子どもの平均年齢は50.9才(大王製紙調査)

ということは、


50代になった団塊ジュニアが、一斉に介護の問題と自分自身のがん発症の問題に直面して、

わたしのように「がん老介護」を同時経験するケースが爆発的に増加することになる。。

ダブルダメージの仲間が増えるってことね。。


その解決策として、

  • 混乱する心をコントロールしてフラットな状態にし、問題解決に向かえる具体的なセルフマネジメントプログラムの開発。
  • がん治療のサポート体制と介護サポート体制の横断的連携。

を申し上げました。

2はすんなりとはいかないねぇ。

 

会場では、インパクトを感じてくれたがん患者さんがたくさんいて、いろいろなアクションがありました。

「もっとたくさんの人に知ってもらうべき問題ですね」

そんなアドバイスがあって、

論文にまとめ、8月に開催された日本最大のがんフォーラム「ジャパンキャンサーフォーラム」で登壇させていただきました。

 


 

 

デコのハゲ上りがひどいなぁ。もう前髪が生えなくなったからね。

 

会場にはがん仲間が応援に来てくれました😭

 

 

オオトリを務めさせていただいたド緊張のスピーチ動画はこちらです。

ご用とお急ぎでない方はどうぞご覧ください。

【Japan Cancer Forum2019】がんサバイバーの声を聞こう! Over Cancer Together【第3部】

12分40秒からスタート

http://www.cancerchannel.jp/post36647

 

このことがきっかけとなって、自治体や企業から「がんと介護の両立について話しをしてくれ」と依頼が来るようになり、新聞社の取材もありで、すべて謹んでお受けしています。

 

わたしが情報を発信することで、

 

どこかにいる、闘病や介護で「もうだめだ」「もうあかん」と絶望に襲われている方に、

「だいじょうぶだよ、わたしはダブルでダメージを受けてるけど(おまけに独身でひとりっ子)、でもどうにかなってるよ」

というメッセージが届くよう、祈っています。

 

こんな活動ができるようになったのも、がんを共にのりこえる仲間ができたから。

 

孤独な闘病を5年も続けてきましたが、仲間の存在がわたしの生き方を変えてくれたのでした(おわり)

 

 

【NPO法人キャンサーネットジャパン】 https://www.cancernet.jp/
【Over Cancer Together~がんを共にのりこえよう】 http://www.octjapan.jp/

【ジャパンキャンサーフォーラム】https://www.japancancerforum.jp/

『芸能人は歯が命』のキャッチコピーで、売れまくった歯みがき粉「アパガード」。

当時、まっ白な歯で笑いかけるハンサム俳優さんに惹かれて、ちょっと高かったけど買いました。

続かなかったけど😆

 

あれから25年が経ち、今では『高齢者は歯が命』を実感しております。

 

さて、これは数日前の母の歯科治療の様子です。

車の中で、歯の治療がすべてできる。

すごいねぇ。

椅子に座ったまま昇降機で上がるのね。

 

介護サービスを享受している母(88才)は、毎月1回、歯科医院から口腔ケアに来てもらっています。

豪快で愉快な歯科衛生士さんが、歯のチェックと、嚥下(飲み込み)のチェックをしてくれる。

 

いつもは、家の中で椅子に座ったままの姿勢で、所要時間は15分程度。

さっと来て、さっとやってくれる。

 

ちなみに介護保険の適用で、支払いは約1,700円/月になります。ご参考。

 

これを続けて1年が経ったある日、母が「入れ歯が痛くなってきた」と言い出した。

そういえば、数日前から食事を残すようになってた。

会話も減ってた。

そのせいだったんだ。。

 

歯科衛生士さんに電話したら、「ガマンしたらいけませんよ」と言って、すぐにこの車で治療に来てくれたわけです。

 

「使い続けた入れ歯はすり減るし、高齢になると、口元が痩せて入れ歯が合わなくなるのよ」

歯科衛生士さんは教えてくれた。

 

食べ物を噛むと痛いから食べなくなる ⇒栄養不足になる ⇒エネルギーが出なくなる ⇒病気がすすむ。

なんと❗️

勉強になります❗️

 

結局、入れ歯を作り直すことになったんだけど、古い入れ歯も調整してくれた。

 

ちなみに、新しい入れ歯に取り換えるまでにかかった費用は、

医療保険の適用で、合計 13,030円。ご参考。

1週間に1回の治療で、合計7回。

ぜんぶ、あの車の中でやってもらいました。

思いのほか安いんだなぁ。

 

去年亡くなった父も、同じ衛生士さんに来てもらっていて、そのおかげで嚥下(飲み込み)がうまくいった。

脳梗塞に加えて、末期の肺がんだったけど、亡くなる前の日までラーメンを食べたりアイスクリームを食べれた。

“口”から栄養が摂れてたんですね。

 

「食べれる患者は強いわよ。最後まで元気でいられるわよ」

父の主治医だった美女医👩‍⚕️が、いつも繰り返し言ってらした。

 

最期まで父が元気でいられたのは、歯科衛生士さんの口腔ケアのおかげだった、と今でも感謝しています。

 

「入れ歯が合わない。痛い」って、高齢の家族から聞かされても、

「そんなの命にかかわらないからたいしたことない」と受け流す子どもさんって多いと思う。

歯医者って通うのも面倒だしね。

 

でも、こんなふうに在宅診療が可能だから、ぜひケアマネージャーさんにお聞きになってみてください。

たぶん、ケアマネさんからすすんで提案してくれることはないと思う😅

こちらから言わないとね。

 

また、高齢のご家族が まだ介護サービスを受けていなければ、このコロナの機会に「介護認定を受ける」ことをお考えになるよう、オススメします。

 

ひとりで生活できてはいるけど 少し介助した方がいい、という状態になっていたらOKですので。

 

ちなみに、7つの介護レベルでいちばん低い「要支援1」の認定を受けられる基準は、

  • 居室の掃除や身のまわりの世話の一部に何らかの介助(見守りや手助け)を必要とする。
  • 立ち上がりや片足での立位保持などの複雑な動作に何らかの支えを必要とすることがある。
  • 排泄や食事はほとんど自分ひとりでできる。

(出典先;https://www.unimat-rc.co.jp/media/support-required 介護事業会社 ㈱ユニマットリタイアメント・コミュニティ/JASDAQ上場 のサイトより)

 

と、こうなっています。

該当する方、多いと思うなぁ。

 

うちでは要介護1の母が、お医者さん、看護師さん、歯医者さんとマッサージ師に定期的に来てもらっていて、とてもとても助かっています。

 

本人よりも、家族が何よりも助かります❗️

 

遠方にお暮しのお父さまやお母さまが心配、という子どもさんは特に、ね。