最近、表情が乏しい子どもをよく見かけます。
表情の乏しい→目の輝きがみられない
職業保育士です。
その子どもたちは、3歳児さん位までは、表情豊かでした。
その子どもたちに共通することが、パンやスナック菓子を含む小麦製品の摂りすぎであったり、
白砂糖の多く使われたメニュー、ジュースやアイスクリームなどを含む甘いものの摂りすぎ、
上記は、身体を冷やす食材です。
それらの蓄積ばかりだけでなく、幼児だからといって、いつまでも小さく切られたやわらかい食材
ばかりを食べていたこと
小さく切られた食材だと、噛むことがほとんど必要ありません。
下手をすると早食いの習慣が身についてしまいます。
噛まない習慣で、あごも発達していません。
永久歯が生え変わる隙間もないほど、乳歯はぎっしり詰まって生えています。
そうして、一口30回以上噛むような習慣を身についていない場合、
大きく切られた食材を食べても、噛まない習慣が身についていますから、
よく噛まないままに、飲み込んでしまいます。
その結果、胃では、食べ物を消化するために、胃酸がフル活動
「よく噛まないと、胃酸がたくさん出て、胃が疲れてしまうよ」と
クラスの子どもたちに話しています。
胃酸→胃さん=○○さんが働きすぎ→病気になってしまう
その話で、うちのクラスの子どもたちは、しっかり噛むようになりました。
噛まないことは、顔の筋肉もほとんど動かしませんから、
顔の血流不足から、目の冷え→視力の低下
卒園児の小学生に眼鏡をかけた子どもさんが、増えています。
幼児期からのタブレット端末のゲームのやりすぎばかりが原因ではないと思われます。
逆に学校給食センターを共にする近隣の公立の幼稚園給食では、
しっかりと噛まななければならない大きな食材を食べてきたようで、
そちらの卒園児の子ども達の方が、眼鏡をかけている確率が低いような気がします。
でも、小さく切られた食材でも、「一口30回以上」噛む習慣が
身についた子どもたちは、数か月で、表情豊かな子どもの姿に
戻ることができています。
そういう私も、痩せの大食いというか、しっかり噛まない早食いを数十年以上続けてきた
結果が、体の冷えを招き、癌の経験者です…。
いくらよい食材を摂っても、しっかり噛むことが健康の基本ですよね。