【追悼】2010年8月28日 お星さまになった ちび太 | +++ 三度のメシより ~腐女子の萌え語り +++

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$+++  三度のメシより ~腐女子の萌え語り  +++-ちび太


実家で飼ってる(飼ってた)ワンコです。
本名は六(ロク)。
10歳のおじいちゃん犬でした。
私はもうずっと、彼のことを

「ちび太」

と呼んでた。
犬にとっては、人によって呼び方が違うと混乱するのでよくないのですが、

私→「ちび太」
母→「ドク」
父→「ロク」

と、それぞれが自分の呼びたいように呼んでいたが、
彼なりに理解して個々に対応してくれてました。


写真は随分前に撮ったものなので、まだあどけない表情。
知り合いの家に生まれた子犬だったちび太は、
手のひらに乗るくらい、ちっこい子でした。
負けん気が強くてね、お兄さん犬「ガンテツ」のごはんを
奪いとって食べてたな~。

$+++  三度のメシより ~腐女子の萌え語り  +++-ガンテツ
↑ガンテツくん。フラッシュたかれて「マブシス!」



二・三日前から、調子がおかしいと母から聞いてました。
当日朝も、電話で確認。

息遣いが荒く、だっこを拒否。
もともとだっこ嫌いの子でしたが、
食欲もなく、水も飲まない状態とのこと。


土日を乗り越えたら、月曜日には病院に連れて行こうと話してて。
おそらく、彼の病気は「フェラリア」
一度かかったら手の施しようのない病気です。


彼が苦しんでるとき、前から予定入ってたとはいえ、
私はめいっぱい、デートを楽しんでいました。
まさかこんなに早く逝くとは思ってなくて。
遊びから帰ってくると、母からメールが。

「天国にいったよ」

と。



おそらく、自分を責めながら、1人で彼の最後を看取ったであろう母に、
私はまだ、電話できないでいます。

逃げてる。
逃げてるんだ。

母は心の弱い人で、きっと、自分を責めて、もうすでに
ペットロス状態に突入してるでしょう。
私が傍にいられないこともあり、最近はとみに、
さびしいさびしいとこぼす始末。


傍にいてあげたいときにいてあげられない。
こんな親不孝、他にあるか。
私の代わりを勤めてくれていたであろうちび太。
散歩めんどい、とグチりながらも、
家族に話題を提供してくれていたちび太。



電話すべきでしょう。
家族を失ったこの悲しみを、共有し、慰めあうべきだ。
だけど、電話できないでいる自分。
どうしていいかわかりません。

ガンテツくんがお星さまになったとき、自分は猛烈なペットロスに陥りました。
今でも、写真や画像を見るだけで自然と泣けてくる。

愛していました。心から。
その彼をおいて、私は実家を離れたのです。
見捨てた。

ペットを飼うって、最後のその日さえこなければ最高。
癒してくれて、沢山の思い出をくれて。

だけど、必ず最後の日がやってくる。

どうしてこのタイミングだったのか。
もうすぐ、実家に帰省する予定だったのに。
待っててくれてもよかったじゃん。

最後の顔、見せてくれてもよかったじゃん。



年のため、上のようなふっさふさの毛並みではなく、
すでに脱毛も進んでいたようです。
自分の老いた姿を見られたくなかったのかな。

私にとっては、上の写真のちび太がすべて。

気が強くて、食いしん坊で。
家族以外の人には決して慣れない、
体小さいくせに、新聞の集金屋さんの足元に噛み付くような
勇敢な子。
家族を守ってくれていたちび太。

今までありがとう。

死んでいくものはツラいだろう。
心残りもあるだろう。

だけど、残されたものはどうすればいい?
思い出だけ抱きしめて、このあとの喪失感を
どうやって克服すればいいのか。


ツライです。涙が止まらない。息ができない。
こうして、ブログにうpることで、私は自分を罰しています。
自分のことばっかで、彼やガンテツくんのことを
見捨てた自分を。

自分のことばっかで、悲しみにくれてるであろう母に
連絡できない自分を。


ペットを飼ってる読者のみなさま。
今以上に可愛がってあげてください。
でないと、自分が後悔するから。
もっとしてあげられることがいっぱいあったのに。
そういう後悔をしないように。


少し落ち着くまで、自重します。
更新を楽しみにしてくれてる、ありがたい読者の方には
めんどくさいカンジでしょうが。

ちょっと、見守っててください。
復帰しますから、すぐに。