あいちのたてもの博覧会の続きです
布池教会は、正式名称を
「名古屋カテドラル聖ペトロ聖パウロ大聖堂」
というそうです。
国の登録有形文化財です
今日は特別に中も写真撮影可能!
ですがSNS掲載はNG…
まぁ、お付き合いくださいね
もともとは、コンクリート打ちっぱなし、みたいな
ちょっと暗い印象の建物だった記憶ですが、
今は真っ白に塗られて明るく美しいです
コンクリートですが、木目のような意匠を施してあり、
これは丹下健三が使った手法なのでは???
と話している方もいらっしゃいました
先生に質問すれば良かったのに忘れてた…
ステンドグラスが嵌め込まれた扉を入ると
真正面にも横にも大きなステンドグラスが
横から入る柔らかな光が美しい色彩を内部に届けます
参加者の中には、こちらで結婚式を挙げたという方もいらっしゃいましたが、
覚えてないなぁ…と(^_^;)
入り口の上には、大きなマリア様のステンドグラス
その手前にパイプオルガン
今日は特別にパイプオルガンの仕組みまで見せていただきました
木造なので湿気の調節が大変で、
パイプオルガンの奏者の方は毎日のように点検しているそうです
最近は湿度が低くなってきたので、
濡れた雑巾を干して調節しているそうです
神父さまはスペインの方で流暢な日本語で優しくお話になりました
信者でなくても、いつでも来てください、とおっしゃいました
鐘のある塔に登らせて頂き、間近で鐘を見させていただきました
日本の鐘とは違って小ぶりなものですが
高いところにあることもあり、大きな音が響いていくそうです
街なかにあるので、すぐ近くにはマンションがあり
住民の方はこの鐘をいつも大きな音で聞いてるんだろうな…などと思いました
塔から降りてくると
特別にパイプオルガンの演奏をしていただきました
4曲も!!!
曲調が全て違って、なにか物語性を感じました
息遣いのような不思議な音色が響き渡り
壁にぶつかってまた反響し
厳かな時間が流れました
『あいちのたてもの 祈りの場編』
無料ダウンロードできます
ガイドしてくださった村瀬先生が書いて下さってます