1月3日【終日航海 カナリア諸島・テネリフェ→モロッコ・タンジェ】
この日は終日航海日。
スパでエステにいって。
添乗員さん主催のパーティーにいって。
あとはのんびりパソコンに向かって船酔いする一日でした。
1月4日【モロッコ・タンジェ】
船は朝の7:00に入港。
今日は10:00に添乗員さんが町まで案内してくれるとのことで、そこへ参加。
散策後、残りの時間は恒例の釣りタイムの予定です。
モロッコは「マグレブ(日の沈むところ)」とも呼ばれ、
ヨーロッパ、アフリカ、アラブをつなぐ交易の十字路として重要な役割を果たしてきた国です。
地域によって異なる文化を持つそうで、
北はスペインカラーが強く、大西洋沿岸はポルトガル色、
砂漠は遊牧民文化、南はサハリアン&ブラックアメリカ。
風土・気候も表情豊かで、海沿いのリゾートから、モロッコに横たわるアトラス山脈のスキーリゾート、南部に広がるサハラ砂漠等々。
ヨーロッパとの地理的・歴史的な関係で、
イスラム諸国の中でもソフトイスラムといわれ、比較的安定している国とされています。
とはいえ、念の為女性は肌の露出をさけ、スカーフを携帯しておくとよいでしょう。
あとカメラを没収されることもあるので、軍人、地元の方、宗教施設などの写真撮影は気を付けてとのこと。
モロッコは先史時代にベルベル人が現れたことに由来しますが、
私たちが訪れたタンジェ(タンジールともいう)を含む沿岸部は、
フェニキア人によって設けられた交易拠点が起源となっています。
モロッコもローマ帝国をはじめ、様々な国や文化に征服された歴史があります。
詳しくはWikiを見ましょう(←まとめるの諦めましたw)
タンジェはジブラルタル海峡に面した港湾都市です。
1920年から1950年代まで、神秘的であり、かつ免税の場所として
冒険家・富裕層・著名人に人気の町でした。
1960年にタンジェがスペインからモロッコに返還されてからはそうではなくなったようですが、
現在は再度観光業が盛んになり、多くの船が行き来しています。
現地通貨はディルハム。
大きなお店ではユーロ、ドルも使えます。
スーク(マーケット)で買い物をする時は値段交渉を頑張りましょう。
添乗員さん曰く「意外と吹っかけてきます」。
あとアジアと同じく食事や水(氷)には気を付けてください。
屋台などの食べ物は不衛生な場合があるので、場所を選ぶこと。
まぁ、町をあるけば…
「うん、船に戻ってからご飯食べよ」
っておもいます。
さて、10:00に集合場所へいったら添乗員さんより
「下見に一度下船してきましたが…絶対迷います。
よければ友人の知り合いの現地ガイドがいるのですが、雇いませんか?」
とうことで、一人5ドルくらいだったのでお願いしました。
結論、現地ガイド雇ってよかった!
本当に迷宮でした。
あれ、夫と二人で散策してたら、船に戻れる自信が全くない( ゚∀゚; )
▼今回散策したタンジェの旧市街地MAP
この旅で実は結構楽しみにしていたモロッコ。
つ、ついに初アフリカ大陸上陸~(灬ºωº灬)
▼港湾内
送迎バスとかなくて、港の外まで結構歩きました。
▼旧市街(MEDINA)
▼現地ガイドのとっても陽気なおじさんと合流して旧市街の中へ
小さな商店や露店が並んでいる場所です。
マーケットは現地の人たちの生活がわかって楽しいです。
見た事ないものとか、あんまりみたくないものとか、色々並んでいました。
釣り具をもった人を発見した夫。
「あ!あそこに釣具屋がある~」とテンションが一気にあがりますw
(それまでは低かったのにw)
こちらは貝。
もはや海産物でもテンションが上がる夫w
路地の横に目をやると…
大量に積み上げられた鶏(まだ、生きてます)。
アップにしてみましょう。
おとなしく積み上げられていますね。
このあと売られて、買われて、しめられるのかな…。
こちらは…ペットショップ…じゃないよな~?
食べれそうな鳥がいっぱいだもんなぁ。
卵要員かなぁ。
至るところで鳥が売られていて、
鳥が苦手な方は「ひえ~」っておっしゃってました。
アップにすると
もはや路上で放し飼いw
▼たぶんPETIT SOCCOあたり
▼近くにあるモスク(Grand Mosque)
入口は左が男性用、右が女性用。
ここまでも結構入り組んだ道でしたが、ここから迷宮へ。
場所によっては結構な狭さの道。
空も狭いよ。
似たような壁が続いているし、もう自分がどこにいるのかわかりません(-"-;A
▼迷宮(旧市街)の中にある商店。
入口は狭いですが、奥行きがあって入ると意外に広い場合も。
さて、モロッコのお土産として有名なもののひとつが革製品。
バブーシェは革製の室内履きです。
カラフルでデザインも様々なバブーシェが至るところで売られています。
日本の雑貨屋さんでもたまに見かけますよね。
続いて、有名なのがタジン鍋。
タジン料理は、円錐形の独特な形をした蓋の土鍋でつくる蒸し煮込み料理。
蒸気の抜ける穴がなく、蒸し料理やシチューを作ります。
民族衣装も結構人気のようです。
他には
・銀細工
・ミントティーポット
もオススメのお土産なんだとか。
連れて行ってもらったお土産物屋さんにたくさんありましたが、
なんかぐっとくるデザインがなくて・・・。
モロッコにはかわいい雑貨が多いと聞いていたので楽しみにしていたのですが、
私の好みではなかったようです。
トルコの時は「あれもほしい~これもほしい~」ってなったんだけどなぁ。
最後にモロッコといえば、アルガンオイル。
アフリカ・サハラ砂漠の北西、モロッコの南西部にしか生育しないアルガンツリーの実の種子から抽出されるオイルです。
収穫が厳しく制限されているうえ、100㎏のアルガンの実から1ℓ程度しか採取できない希少なオイル。
現在は成分の解析が進むにつれ、美容オイルとして注目されていますが、
昔から現地の人は民間療法として用いていました。
現地ガイドの方が薬局に連れて行ってくれて、
そこで薬剤師免許を持った方からアルガンオイル関連商品を購入。
その時に説明してくれた内容によると、
「アルガンオイルは痛み止めの効果があって、マッサージに使うといいんだよ。
もちろん髪やお肌にもいいよ~」とのこと。
このお店を出てから、少し自由行動の時間。
集合場所の近くに魚を手でさばいている屋台がありました。
ビデオを片手に近寄っていく夫w
釣れてないからね。
お魚見たらうれしいよねww
この屋台がある広場を中心に散策…
しようとか思ったけど、迷う~(´ε`;)
少し行ったらすぐ分岐。
そしてまた分岐。
もう戻れる気がしないから、この近くでウロウロw
続いてランチへ。
食事は結構不安だったのですが、予想外にきれいなレストランに連れて行ってもらいました。
▼レストラン外観(写真ぼやけますが…)
▼案内されたのは2階
注文してから料理がくるまで結構時間がかかったので、
レストランの屋上へ案内してもらい、写真撮影。
▼港がみえる方角
▼たぶんカスバ(KASBAH/要塞)広場
レストランはこの真向いにありました。
▼いっぱい歩いてきた迷宮(旧市街)
上から見ても道はわからないなorz
▼窓の形が独特
ランチのメニューは・・・
▼まずはオリーブがモリモリきて
▼チキンパイ
見た目は美味しそうなんだけど・・・
シナモンがかかってて、ちょっと甘め。
▼中はこんな感じ
▼メインのタジン
夫が「ラムのタジン」で私が「チキンのタジン」です。
▼デザートのなんかすっごい甘い練り菓子と甘いお茶
全体的に結構甘さが際立つお料理でした。
もう一度食べたいか?って聞かれると、
まぁ十分かなって答えるかな。
食事が結構時間がかかり、夫の釣りタイムが残りわずかに。
食後は現地ガイドさんとわかれて、ダッシュで海へ。
振り返りもせず、私をおいてズンズン歩いていく夫(●・̆⍛・̆●)
とりあえず海に到着。
ボラが跳ねてるし何かいるんじゃないかってことで、竿をだします。
私は暇だから、周辺の写真撮影。
写真左の建物が「ホテル・コンチネンタル」。
行きに「ここでは結構有名なホテルだよ」って解説してくれていたところな気がする。
釣れないので、港へ移動。
20分近く歩いて、船の後方へ。
結構大きな魚影はあるし、あとは竿を出すだけ~!
ってところでパトロールカーが来て止められます∑(-x-;)
釣り禁止看板は出てないんだけど、ダメだって~。
「せっかくここまで来たのに。
もう時間ないし。
魚影もあったのに・・・。」
とへこみながら、帰船する夫。
背中に哀愁が漂います(´・ω・`)
さて、この日のメインダイニング(ディナー)ではちょっとしたイベントが。
ローマ帝国風?兵隊衣装の方を先頭にスイーツの行進。
英語ワカラナイから、何のイベントだったかのは不明(;´▽`A``
この日のスイーツは、結構美味しかったらしいです。
私は行進していないスイーツを頼んでいましたorz
英語力あればなぁ・・・。
<つづく>