2月24日(水)

 

朝食をとったら、すぐに移動開始です。

雪が降る平瀬温泉を後にして、富山方面へ。


◇富山県高岡市/高岡大仏(銅造阿弥陀如来坐像)

高岡大仏は奈良、鎌倉と並ぶ「日本三大大仏」の一つ。

三大大仏の定義についてはまぁ色々ありますが・・・

高岡大仏はまぁまぁ有名な大仏様ではないでしょうか?

 

私は大学生時代に五箇山~高岡~宇奈月~金沢と

今回とほぼ同じようなコースを青春18切符で回ったことがあります。

その折に高岡大仏も駅からテクテク歩いて見に行きました。

 

夫は見たことがないということで、再訪。

今回は大仏様の横にあった無料駐車場に車をとめて参拝します。

 

高岡大仏は、延享2年(1745)、木造金色の仏像が建立されたことが始まりです。

その後、2度火災で焼失

現在の大仏様は昭和8年(1933)に高岡銅器の職人達によって造営され、
日本一美男な大仏とも言われています。

 

 

 

以前訪れた時、ここはコワイ、というイメージがありました。

なぜコワイと思ったのかははっきりとは覚えていなかったのですが、

今回訪れて「あぁ、これがこわかったのか」とわかりました。

 

高岡大仏のお台座下には「回廊」があります。

そこにはたくさんの仏像や石造、そして仏画が展示されています。

若い私は、薄暗い中、多くの宗教画に囲まれてびびってたんでしょうねぇ。

 

そしてお台座を半周したところにある、、、仏頭。

 

 

高岡大仏は、二度焼失しており、今のは三代目だと前述しました。

こちらは明治33年(1900)の大火で焼け残った二代目の仏頭です。

 

結構迫力あるんですよね。

朝の明るい日の光の中で参拝していても、なかなか・・・。

 

よく覚えていなかったけど怖かった場所から

ちゃんと理解してそれでもちょっと怖い場所に変わりました(;´Д`)

 

ちなみに大仏様の横には寺務所があります。

お守りや御朱印もありましたよ。

 

 

高岡大仏の後は瑞龍寺へ。

大学生の時は高岡の駅に降り立って、大仏様"だけ"見て帰ったんですよね、私w

せっかくなので、寄り道。

 

◇富山県高岡市/国宝 高岡山 瑞龍寺

瑞龍寺曹洞宗のお寺です。

 

加賀二代藩主 前田利長公の菩提を弔うため、

三代藩主 前田利常公によって建立されました。

 

七堂伽藍をそなえており、江戸初期の禅宗寺院建築としてとして高く評価されています。

 

奈良の寺院をまわる時は、よく伽藍配置を気にしていましたが・・・

久しぶりに整然とした伽藍構成の寺院に来たなーと思いました。

東司と浴室は失われていますが、そのほかは綺麗に残っています。

 

◆総門

 

◆伽藍配置図(写真ぼやけてたーorz)

 

◆沿革

 

◆山門

 

◆仏殿

 

◆大庫裏(キッチン)

 

◆烏瑟沙摩(うすさま)明王

現存する烏瑟沙摩明王の中で日本最古にして最大級のものが、法堂右にまつられています。

本来東司にまつられていましたが、焼失したため法堂へ。

烏瑟沙摩明王は不浄を清め(厠の神様)、下の仏様、安産の仏様とも言われています。

写真は東司のあった方面に展示されていた複製品。

 

◆石廟

手前から

前田利長公、前田利家公

織田信長公、同室正覚院、織田信忠公

の分骨廟。

 

 

くまなく回って、最後に御朱印を頂き、終了。

寒いのもあるでしょうが、空気がピーーーンとしてて、気持ちの良いお寺でした。

 

徒歩10分のところに墓所もあります。

私は時間の都合であきらめましたが、時間がある方はぜひ参拝されみてください。

 

<つづく>