1月7日【バヌアツ・ミステリーアイランド】

今日はバヌアツです。
バヌアツは新潟県とほぼ同じ面積の小さな国。
83の島々からなる群島国家です。
人が住めるのはその内12島。

バンジージャンプの起源となる、成人の儀式「ナゴール」が有名だそうです。

バヌアツもやはりヨーロッパに植民され、その後フランスとイギリスの戦争の影響を受け島同士で争っていたこともあります。
最終的にイギリスの力を借りて独立を果たし、2006年「地球上でもっとも幸せな国」に選ばれたとのこと。


さて、朝8時頃に船は停泊。
ベランダからは、かなり小さい島とまぁまぁ大きい島が見えます。
かなり小さい島は、本当に小さくて歩いて一周できるくらい。
まさかこの島なはずはないよねー
と思っていたのですが、テンダーボートに乗って連れてこられたのはこの小さな島!!

◆本日のテンダーボートの予定

 
◆桟橋
正面に移っている緑が茂った島に上陸するかと思いきや、小さな島に上陸。


◆この島、ミステリーアイランドの地図

この島の名前は本当の名前はAnelghowhat,Anaton
でも案内板にも「ミステリーアイランドへようこそ」となっています。  

桟橋を降りると、緑に囲まれた茅葺の屋台がいくつかあって、シュノーケルのレンタルやグラスボートのツアー受付があります。
少し奥にいくと、小さな島なわりにまぁまぁの数の市がたっています。
人が住んでいる島という感じはないので、近隣から船で人が来ているのでしょう。
ニューカレドニアの島よりは買い物するチャンスがありそうです。

◆夫は釣り場を求めて、島の奥へ・・・


市を抜け、さらに奥へ。
人の少ない海辺を求めて進んでいきます。
おそらく桟橋の反対側の海へ出たところで、夫は釣りを開始。
私は本当に何もすることがないので(見るものもない!)、とりあえず少し海に浸かります。

本当になーーーんにもない島です。
ビーチリゾートでもないので、気の利いたものももちろんありません。
ということで、とにかく海に浮かぶのに飽きたら日陰を探して移動。

◆なんとか日陰を発見
低木のそばにバスタオルを引いてごろーーんと寝ころびます。
が、太陽が真上に上がるにつれて、日陰がなくなる・・・
 
◆やどかりが寝ている横を通り過ぎていきます


同じ場所で釣りをしていると、やっぱり釣れなくなるみたいで、夫は竿をもってさらに奥へ。
私はそのまま木陰で南国を楽しみます。

本当に何もすることがないので、波の音と鳥の声を聴きながら、思考にふけります。
人生のこと、仕事のこと。
端から見たら寝そべってボーーーーっとしているだけなのですが、意外に脳内は忙しくて
「あ!これが南国の過ごし方か!」とやっと気づきました(笑)

そうこうしていると、夫が戻ってきて釣りの様子を撮影して欲しいとオファーが。
やっと南国の楽しみ方がわかってきたところだったのに… と思いつつ、夫と一緒に島の奥へ。

海に入って竿を投げる夫を、炎天下の中、撮影。
太陽は丁度真上で日陰もなく、帽子とサングラスだけじゃ痛くてしかたないから、頭からバスタオルをかぶって日陰を作りました。

が、ばっちりここで焼けてしまいました。
もう焦げたっていった方がいいんじゃないかってくらい。

夫も水着一枚で海に入っていたので、まっかっか。
さらに釣った魚に引っ張られて、沖に流されたり(笑)

立ちこみというより「泳ぎ釣り」でしたが、彼はそれらの対価を払った分、いい思い出を手に入れました。

◆今日の釣果
サンダルは夫のものです。
結構なサイズの魚たちがつれて、満足していました。  




 ↑の魚を釣った後、引き上げました。
立ちこみをしていた夫はぐったり(;´Д`)
私も太陽でぐったり(;´Д`)

帰り道に気づきましたが、結局島を一周していました。
海と砂浜とやしの木しかないような島でしたが、陸路からの旅ではこられないような場所だったと思います。

ミステリーアイランドはいくつかあるみたいで、添乗員の方も降りてみないとどの島にいくのかわからないらしく、乗組員に聞いても「(どの島にいくのか)わからない」と言われていたらしいです。
まぁ船長はわかっているでしょうがw
人生でもう一度ここに来ることはないかもしれませんが、南国らしいよい島でした。

魚も大きなものが釣れて、夫にとっても「最も幸せな国」になりました。

◆1/7のタオルアート

◆1/7の船内新聞
 
<つづく>