2015年9月30日
道の駅湯布院を後にして
今回の旅の一番のメインであり、今夜の宿「亀の井別荘」へ向かいます。
湯布院には「御三家」と言われる、高級旅館が3つあります。
「亀の井別荘」「玉の湯」「山荘 無量塔」
これまで湯布院を訪れる度に、この御三家のカフェやショップに足をのばしていました。
今回はそのうちの一つ「亀の井別荘」へ泊ります。
亀の井別荘は、私が幼い頃よく親が連れていってくれたらしく、思い出の場所でもあります。
今回はせっかくだし!
ということで、宿泊。
そして湯布院の町ではなく、お宿と湯を堪能することにしました。
あいにくの雨ですしね
亀の井別荘は大正時代、「貴人接待」の別荘として建てられた建物です。
現在は本館・洋間6室と、和風の離れ15室、森の庭園30,000㎡を併設したお宿です。
チェックインの時間より早く到着しましたが、車を停めたらお宿の方が傘を持って出迎えにきてくれました。
▼フロント
照明が抑えられていて、落ち着いた空間になっています。
フロントといっても、カウンターがあるわけではありません。
ホテルでいうコンシェルジュデスクのようなところがあるだけです。
何も知らずに迷い込んだら、お宿と気づかないかもしれませんね。
▼今回のお部屋は離れ
フロントのある本館からつながる和風の離れ。
お部屋は二人だと、とてもひろかったです。
この写真は玄関を入ったところにある一間より撮影したメインの和室です。
奥に進むとお化粧室とお風呂があります。
他にも和室がもう一つとキッチン、中庭。
お部屋は全て作りが違うので、泊まるたびに楽しめそうです。
▼亀の井別荘のオリジナルのお菓子
干し柿をくり貫いて、中に白餡がはいってました。
亀の井別荘の名物だそうです。
お部屋のお風呂も源泉が引かれています。
チェックインが早かったので、まだお湯はたまっていませんでした。
が、お部屋係の方が温泉を貯めてくれて、
「滞在中は蛇口をしめなくていいです」
との案内がありました。
な、なんて贅沢な(*´∀`)
まずは早速、大浴場でお湯を堪能します。
男女は入れ替え制で、内湯1つに外湯が2つ(男湯は1つ)。
作りはそう違いません。
天井が高く、開放感のある作りです。
ちなみに脱衣所にはすべてのアイテムがそろっています。
「浴衣に着替えて何も持たず手ぶらでいらっしゃってください」
とお部屋係の方に言われましたが、本当に手ぶらでOK!
お湯は透明でサラサラ。
黒川と違って癖がありません。
風呂上がり、場所を談話室に移して、お仕事。
▼談話室
夕方までのんびりお仕事します。
書架には本がびっしり。
お茶はセルフサービスで数種類。
天井桟敷と同じテイストの音楽が流れています。
写真中央の大きな黒い丸は蓄音機。
SPレコードの演奏が時間限定で行われます。
(今回は夕飯を堪能してて聞きそびれましたw)
▼内線はすべて黒電話
懐かしくて趣があります。
お部屋の内線も全て黒電話。
「ジリジリジリ」と鳴って着信を知らせてくれます。
もちろん、かけるときは「ジーコ…ジーコ…」とダイヤル(とう表現でいいのかな?)を回します。
お仕事が終わったので、浴衣姿で散策に。
まずは亀の井別荘のショップ「鍵屋」へ。
▼鍵屋(お土産屋)
亀の井別荘オリジナルの商品が多数あります。
宿泊者以外も入れる鍵屋は過去数回来たことがあります。
食品から雑貨まであり、御三家のショップの中でも一番品数が多いのではないでしょうか。
相変わらずどれもセンスの良いものばかりでした。
▼亀の井別荘の門
雨でしたから、番傘を持って散策にでます。
▼亀の井別荘の本館前
恰幅のいい夫は、浴衣姿が絵になります。
ちょっと短いけど、雨だし丁度よいでしょうw
▼金鱗湖は既に霧が出始めてました。
雨で17時を過ぎていたので、昼間は人が多い金鱗湖も閑散としていました。
湯布院の町は17時を過ぎると、お店もほぼ閉まり、閑散とします。
▼近くにある御三家の一つ「玉の湯」
散策がてら、ショップ(お土産屋さん)へ。
玉の湯のショップは陶器をたくさん扱っています。
▼蛍が飛ぶことで有名な市内を横切る川
夫が探しているのは「魚」ですがw
歩き疲れて、帰宅。
お腹がすいてしまったので夕飯を早められないか聞けば、すぐに対応してくれました。
1時間早く食事へ向かえることに。
夕飯は「お部屋食」か「湯の岳庵」のどちらかを予約の際に選べます。
今回は思い出の場所(といっても私は幼すぎて記憶にない)「湯の岳庵」にて夕飯です。
お部屋で待っていたらお迎えの方が来てくれて、湯の岳庵まで案内してくれます。
湯の岳庵の場所はわかっていましたが、せっかくなので連れて行ってもらいます。
▼献立
夫はスッポンに喜々としていましたが、私は別のモノに変えてもらいました。
亀・・・は食べるのに勇気がいるんです。
(↑ただの食わず嫌いですが・・・)
▼大分といえばシイタケ
七輪であぶっていただきます。
傘が汗をかいてきたら、傘を食べて・・・
残った石づきは割いてから、再度あぶっていただきます。
▼お造り
九州のお醤油はなぜこんなにもお刺身にあうのでしょうか。
もちろんお土産として購入済みです。
釣り吉の夫がw
▼わたしのスッポンにかわるお料理
ズッキーニと山芋とマスタードソース…だった気がします。
美味しかったことだけはしっかり覚えているのですが。
▼すっぽんのから揚げ
夫は堪能しておりました。
▼うなぎの白焼き
▼黒毛和牛ステーキ
80g~200gまで、お腹に合わせて選択できます。
私:100g 夫:150g で注文。
写真は私の100gです。
私「欲張らずに80gにしとけばよかった・・・」
夫「欲張って200gにしなくてよかった・・・」
▼食後のデザートと珈琲
珈琲は天井桟敷で出しているものと同じだそうです。
お腹いっぱい。
どれも、美味でございました。
食事が終わったら、またお迎えが来てくれて、お部屋に案内してくれます。
が、このあと「BAR山猫」へ行く旨を伝えていたので、
湯の岳庵の方が山猫まで案内してくれました。
いや、これまた場所は知ってるんですけどね。
せっかくなので優雅な気分を味わおうかと。
鍵屋の二階、昼間は「天井桟敷」というカフェが、夜は「BAR山猫」になります。
▼窓辺の席へ
もみじがライトアップされていて、きれいでした。
まだ色づいてはいませんでしたが。
カクテルはオリジナルでも作ってくれます。
満腹だったので1杯だけ楽しんで、お部屋に戻りました。
夜はお部屋の温泉を満喫。
新しい源泉を独り占めして楽しめるなんて、幸せ。
ホクホクして、就寝です。
翌朝、黒電話がジリジリジリとなって、朝食準備完了の連絡が。
お部屋まで運んできてくれます。
▼朝食
夫は和食、私は洋食を選択。
パンはお部屋のキッチンで焼いてくれるのでアツアツです。
朝食後、大浴場へ行って温泉を堪能。
チェックアウトまで時間があるので、天井桟敷にお茶をしに行きます。
▼天井桟敷の店内
夜とはまた違った雰囲気です。
▼モンユフ
名物の「モンユフ」。
以前は「おいし~」と、一人1個、ぺろっと食べていましたが・・・
年齢を重ねると、少し濃く感じます。
今回は二人で1つにしましたが、ちょうどよかったです。
チェックアウトはお部屋からフロントに伝えれば、荷物を運びに来てくれます。
車まで傘つきでお見送りしてもらい、亀の井別荘を後にします。
【亀の井別荘】
住所:大分県由布市湯布院町川上2633-1
電話:0977-84-3166
HP:http://www.kamenoi-bessou.jp/
至れり尽くせり、大満足。
優雅にのんびり過ごせました。
この後は大分空港へ。
高速を使って移動しようとしたら、霧で通行止めにorz
大慌てで迂回。
山道を別府に抜けて、空港へ向かいます。
湯布院はよく霧が発生します。
朝のんびりながめるのは美しくていいのですが・・・
移動が重なると大変です。
少し早めに情報確認することをオススメします。
ということで、最後ばたばたしましたが、無事東京へ。
今回もよい旅でした。
<おわり>
道の駅湯布院を後にして
今回の旅の一番のメインであり、今夜の宿「亀の井別荘」へ向かいます。
湯布院には「御三家」と言われる、高級旅館が3つあります。
「亀の井別荘」「玉の湯」「山荘 無量塔」
これまで湯布院を訪れる度に、この御三家のカフェやショップに足をのばしていました。
今回はそのうちの一つ「亀の井別荘」へ泊ります。
亀の井別荘は、私が幼い頃よく親が連れていってくれたらしく、思い出の場所でもあります。
今回はせっかくだし!
ということで、宿泊。
そして湯布院の町ではなく、お宿と湯を堪能することにしました。
あいにくの雨ですしね
亀の井別荘は大正時代、「貴人接待」の別荘として建てられた建物です。
現在は本館・洋間6室と、和風の離れ15室、森の庭園30,000㎡を併設したお宿です。
チェックインの時間より早く到着しましたが、車を停めたらお宿の方が傘を持って出迎えにきてくれました。
▼フロント
照明が抑えられていて、落ち着いた空間になっています。
フロントといっても、カウンターがあるわけではありません。
ホテルでいうコンシェルジュデスクのようなところがあるだけです。
何も知らずに迷い込んだら、お宿と気づかないかもしれませんね。
▼今回のお部屋は離れ
フロントのある本館からつながる和風の離れ。
お部屋は二人だと、とてもひろかったです。
この写真は玄関を入ったところにある一間より撮影したメインの和室です。
奥に進むとお化粧室とお風呂があります。
他にも和室がもう一つとキッチン、中庭。
お部屋は全て作りが違うので、泊まるたびに楽しめそうです。
▼亀の井別荘のオリジナルのお菓子
干し柿をくり貫いて、中に白餡がはいってました。
亀の井別荘の名物だそうです。
お部屋のお風呂も源泉が引かれています。
チェックインが早かったので、まだお湯はたまっていませんでした。
が、お部屋係の方が温泉を貯めてくれて、
「滞在中は蛇口をしめなくていいです」
との案内がありました。
な、なんて贅沢な(*´∀`)
まずは早速、大浴場でお湯を堪能します。
男女は入れ替え制で、内湯1つに外湯が2つ(男湯は1つ)。
作りはそう違いません。
天井が高く、開放感のある作りです。
ちなみに脱衣所にはすべてのアイテムがそろっています。
「浴衣に着替えて何も持たず手ぶらでいらっしゃってください」
とお部屋係の方に言われましたが、本当に手ぶらでOK!
お湯は透明でサラサラ。
黒川と違って癖がありません。
風呂上がり、場所を談話室に移して、お仕事。
▼談話室
夕方までのんびりお仕事します。
書架には本がびっしり。
お茶はセルフサービスで数種類。
天井桟敷と同じテイストの音楽が流れています。
写真中央の大きな黒い丸は蓄音機。
SPレコードの演奏が時間限定で行われます。
(今回は夕飯を堪能してて聞きそびれましたw)
▼内線はすべて黒電話
懐かしくて趣があります。
お部屋の内線も全て黒電話。
「ジリジリジリ」と鳴って着信を知らせてくれます。
もちろん、かけるときは「ジーコ…ジーコ…」とダイヤル(とう表現でいいのかな?)を回します。
お仕事が終わったので、浴衣姿で散策に。
まずは亀の井別荘のショップ「鍵屋」へ。
▼鍵屋(お土産屋)
亀の井別荘オリジナルの商品が多数あります。
宿泊者以外も入れる鍵屋は過去数回来たことがあります。
食品から雑貨まであり、御三家のショップの中でも一番品数が多いのではないでしょうか。
相変わらずどれもセンスの良いものばかりでした。
▼亀の井別荘の門
雨でしたから、番傘を持って散策にでます。
▼亀の井別荘の本館前
恰幅のいい夫は、浴衣姿が絵になります。
ちょっと短いけど、雨だし丁度よいでしょうw
▼金鱗湖は既に霧が出始めてました。
雨で17時を過ぎていたので、昼間は人が多い金鱗湖も閑散としていました。
湯布院の町は17時を過ぎると、お店もほぼ閉まり、閑散とします。
▼近くにある御三家の一つ「玉の湯」
散策がてら、ショップ(お土産屋さん)へ。
玉の湯のショップは陶器をたくさん扱っています。
▼蛍が飛ぶことで有名な市内を横切る川
夫が探しているのは「魚」ですがw
歩き疲れて、帰宅。
お腹がすいてしまったので夕飯を早められないか聞けば、すぐに対応してくれました。
1時間早く食事へ向かえることに。
夕飯は「お部屋食」か「湯の岳庵」のどちらかを予約の際に選べます。
今回は思い出の場所(といっても私は幼すぎて記憶にない)「湯の岳庵」にて夕飯です。
お部屋で待っていたらお迎えの方が来てくれて、湯の岳庵まで案内してくれます。
湯の岳庵の場所はわかっていましたが、せっかくなので連れて行ってもらいます。
▼献立
夫はスッポンに喜々としていましたが、私は別のモノに変えてもらいました。
亀・・・は食べるのに勇気がいるんです。
(↑ただの食わず嫌いですが・・・)
▼大分といえばシイタケ
七輪であぶっていただきます。
傘が汗をかいてきたら、傘を食べて・・・
残った石づきは割いてから、再度あぶっていただきます。
▼お造り
九州のお醤油はなぜこんなにもお刺身にあうのでしょうか。
もちろんお土産として購入済みです。
釣り吉の夫がw
▼わたしのスッポンにかわるお料理
ズッキーニと山芋とマスタードソース…だった気がします。
美味しかったことだけはしっかり覚えているのですが。
▼すっぽんのから揚げ
夫は堪能しておりました。
▼うなぎの白焼き
▼黒毛和牛ステーキ
80g~200gまで、お腹に合わせて選択できます。
私:100g 夫:150g で注文。
写真は私の100gです。
私「欲張らずに80gにしとけばよかった・・・」
夫「欲張って200gにしなくてよかった・・・」
▼食後のデザートと珈琲
珈琲は天井桟敷で出しているものと同じだそうです。
お腹いっぱい。
どれも、美味でございました。
食事が終わったら、またお迎えが来てくれて、お部屋に案内してくれます。
が、このあと「BAR山猫」へ行く旨を伝えていたので、
湯の岳庵の方が山猫まで案内してくれました。
いや、これまた場所は知ってるんですけどね。
せっかくなので優雅な気分を味わおうかと。
鍵屋の二階、昼間は「天井桟敷」というカフェが、夜は「BAR山猫」になります。
▼窓辺の席へ
もみじがライトアップされていて、きれいでした。
まだ色づいてはいませんでしたが。
カクテルはオリジナルでも作ってくれます。
満腹だったので1杯だけ楽しんで、お部屋に戻りました。
夜はお部屋の温泉を満喫。
新しい源泉を独り占めして楽しめるなんて、幸せ。
ホクホクして、就寝です。
翌朝、黒電話がジリジリジリとなって、朝食準備完了の連絡が。
お部屋まで運んできてくれます。
▼朝食
夫は和食、私は洋食を選択。
パンはお部屋のキッチンで焼いてくれるのでアツアツです。
朝食後、大浴場へ行って温泉を堪能。
チェックアウトまで時間があるので、天井桟敷にお茶をしに行きます。
▼天井桟敷の店内
夜とはまた違った雰囲気です。
▼モンユフ
名物の「モンユフ」。
以前は「おいし~」と、一人1個、ぺろっと食べていましたが・・・
年齢を重ねると、少し濃く感じます。
今回は二人で1つにしましたが、ちょうどよかったです。
チェックアウトはお部屋からフロントに伝えれば、荷物を運びに来てくれます。
車まで傘つきでお見送りしてもらい、亀の井別荘を後にします。
【亀の井別荘】
住所:大分県由布市湯布院町川上2633-1
電話:0977-84-3166
HP:http://www.kamenoi-bessou.jp/
至れり尽くせり、大満足。
優雅にのんびり過ごせました。
この後は大分空港へ。
高速を使って移動しようとしたら、霧で通行止めにorz
大慌てで迂回。
山道を別府に抜けて、空港へ向かいます。
湯布院はよく霧が発生します。
朝のんびりながめるのは美しくていいのですが・・・
移動が重なると大変です。
少し早めに情報確認することをオススメします。
ということで、最後ばたばたしましたが、無事東京へ。
今回もよい旅でした。
<おわり>