2015年3月15日

さて20分程で
「宗太夫坑(そうだゆうこう)コース」
をクリアしたので、ダッシュで
「道遊坑(どうゆうこう)コース」
へ向かいます。

一度出口となっている資料館とお土産物屋さんを通過して
もう一度最初の入口に戻ります。

▼車道から宗太夫坑(そうだゆうこう)の入口が確認できました
 
  

さっきは整備された階段を上り下りして、
そこから江戸時代の坑道を覗きましたが、
こちらは明治に入ってからの坑道ということもあり、
当時のままの状態を歩いて進みます。

▼道遊坑の中
 

人形などの展示はなく、
ただひたすら採掘跡を歩いて見学します。
鉱山とか地下探検が好きな方は楽しいかな。

坑道を抜けると、
近代化が進んだl鉱山で使用されていた道具類を見て回れます。

▼江戸コースとは一転、近代化を感じます
 

▼昭和13年から導入された、蓄電池式の機関車。
小さいの結構な力持ちで、仕事が終わった後に
機械工場で充電されて翌日の仕事に備えました。
 

▼宮内省の管轄の時は「菊の紋章」、
三菱合資会社に払い下げれたときは「三菱の社章」が入った瓦が製造され、
製鉱所に取り付けれてていました。
製鉱所が撤去された後は、社宅などに再利用されたそうです。
 

工場内を一巡した後、
外に出ると鉱脈の跡を見て取れます。

▼父(てて)の割戸と割間歩
1601年、佐渡金山発見の端緒となった
金鉱脈の大露頭(鉱脈が地表に露出したもの)のひとつです。
 

▼道遊の割戸
江戸初期の露頭掘りの採掘跡。
割戸の幅は約30m、深さは約74m。
山頂が江戸時代の手堀り跡です。
 

そしてこちらのコースも出口は
江戸コースと同じ資料館とお土産物屋さんにつながっています。
(二回もお土産物屋さんを通らされるとはw)

資料館は佐渡金山の歴史から、
製造の過程、小判の展示まで盛りだくさんです。

▼小判がズラーーーー
 

ほんとーーーーに、ここ、じっくり見たかった!
明治コースと資料館を40分程で制覇です。

また来たいなー、ゆっくりみたいなー、
と思いつつ、佐渡金山を後にします。

 
 
 【史跡 佐渡金山】
住所:新潟県佐渡市下相川1305番地
電話:0259-74-2389
営業時間:11月~3月 / 8:30~17:00
駐車場:あり

<つづく>