サムスン Galaxy Gear S3 frontier レビュー | 園田静夫の部屋

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身辺雑事ですが、たまにレビューなどやってみます。

サムスン謹製「Galaxy Gear S3 frontier」を買ってみました。

 

昨年(2017年)に発売され香港の空港やモールで実機をみたりして気になっていました。

金属製でソリッド感があり、画面も本物の時計の文字盤化と疑うほどの出来の良さでした。

一方で4万5千円程度とそこそこのお値段で、iPhone使いの筆者には相性の面でも心配で購入を躊躇していました。

いつまでの気になっていたので今回思い切って購入してみたので簡単にレビューを。

 

開封の儀や機能面のレビューは外のサイトにお任せし外見的なことやApple Watchとの比較などを簡単に。

 

まず、初期設定ですがApp StorからGear SというアプリをダウンロードしiPhoneにインストールします。

もちろん無料です。

 

次に時計本体の電源を入れます。

電源の入れ方で一瞬???となりましたが、時計の右の下のボタンの長押しで電源が入るようです。

 

あとはiPhoneのアプリから時計を探すで、見つかったらペアリング開始です。

 

途中、サムスンのサイト登録があったりしますが、実際使えるようになるまで20分程度でした。

まぁガジェット好きなら迷うことはありません。

 

あらましいじってみましたが、おおむねiPhoneとのペアでも問題ないようです。

LINEのメッセージの通知も来ますし、内容も確認できます。

ニュースアプリなどもそれなりに機能しています。

 

 

外観に関しては非常に時計としてよくできていて金属の質感もよく、特に回転ベゼルのソリッド感は特筆ものです。

ベゼルを回すことによって操作が可能な点が特徴でもありますが、削り出し感のある金属ベゼルはすばらしいです。

タフな感じもよく出ていて、実際MILスペックをいくつかクリアできるほどヘビーデューティーなスマートウォッチは外にないでしょう。

 

 

実はS3には二種類の外装が用意されていて、今回購入したfrontierとややドレッシーなCLASSICがあります。

服装にもよるでしょうが、筆者はGEARというならfrontireじゃないかなと思います。

 

サイズ感的には最近はやりのデカ厚風で心拍計のプラ部分をふくめるとそれなりにごついです。

Apple Watchとの比較をするともっこり感があります。

 

 

 

やはり形が所謂丸形腕時計なので質感もあってスマートウォッチをしているという感じではないですね。

実際、文字盤やボタンの操作性は普通の時計とほぼほぼ同じです。

そこにスマートウォッチの機能と回転ベゼルでの操作性をうまく融合させたものになっています。

 

バッテリーもApple Watchがもって3日なので、使い方によっては4、5日持つとなれば一歩リード感があります。

 

気になった点といえば、付属のベルトがややちゃちい!のと文字盤を含めた商品全体のブランディングでしょうか。

ベルトに関してはApple Watchと違い汎用の22mm幅のベルトが簡単に装着できるので何とかなりそうです。

時計本体がデカ厚なので、レザーベルトにするのならパネライ用ぐらいの肉厚のレザーベルトがいいと思います。

 

一方の文字盤については、よく言えば自由で幾らでもある状態。(公式サイトからダウンロードできます)

わるく言えば、著作権上大丈夫なのか?という一抹の不安がよぎります。

オメガのシーマスターの文字盤やロレックスのEX1の文字盤とか、IWCなんてのも揃ってます。

しかもそれぞれのブランドロゴ入りです。 これはいいのか?!

それでいてデザインの完成度は高く正規品?と思うぐらいなので尚不思議です。

そうかと思えば、かなり素人的な文字盤もあったりで、なんだかちぐはぐな感じです。

こういうところはやはりAppleのほうが(融通は利きませんが)安定感統一感があります。

 

しばらく、Apple Watchと併用しつつ使ってみようと思います。