能登兄貴へ | 真夜中の伝道(死にたくなったら読むブログ)

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昼の喧騒から離れ、夜に読んでほしいです。孤独な魂に、必ず聖書の言葉が届くと信じています。

仕事の帰りがけ、自転車に乗りながら、MDで(これなくなるらしいですね。)能登兄貴のメッセージを聞いていた。


兄貴のメッセージはいつも「死」があって「苦難」があるのである。


兄貴は成功と幸せばかりを語らないのだ。


まあ、当たり前と言えば当たり前の話だ。


聖書は元々そういう世界だからだ。


この人はイエス様を信じ、受け入れ、回心し、別の道を考えていたのに神様からの召命を受け、牧師になり、挙句の果てには癌になり、36歳の若さで天国に帰られた方なのだ。


最初、癌になったとき兄貴は意味がわからなくなって聖書を読めなくなったそうだ。


漫画しか読めなくなったというのだ。


それはそうだろう。


きれいな奥さんがいて、可愛い娘さんがいて、一生懸命牧会にあたって、それで癌の宣告である。


しかも重症なのである。


意味がわからなくてあたり前だ。


罪を犯して癌ならわかる。


しかし、罪を犯しているものが祝福されているのに、正しいものが癌なのである。



牧師とはいえ、信仰が揺らぐのも仕方ないと思う。


それで兄貴はその怒りを神様にもぶつけたらしい。


しかし、ある時兄弟姉妹たちから手を当てて祈ってもらっていたときに、かれは気づくのだ。


「あっ。俺って神様に愛されているのだ。」ということに・・・・・・・・・・・・。







彼はそこから、再び「死」を眼前において御言葉を語りだした。


彼はいつも「苦難」があっていいんだよ。と、語ってくれる。


それは主からの恵みだよ。と。






私は彼のメッセージで何度救われたであろう。


現に今もそうだ。


兄貴よ。ありがとう。(もう、私のほうがおじさんですがね。)


あなたが苦しんでくれたから、私は今もクリスチャンでいられるのです。