トイレの時間? | 真夜中の伝道(死にたくなったら読むブログ)

真夜中の伝道(死にたくなったら読むブログ)

昼の喧騒から離れ、夜に読んでほしいです。孤独な魂に、必ず聖書の言葉が届くと信じています。

私たちの職場に新しい職員さんが入ってきたのです。


優しくて礼儀正しい好青年Mさんです。


この方は本当に礼儀正しくて、ご利用者の方をトイレにお連れする際は必ず「おトイレに行きますか?」とお聞きするわけなのです。


それを見ていて、私みたいなすれっからしは「その方には言っても、わかんないのにな。」なんて思うのですが、ふと我に返るとどっちが正しいのだろう?と思うわけなんですよね。


第一トイレなんて普通は自分が行きたいから行くわけです。


人に言われてトイレに行く人なんて、車で遠出かなんかをする際には、「今、行っといたら」なんてこともありますが普段は自分が行きたいから行くわけですよね。


これが普通なんです。


しかし、勿論、老人ホームですから認知症の方も沢山おられます。


だから、トイレにお誘いするのはそれはそれであってもいいのですが、それにしてもそれも普通の感覚から考えるとちょっと変なのだ。


挙句の果てにはトイレにお誘いもせず、排泄の時間をこっちで決めて、「あの人まだ行ってないんじゃない?」なんて会話が平気で出てくるのです。


そしてトイレへのお誘いの言葉もかけずに、「〇〇さんトイレの時間ですよ」なんていうわけなんですよね。


普通に考えたら「なんで俺のトイレの時間をあんたが決めるんだよ」となりますよね。


そしてそんな感覚の人間が新しい人に介護のやり方なんかを教えるわけですから、普通の感覚を持っている人は逆にびっくりするかもしれないのですね。(;´▽`A``