今日はバレンタインデーですね。
私にはバレンタインデーといえば、忘れられい思い出あるのです。
私が小学校の四年生でしたか、五年生の時でした。
私は何を勘違いしたのかある女の子(あると書きましたが、本当は名前まで覚えてます。STさんですね)が自分のことを好きに違いないと思い込んでしまったしだいなのです。(怖いですね。)
しかもそのSTさんが誰かにチョコレートをあげるといううわさが私達のクラスに広がっていったわけなのです。
もう私は「それは私以外にありえない」と思い込んでおりました。
さて、その当日の十四日・・・・・・・・。
STさんは授業と授業の合間の休み時間にも、また、昼食時の昼休みの時間にも、少しもチョコレートをあげるそぶりを見せないのです。
そして放課後・・・・・。
私はおかしいな?と思っておりました。
するとそのときがきたのです。
彼女はその当時の彼女の友人と二人でどうやらその中身がチョコレートらしい小奇麗な包装紙を持って立ち上がりました。
私は「とうとう来たぞ」とドキドキしたのです。
すると、すると、彼女達は私の元にやってくることはなく、私のだいたい斜め前ぐらいに座っていた、「まっぺ」(こっちも名前を覚えてます。)にそのチョコレートを渡したのです。
そして私はその光景をみて多大なるショックを受け、「え~っ、俺じゃないの?」と今までの期待がガタガタと崩れ去っていったわけなのです。
いま思うと自分のうぬぼれ勘違い振りに笑えてきますが、その当時は本気でSTさんは自分のことを好きに違いないと大いなる勘違いをしていたので、余計に笑えます。
思い込みというのは本当にギャグそのものです。
さて、さて、さて・・・・・・・・・。
私のようなある意味前向き?(それとも危ない、かな?)勘違いもあるのですが、しかし今度は逆に否定的な勘違いをなさっている方々も結構多いのですね。
つまり、自分の周りから自分が嫌われている?否定されている?と思い込んでしまっている方々ですね。
私の職場にも大変きれいで、仕事もでき、かつご利用者の方々にも人気のある介護士の方がいるのですが、その方も私の仕事仲間の一人に、「自分はこの仕事に向いてない」とあるとき、こぼされていたそうです。
きっと、その女性も私とは違った意味で(謙虚だよな~)勘違いをなさっているのですね。
いわゆる「セルフイメージ」が低いのでしょうが、神様は私達そのもののをありのままに愛してくださっているので、この事実を受け入れるだけで、健全なセルフイメージが育っていくような気がします。
そして私のような根拠のないうぬぼれでもなく、また、その前述した彼女のようないたずらに自分を責めるわけでのない、いい意味での「自信」が生まれていくのだと思います。
それしても、あの後は私はどうやって帰っていったのだろう。
きっと「チクショー」とか言いながら、とぼとぼと一人で家に帰っていったのでしょうね。
読んでくださった方々ありがとうございます。