戸塚ヨットスクール | 真夜中の伝道(死にたくなったら読むブログ)

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昼の喧騒から離れ、夜に読んでほしいです。孤独な魂に、必ず聖書の言葉が届くと信じています。

最近「戸塚ヨットスクールの現在」に密着したドキュメンタリー映画「平成のジレンマ」が東京の中野のポレポレ東中野で公開されていると言うことである。




この学校の校長である戸塚宏という人は校内暴力が大きな社会問題だった時代にヨットのスパルタ訓練を通して、不登校や非行少年たちを大勢立ち直らせたことで世の注目を浴びた人なのである。





ただ、その学校の訓練生が死亡したり、行方不明になったりする事件が発生し、彼はその学校のコーチとともに、傷害致死に問われて、服役し、そして現在は出所し、再びこの学校の校長に就任されたということらしいのだ。





この人に対する世間の評価は二分している。





ある人たちは戸塚宏のスパルタ的な教育は正しいとし、ある人たちはあれはおかしいと言う。





しかし私が思うにスパルタ教育というのはある人たちにとっては功を奏するし、しかし、それは絶対ではなく、ある人たちにとってはよけいにより深い精神的な傷を負わせるものだと思う。





私自身のことを言えば、本当に甘ったれたクソガキだったから、ボクシングをはじめ、会長のしごきを経験してから、ずいぶん全うになった経験を持っているのである。




だから、スパルタ教育が正しいと言うのは私自身に関して言えば少しもおかしいとは思わない。





しかしだからと言って、このスパルタ教育が全能であるとは少しも思わない。





精神的な傷が余りに深い方々はスパルタ教育の前に、「ありのままに愛される」ことがより必要だと思う。