Måneskin I Wanna Be Your Slave
最近、風変わりな音楽と踊りがSNS上で人気です。
その曲は これ! この最初の部分だけで大勢のダンス映像が公開されているのです。
オリジナルの曲は イタリアのバンド Måneskin の数年前にヨーロッパで大人気だった曲です。 SNS動画でバズっているのは最初の15秒だけです。
このような踊りで動画が投稿されています。
かつて流行った WELLERMAN みたいな雰囲気ですね。
その歌詞、4行だけご紹介しますので、動画を見ながら何度も歌ってみたらいかがでしょう?
I wanna be your slave, I wanna be your master 僕は君の奴隷になりたい、主人になりたい
I wanna make your heartbeat run like rollercoasters 僕は君の鼓動をジェットコースターみたいに走らせたい
I wanna be your good boy, I wanna be your gangster 僕はいい男になりたい、君のギャングになりたい
‘Cause you can be the beauty and I could be the monster 君は美しさに、僕は怪物になっちゃうから
この英文は難しくありませんね。
おなじみの wanna が 多用されていますが、これは want to を短くしたもの。 普通は 「ワナ」と言いますが、このバンドはイタリア人のバンドだからなのか、最初の歌い手は 「うぉんな」みたいに発音しています。
文法学習として、2行目の英文を見ましょう。
I want to make your heartbeat run like rollercoasters.
僕は君の心臓の鼓動をジェットコースターのように走らせたい
これは want の目的語が 使役動詞の to make で、make + 目的語 + 動詞の原形 構造になっています。この文の動詞の原形は文法用語で原形不定詞 とか、 to のない不定詞 とも言われます。 目的語に動詞させる、という構文が 名詞用法の不定詞句となって want という動詞の目的語となっているのです。
この文を覚えておけば、 ~に...させたい、という文を自在に生成することができますので覚えておきましょう。
簡単な例: I want to make you feel happy.
私はあなたに幸せだと感じさせたい
みなさんもぜひ、この音源で動画を上げてみてください!