台風の名前
台風5号が九州を直撃しています。九州南部の皆様、お気をつけください!
台風
英語: Typhoon
韓国語: 태풍(颱風)[てぷん]
3言語ともに発音が似てますね。おそらく、中国語由来でしょう。(台風の語源の諸説)
颱 という字は現代の日本では使われていないようです。台に簡略化したのでしょう。台と風を組み合わせて颱 だから、分解して台風にしたのかもしれません。台と颱、韓国語の発音が少し違います。右の方が激音で強く発音します。
台:대 颱:태
といったところから、日本語から韓国語に入ったのではないことは確実でしょう。
ところで、日本では台風に~号という数字を付けて言うのが普通ですが、海外では違うようです。2000年からですが、アジア(14カ国・地域)の言語で自然等を表す単語を140語とその順番を決めておいて、順番に名付けています。
今回の台風5号は、テレビでは「ノル-」と読んでましたが、韓国語です。123番目の名前です。
ノル-: 노루 ~ノロジカ。アジアに広く生息する小型の鹿
台風ノル-/노루はこれまで2004年と2011年に名付けられ、今度は6年ぶり、3回目ということになります。
名前を付ける言語は次の国の言葉、順番です。
カンボジア、中国、北朝鮮、香港、日本、ラオス、マカオ、マレーシア、ミクロネシア、フィリピン、韓国、タイ、アメリカ合衆国、ベトナム。
韓国と北朝鮮という、ハングル使用国が2つあるので、7分の1の割合で韓国・朝鮮語の名前になります。
アメリカ合衆国はハリケーンにも台風にも人の名前を付けてきた名残で、人名が3つ含まれています。他の単語はどう考えても英語とは思えない単語ばかり。不思議です。ネイティブ・アメリカン(先住民)の言葉でしょうか?
こちらの気象庁のサイトをご参照ください。→台風の名前
次の日本語名は、台風13合、ハトになる予定です。
平和の象徴たる台風13号よ、ぜひアジアに、日本に、平和を運んできてくだされ!
最後に、INFINITE/インフィニット/인피니트 の「台風/태풍/The Eye」をお聞きください!
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▼6月のあなたはブロンズランクでした