R.I.P. Pete Seeger, The Greatest Folk Singer of America

アメリカの良心と称えられることも多いフォーク・シンガー、ピート・シーガー/Pete Seegerさんが亡くなられました。現地時間で1月27日月曜日、日本時間では昨日、1/28です。
享年94歳でした。
特に病を長く患ったわけでもなく、最後に立ち会ったお孫さんによれば、10日前には木を倒すほどピンピンしていらしたそうです。
長い人生のうち70年に渡って社会的なメッセージを込めた歌を歌い続けました。常に一般庶民の立場で歌を作り歌い続けてました。
1960年代の公民権運動/Civil Rights Movement、反戦運動/Anti-War Movement、ハドソン川の浄化運動、大統領候補の応援、そして最後の目立った活動は2011年に起きた「ウォール・ストリートを支配せよ/Occupy Wall Street」の運動。いずれも力強いメッセージ・ソングで人々に勇気を与え続けてきました。
ボブ・ディラン/Bob Dylanをはじめとするフォークミュージシャンtらの良き指導者として活躍し、ブルース・スプリングスティーン/Bruce Springsteenなど数多くのミュージシャンたちに多大な影響を与えました。
僕も彼のメッセージソングの数々には心を打たれました。彼の代表曲、「勝利を我らに/We Shall Overcome」と「花はどこへ行った/Where Have All The Flowers Gone?」は永遠に歌い続かれる名曲ですし、僕は必ず中学3年生の英語の生徒たちに教えてきました。
本当に尊敬できる方でした。10年以上前に初めて作った自分のホームページの中にPete Seeger 紹介ページを作ったほどです。
歌が世界を変えることができると本気で考え、実践し続けたピートさん。今後も天国からこの混沌とした世界を見守ってください。
当ブログでも何度かピート・シーガー/Pete Seegerに関する記事を書かせていただきましたので、こちらにまとめさせていただきます。



