夏の定番洋楽ポップス: Summer holiday by Cliff Richard
以前ご紹介したVACATION/ヴァケイション、僕の好きな曲ではありますが、中学生や高校生に教えるには内容があまり教育的ではないので、一度も教えたことがありません。
内容的にも問題なさそうな夏の洋楽といえば、クリフ・リチャード/Cliff Richardの「サマー・ホリデー/Summer Holiday」でしょう。今回はこちらをご紹介します。
クリフ・リチャード/Cliff Richardはイギリス人で、1958年のデビューから、 ビートルズ/The Beatlesがデビューして大人気を得る1962年の前まではイギリスを代表する超スーパースター歌。アメリカのエルビス・プレスリー/Elvis Presleyに対抗できる数少ない歌手の一人でした。日本の歌手にたとえれば北島三郎か??
Summer Holiday は1963年の同名映画のタイトル・チューン。イギリスでは夏休みのことをVacationとは言わず、Summer Holidayと言うのが一般的です。
この歌詞の内容はとても健全です。どうぞ聞いて歌詞を読んでみてくださいな。
a week or two: 1,2 週間。単語の並べ方が日本と違うところに気をつけましょう。
Let's see if it's true: Is it true? (それは本当なのか)をLet's seeしようという意味です。Yes, No 疑問文の間接話法の例です。疑問詞の変わりに<if>という接続詞でつなぎます。
歌詞 和訳
We're all going on a summer holiday 僕らはみんなで夏の休暇に出かけるところだ
No more working for a week or two 一週間か二週間は、もう仕事もなしだ
Fun and laughter on our summer holiday 楽しんで笑って、僕らの夏休み
No more worries for me and you 僕にも君にも心の悩みは何もなし
For a week or two 一週間か二週間の間はね
We're going where the sun shines brightly 僕らは行くんだ、太陽が明るく輝くところへ
We're going where the sea is blue 僕らは行くんだ、青い海があるところへ
We've seen it in the movies 映画でよく登場するけど
Now let's see if it's true さあ、そいつが本当かどうか見てみようぜ
Everybody has a summer holiday 誰にでも夏休みがある
Doing things they always wanted to ずっとやりたいと思ってたことをやってみるのさ
So we're going on a summer holiday それで、僕らは夏休みにでかけるんだ
To make our dreams come true 僕らの夢を叶えるためにね
For me and you ~僕と君のために
繰り返し
mmm mm ...
次に映画のシーンをご紹介します。今は少なくなってきた2階建てのロンドンバスを運転しながら歌ってます。
最後は2013年にアップされた映像。