ユニクロTシャツ。
通称UT。
ブルーノートレコードシリーズが発売されています。

近所の店には置いていない種類を探しに、
今回は少し遠出をして
ユニクロのサイトで大型店となっている
大きなショップへ行きました。
ー買っちゃいました。
デクスター・ゴードンの"Go"。
ブルーテイストとグレーの2種類があるのですが、
ここはやはりオリジナルアルバムのイメージに近いグレーを購入。

…罪な企画です。
再来月にはあのクルーストラッティンも出るとか。
いやはや。

ということで、久々にデクスターゴードンの"Go"に
針を…、もとい再生ボタンを押しました。
(それにしても「針を落とす」に
変わる情緒ある言葉を探したいですね。)

少し陰を感じる"Cheese Cake"。
これこれ。
ブルーノートファンにはおなじみの
少しくぐもった独特の音質が
デクスターの豪快なブローしながらも
枯れていた音がピッタリです。

我らがソニー・クラークも非常に地味ながら
強力なゴードンのメロディラインに寄り添うように
ブルージーな演奏を披露しています。
ソロでは、少し遅れぎみのフレーズが、
タメを感じさせて効果的です。

録音は1962年ですから、
クラークにとっては、最晩年の作品となります。
もちろん本人には
そんな自覚はなかったと思いますが。
そのためか、このアルバムのテイストが
なんとも言えなく寂しく響いてしまいます。

でも大好きな一枚です。
Cheese Cake /Dexter Gordon
¥150
iTunes

※モバイル非対応




土曜日ということで、
軽めのロックが聞きたくなりました。
アメリカのセカンドアルバム"Homecoming"。

"名前のない馬(A Horse With No Name)"が有名ですが、
このアルバムもなかなかです。
70年代テイストの音作りが素敵です。
少しアンニュイなニュアンスが
たまらなく好きです。

特に2曲目の"To Each His Own"は
ピアノとギターのバランスが
気だるいメロディーに乗って展開しているあたりが
くすぐったくて心地良いです。
変な言い方ですが、
ボーカルが邪魔にならずに
聞く事ができるのも良いです。

基本的にはフォークテイストなのですが、
良い意味で、ロックを取り入れていて
センスを感じます。
後に「ニューミュージック」呼ばれるジャンルを担った
日本のミュージシャンたちに大きな影響を与えたのは
彼らの音楽だったような気がします。

この時代の独特のテイストは、
時代の気分が、
乾いた大地に根ざした音楽に
適度の湿り気を与えたという気がしてなりません。

音楽がクリエティビティだけで
決まるのではないという証です。

…というリクツはともかく
センスの良いアルバムです。
ハル・ブラインタメの効いたドラムも
魅力を添えています。
黄金の1972年作品です。

homecoming/America ★iTunes

音楽回遊魚-homecoming

NHK連続テレビ小説「てっぱん」を見ていたら
急にトランペットが聞きたくなって
ひっぱり出したのが、
クリフォード・ブラウンの"イン・コンサート"です。

素敵です。

ブラウンと言えば、個人的には
優等生で直線的なイメージが強かったのですが、
ライブというシチューエーションも手伝ってか
意外にブルージーな演奏を展開します。

1曲目の”ジョードゥ(Jor-du)"からいきなりカッコいいです。
マックス・ローチのソロに続く、
短く切れの良いフレーズジングは、
まさに、ブラウンワールドです。

2曲目の"言い出しかねて(I can't get started)"でも
ゆったりとしたバラードながら
ブラウンは実に気持ちよく
ラッパを鳴らしています。

3曲目はバッパーの面目躍如の
激しいソロが展開します。
マックス・ローチのせっつくような
ドラムも華を添えます。

4曲はピアノのリッチーの兄、
バドの名曲"パリの歩道(Parisian thoroughfare)"。
ブラウンは曲の持ち味を
バド・パウエルテイスト引き出しています。
やはりバドの曲は良いですね。

アルバムにはこの1~4のほか
もうセットが入っています。

ライナーノーツによるとローチ=ブラウンの初期メンバーとの事。
選曲のためかこちらはやや甘いテイストに感じます。
こちらも結構良いです。
特におすすめは、"Sunset Eyes"。
このコンボでテナーサックスを吹いている
テディ・エドワーズの曲です。
ブルージーなテイストがカッコいいです。
サビのフレージングは、
チャーリー・パーカーの曲を
彷彿させます。

ラストの"Clifford's Axe"も好きです。
ミドルテンポながら少し影のあるメロディが
トランペットの音色にあっています。

このアルバムを名盤たらしめているのは、
演奏は勿論ですが、
選曲が良いのです。
何度聞いても飽きないのは、
演奏と選曲の黄金のバランスの故という気がしてなりません。
時間があっという間に過ぎる事
請け合いです。

イン・コンサート~コンプリート・ヴァージョン/クリフォード・ブラウン&マックス・ローチ
¥1,800
Amazon.co.jp


コルトレーンの初リーダーアルバム"Coltrane"を聴く。
録音は1957年。

朴訥なテイストの中に
ジャズを演奏している喜びが感じられる一枚で、
特に好きなアルバムの一枚です。

この年コルトレーンはヘロイン中毒から脱し、
気持ちも新たに音楽に取り組みます。
モンクの支えもあったことでしょう。
心から音楽を楽しんでいる気がします。

そんなせいかこの年の録音したアルバムを特に好んで聞いています。
やっぱり音楽は楽しくないと。
彼は努力家で探究心の強いアーティストなので、
期せずして聴衆を置き去りする傾向があります。
このアルバムは「僕の音楽を聴いてください」という
気持ちがひしひしと伝わってくるんです。

オリジナル・クリエイティビティと聴き手を
どのように折り合うか。
ジャズのように個性を競う音楽では結構難しいところです。

個人的には"ストレート・ストリート"が大好きです。
ジョニー・スプローン(tp)とのユニゾンのイントロが
とてもかっこいいです。
ブルージーでリズミカルな演奏は、
後の名盤"Bluetrane"を彷彿させます。

コルトレーン/ジョン・コルトレーン
¥1,100
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息子がお年玉で貯めたお金で
iPod Classic 160GBを買いました。
今時、Classicを買うあたり、
私の血を感じます。

彼はパソコンを持っていないので、
仕方なく曲は私が入れてあげることになります。

AKB48は断固として拒否し、
勝手におススメの曲をダウンロードして
このブログのように紹介することもあります。

息子も結構楽しんでいるようで
「おっ この曲いいねぇ」なんて言ってくれます。
ビリー・ジョエルは特にお気に入りです。
アルバム"ストリートライフ・セレナーデ"や"ピアノマン"も
ヘビーローテションのようです。

名曲は色あせませんねぇ。